
- ジョブ管理
【JP1/AJS3】早期解決への近道! ジョブ障害発生時に、調査の初動を変える資料採取と情報整理
JP1/AJS3の障害発生時に、早期解決に向けて最初に整理すべきこと、採取すべきログをご紹介します。
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JP1/AJS3の運用続けて業務が増えると、ジョブネットの関連線も複雑になりがちですよね?
突然の業務変更の時にも、対象のジョブを探すのに苦労した人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなジョブネットの関連線を強調表示し、ジョブとジョブのつながりをパッとわかりやすくする方法をご紹介します。
JP1/AJS3では、運用要件によっては関連線が複雑に張り巡らされたジョブネットが作成されることがあります。
例えばネストジョブネットのスケジュールをひとつ変更するだけで、実は後続のジョブに大きな影響をもたらす可能性があります。ですが関連線が多いとジョブとジョブの前後の関係がわかりずらく、変更の影響の確認が、JP1/AJS3-Viewの画面から見るだけでは難しいのが現実です。
【ジョブネットモニタ画面】 |
そこでJP1/AJS3では、特定のユニットの前後関係をはっきりさせる、関連線の強調表示機能があります。
【設定方法】 対象ジョブを右クリック→[強調表示] |
このようにジョブ同士の前後関係を強調表示させることで、関連線の多いジョブネットでも、ジョブの流れがひと目でわかるようになります。
対象ジョブを右クリック→[強調表示]
「ジョブネットが複雑すぎて業務がわかりにくくなってしまった・・・」という方でも、この「関連線表示機能」を使えば、複雑に張り巡らされたジョブネットでも前後関係をひと目で把握することが出来ます。
スケジュール定義などの前後のジョブ実行に大きな影響を及ぼす変更を行う際には、この強調表示を行い、前後関係を正しく把握した上で作業するようにしましょう。
・JP1/Automatic Job Management System3 :JP1/AJS3 Version 8.1 以降
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2012年、株式会社アシスト入社。セキュリティ製品を担当後、2013年より
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サポートの経験を活かしたブログを目指します。
趣味は、夢と魔法の国(と、冒険とイマジネーションの海)に行くこと。
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