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顧客ニーズや市場変化へ迅速に対応する「超高速開発ソリューション」

顧客ニーズや市場変化へ迅速に対応する「超高速開発ソリューション」

企業と顧客ニーズの多様化

1996年から始まった金融ビッグバンにより、生命保険と損害保険の相互乗り入れが解禁となり、銀行など金融機関での窓口販売など自由化が進みました。昨今は、対面販売を行わないインターネット専業保険会社の登場により、国内では40社を超える会社がしのぎを削っています。複数の生命保険会社の商品を取り扱う来店型ショップも、ここ数年で急激に売り上げを伸ばすなど、販売チャネルの多様化が進んでいます。

一方、消費者のニーズも大きく変化しています。家族の大黒柱が死亡した際に、残された家族の生活を保障する死亡保障重視から、がんや脳卒中など先進医療に対する特定医療保障タイプの契約数が定期付終身保険を上回るなど、消費者のニーズも変わってきています。その他にも、病気やケガなどで一定期間働けなくなった場合の収入を保障する保険や、重い障害が残り介護が必要になった場合に備える保険など、新たな分野の保険も伸びています。


金融業界に「俊敏性」が求められる背景

企業や顧客ニーズに沿ったサービスを提供するためには、市場変化に追随する「俊敏性」が必要です。システムの俊敏性は、新商品やサービスの市場投入、顧客獲得のスピードや処理時間に多大な影響を与えます。つまり、顧客へのスピーディーな商品提案、請求に対する支払いなど、競争優位性に影響を与えます。

ところが、保険会社のビジネスは、膨大なタスクとそれを形成する判断、数百のビジネスプロセスが連鎖しており、俊敏性を阻む要素が多いのが実状です。特に、中核を担う新契約、保全、支払いプロセスの大部分は既にITシステム化されているものの、俊敏性の欠如が顕著と言えます。


俊敏性を阻害する要因

保険会社の中核システムは、柔軟な対応が難しく環境変化に弱い、という特性があります。これは、中核業務システムが保守と改修を繰り返しながら長期間運用され続け、内部はつぎはぎで重厚長大化しているためです。保守作業(機能追加や機能変更)の属人化と硬直化が進み、わずか1行の追加・変更を実施するために1ヵ月の期間を要するケースも少なくありません。結果、俊敏性が求められる昨今の環境下における阻害要因となります。

ITシステムの保守は、企業方針、ビジネス上の制約、分析に基づく顧客への細かな対応など、企業競争力の源泉である「ビジネスルール」に対する修正が大多数を占め、ビジネス・プロセスにまつわる修正はほとんど存在しません。これは社会情勢、環境変化に応じて変わり続ける必要のあるビジネスルールを包含していることに起因します。

下図は、契約審査におけるプロセスとビジネスルールを表しています。


契約審査におけるプロセスとビジネスルール


俊敏性を実現する「BRMS」を活用した超高速開発ソリューション

企業競争力を高めるためには、現在起きている事象と今後の環境変化がどのような形で自社のビジネスに影響するか読み取り、追従することが求められます。このような状況下で、システム開発者とビジネス部門ユーザにとって双方にメリットのあるソリューションが、ビジネスルール管理システム(BRMS)です。BRMSとは、組織や企業の「ビジネスルール(業務制約や要件、変更要素)」と、プロセスを実現するアプリケーションを分離して管理することで、開発生産性と保守効率の大幅な向上を実現する仕組みです。

下図は、アプリケーションとビジネスルールの関係、およびBRMSによるビジネスルールの集約管理のイメージを示しています。BRMSなら、環境変化に伴うシステム保守を従来比80%以上短縮化することができて、運用に強いシステムを実現することで、企業の業務のあり方を改革します。

  • 弊社取り扱い製品「Progress Corticon」の場合


ビジネスルールの集約管理のイメージ

ビジネスルールの集約管理のイメージ



Progress Corticonなら、
以下3つの特長によって「俊敏性」を強力に支援します。

BRMSツール「Progress Corticon」の3つの特長

特長1:誰にでも分かりやすい直感的な操作性


知識を業務語彙で表現するため、誰が見てもすぐに理解できる
フローとExcelライクな表で、ビジネスルールを表現できる


特長1:誰にでも分かりやすい直感的な操作性

図:Progress Corticon ビジネスルール定義例

特長2:様々な視点でルールを自動評価する「論理チェック」


ルールの欠損を自動検知し、抜け漏れのない完全なルールが作成できる
ルールの論理矛盾を自動検知し、曖昧性を排除したルールが作成できる
要素間の関連性を自動検知し、正しい実行順序でアクションを実行できる


特長2:様々な視点でルールを自動評価する「論理チェック」

図:Progress Corticon エラー検知例

特長3:モデルの妥当性確認を即実行できる「テスト」


画面やデータベースがなくても、モデルの迅速なテストが可能
ルールシートの単体テストや、複数のルールシートを包括したフローの統合テストが可能
想定される出力と実際のテスト結果との差分が出力できる



特長3:モデルの妥当性確認を即実行できる「テスト」

図:Progress Corticon ルールテスト例



このように、生命保険の引受業務を最大限に効率化する「BRMS」には、以下の導入効果があります。


新商品の開発とシステム保守サイクルの圧倒的な迅速化
DXを活用した業務自動化の推進
レガシーシステムの運用コスト削減








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