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今回も、引き続き「自分×1.5」の社員力強化の促進に向けて、おすすめのビジネス書&技術書リレーの第二弾をお送りします!
第一弾はこちら:https://www.ashisuto.co.jp/pr_blog/article/1211672_5736.html
今回の一人目は、運用系の技術を担当して10年の高宮さんです。よろしくお願いします!
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from 東日本技術本部システム基盤技術統括部 高宮 良和さん
実は、プレゼンに苦手意識があり、西脇資哲さんの「エバンジェリスト養成講座」を自費で受講したことがあります。『プレゼンドリル 伝えかた・話しかた』はその時に購入しました。帯には「
マイクロソフト西脇資哲氏による、子ども向けプレゼンテーションワークブック
」とありますが、大人が読んでもとっても参考になります。
実際にセミナーに参加したことも関係しているかもしれませんが、読んでみて「確かに!」と納得させられる点が非常に多いです。同じように「プレゼン術」を語った書籍は多いのですが、より腹落ちしやすくまとまっていると感じています。
この本は「プレゼン慣れしていない人」、「プレゼンに苦手意識を持っている人」はもちろん、「プレゼンしない人」にもおススメです。この書籍に書かれているようなプレゼンで大事にすべきことを意識していると、プライベートでの会話でも考えていることをしっかり伝えることができるようになったり、悩み相談にも状況や考えをロジカルに整理して質の高いアドバイスができるようになるのではという可能性も感じています。
知識を身に着け実践し、自信をつけていくことで、苦手を少しずつでも克服する一助になればと思います。時間を作って一読する価値があります!
お次は、常に物腰柔らかな東日本営業の佐藤栄樹さん、よろしくお願いします。トラブル対応もピンチをチャンスに変えてしまう栄樹さんがどんな本を読んで学んでいるのか、気になります!
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from 東日本第二営業本部 市場開拓営業部 佐藤 栄樹さん
数年前にベストセラーになった本なので、今更という方が多いと思いますが、「周囲の目を気にし過ぎて疲れる」という人であれば、1度読んでみても良いのではと思い、おススメします。
私は若い頃、とにかく人の顔色を窺いながら仕事をすることが多く、自分自身の芯を持たず、周りに流されるままに仕事をしていました。その結果、大事なところで決断や覚悟を決めることが出来ず、色々なところで仕事にも支障をきたしていました。
社内外に関わらず、全ての人に良い顔・良い評価をされたいという気持ちが何よりも優先しており、他者からの評価に自分の価値を見出していたことが原因でした。
この本では、『「他者からの評価は自分が決められるものではない」と課題を整理し、自身がやれることをやっていくことが重要(至極当然のことではありますが)』と説いています。
当時、この本を読みながら、元サッカー選手の本田圭祐さんがいつかの日本代表インタビューで、「本田さんのプレーをみんなが称賛していますが、本田さんはその点についてどのように思われますか?」と質問したのに対し、「評価していただけるのは有難いですが、自分のスキルが上がる訳ではないので、日々やるべきことをやっていくだけです。」と淡々と答えていたのを思い出しました。
私は、この本を手に取る前に、自身の経験を経て、セルフコントロールが出来るようになっていきましたが、もし若い方で、「人の目を気にし過ぎて疲れる方」がいらっしゃれば、一度この本を手にしてみても良いのではと思います。
気持ちがふと軽くなるかも知れません。
お次は、私が尊敬する先輩の1人であるビジネスパートナー営業本部の朱雀さんにバトンを繋ぎたいと思います。
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from ビジネスパートナー営業本部営業統括部 朱雀 和人さん
ある外部研修で、講師の方から「マネージャーとリーダーの違いが何かわかりますか?」と投げかけられたことがありました。さて何でしょう?答えは文末で。
少しでも皆の役に立つリーダーになれたらと思って、経営者の方でも古典文学を読む方は多いし、歴史は割と好きだったので手にとったのがこの本でした。本の内容としては、昔の言葉やそのエピソードを引き合いに現代になぞらえた教訓を紹介しているのですが、その中で2つほど自分の琴線に引っかかった話をご紹介したいと思います。
1つ目は菜根譚というこれまで聞いたこともない古典からの言葉の要約です。「議論する時には、局外者の立場に身を置いて十分に利害得失を検討しなければならない。実行する時には、当事者として個人の利害得失を度外視してかからなければならない。」
局外者の立場に身を置くという意味がわかりにくいと思いますが、色々な人の意見に耳を傾ける必要があるということのようです。つまり、計画する時は色々な人の立場で損得を考え、実行する時は特定の個人の損得で考えてはならない、ということですね。自分は営業という職種上、成果もあげなければならない立場ではありますが、このような視点を忘れてはならないと常日頃から戒めています。
2つ目は比較的馴染みのある三国志の魏書からの言葉なのですが、言葉そのものよりこの言葉にまつわるエピソードに心惹かれました。魏の国の曹操という人が、本人自身も「運に恵まれた」と認めるような一か八かの戦をしかけた際に、数々の部下から反対されました。戦後、この反対した部下達を呼んで言ったのが「この度の遠征は、わざわざ危険をおかして幸運を期待したようなものだ。たまたま勝てたのは天の加護によるもの。従って、いつもこのような策を使うわけにはいかない。」という言葉だったのですが、更に自分を諌めた部下に恩賞まで与えたというのです。
この話は幸運を期待しなければならないような杜撰な計画を用いるべきではない、という教訓なのですが、それ以上に自分を諌めてくれた部下を褒め称えるという姿勢に心打たれました。
それぞれの話にもっと詳細なうんちくはありますが、それは興味をもった方に読んでいただくとして、いずれにも共通しているのは独善にならず、人の話を聞くことの大切さだと感じました。
さて、最後に冒頭の答えを。「マネージャーは任命されてなるもの、リーダーは自らなるもの」でした。この違いってすごく大きいと思いませんか?
読書リレーの第二弾、いかがだったでしょうか。皆さん、何かしらの苦手意識やこうなれたらという思いがきっかけで本を手に取られているんですね。
プレゼンへの苦手意識、人の顔色を伺いすぎてしまう、良いマネージャーになるためには……同じような思いをもつ人がいるのではないでしょうか。そんな時は、ぜひ今回の推薦図書を参考にされてみてください!何かしらの突破の糸口が見出せるかもしれません。
次回、第三弾の読書リレーもお楽しみに♪
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