アシストフォーラム2023 開催報告
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御礼
「アシストフォーラム2023」は、7月3日から7月14日まで12日間の会期で開催され、総勢3,144名ものお客様にお申し込みをいただきました。当イベントが皆様にとりまして、少しでもお役に立てる内容となれば幸いです。
今年もアシストフォーラムを開催できましたのは、多数のご発表者様やご後援企業様による多大なるご支援のおかげです。この場を借りて深く御礼申し上げます。
目まぐるしい変化の中、どのように環境が変化しようとも、アシストは変わらずお客様と伴走していける会社であることを目指して参ります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社アシスト 代表取締役社長 大塚 辰男
特別セッション
営業マン時代に「人と組織」を強くするノウハウを培い、今は青山学院大学陸上競技部を牽引する原晋氏、サッカー日本代表監督を二度務め、ワールドカップへ導いた後、オーナーとして「FC今治」を経営する岡田武史氏、そして、アシスト社長である大塚辰男の3人により、特別セッションが行われました。
原晋監督の著書『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』から、以下3つのテーマについてお話しいただきました。
● 常識を破らなければ「強い組織にならない」
● 自立した個で自律した組織を作る
● 伸びる人財を見極める
青山学院大学 地球社会共生学部 教授 陸上競技部長距離ブロック 監督 原晋氏
株式会社今治.夢スポーツ 代表取締役会長 (サッカー日本代表元監督)岡田武史氏
株式会社アシスト 代表取締役社長 大塚辰男
講演概要
特設ページ「アシストフォーラム2023 特別セッション講演録 」をご覧ください。
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視聴者の感想
- 組織で結果を出すためには個々の人材の特徴を捉えて組み合わせで最適解を出すことが重要なのだといった監督お二方のお話や、将来的な企業価値の維持・向上のためには短期的な部門の不満は優先順位を低くするのだという大塚社長のお話が印象に残った。
- 今の指導方法として、原則を教えてから自律へと導くことが試行されている。昔は無理、いわゆる非常識と思われていたことが今の常識となっている。であれば、次の非常識を考えている、ということが大変勉強になり、感銘を受けた。
- 適材適所という言葉はあるが、それを明確に実行できている企業がどのぐらいあるのか?収益や様々なしがらみや障壁がありドラスティックに変化できないのが現状です。大塚社長がおっしゃっていたように、それは1年後のことしか考えていない行動であり、自分たちが引退した後のことも考えた行動を、今実行することがとても重要だと気づかされた。
事例セッション
今年は19社のお客様より活用事例をご発表いただきました。
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
エステー株式会社
大阪いずみ市民生活協同組合
株式会社オプテージ
G&Uシステムサービス株式会社
株式会社JA大分総合情報センター
四国電力株式会社/株式会社STNet
新日本製薬株式会社
相鉄ローゼン株式会社
大日本印刷株式会社
株式会社中部プラントサービス
ティーライフ株式会社
株式会社デンソー
株式会社東急コミュニティー
株式会社トーカン
日本郵船株式会社
株式会社フィンズ
プライムアースEVエナジー株式会社
マネックス証券株式会社
発表内容は、以下3つのカテゴリーに分類されました。それぞれのカテゴリーの事例を視聴された皆様の感想をご紹介します。
テーマ | セッション数 |
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データベース基盤/クラウド基盤 | 5 |
DX/データ活用 | 10 |
システム運用管理/セキュリティ対策 | 4 |
視聴者の感想
データベース基盤/クラウド基盤
- ユーザーにとって重要なシステムを運用するために求められる高い可用性を実現するためには、とても高度な技術と地道な細かい努力が必要であることを改めて感じました。さらなるコスト削減と安定したサービス提供を目標に掲げられた次期システムがどんなものになるか楽しみにしています。
- クラウド製品の場合、定期的に自動アップデートがあると思うが、どのようにして自社のシステムを追従させているのか(検証計画、変更に起因したトラブル事例等あれば知りたい)。
- WebFOCUSとAmazon Redshiftが連携できることは知りませんでしたので興味深く拝聴しました。
- 移行に係る要素を詳細に分類したうえで、業務影響を最小限に留める計画を立案して実行する。王道的なアプローチで堅実に実施されたなと思いました。その背景にはアシストさんの手厚いサポートが窺えます。手本にしたいと思いました。
DX/データ活用
- まずはビジネス部門からスモールスタートさせたところが参考になりました。製造部門においてはご指摘の通りセンシングデータをはじめとする大量データをよりリアルタイムで可視化、分析する必要があるため、このあたりのブレークスルー方針についても伺ってみたいと感じました。
- 動画活用で社内のコミュニケーションを活発化させ、業務改善にも繋げており、興味深い内容でした。自社の価値づくりは、顧客へ提供する商品やサービスの価値にも通ずると思いますので、良い取り組みをなさっていると思いました。
- テンプレートは同じでも、情報発信ユーザが多数いると、情報の細かいトンマナや不当表示などの規定ルールに反するような情報を発信されてしまうリスクがあると思うのですが、サイト内パトロールなどはされているのかが気になりました。
- 独自の見解でも、向き不向きまでの判定を発表いただけることは検討している企業にとっては有効な情報だと思います。このような発表が多いと次回の視聴意欲も沸くと感じました。またこのような判定結果についてアシストからもフォローがあるといいですね。
- DataSpiderを活用した内製化による業務システム連携について、導入の流れが生の声として聴け参考になった。特に、処理フローの作り方やデータ標準について、ゼロから自社で考えなくともテンプレートを用いることで、スムーズに定着させることができると感じた。
- PDCAがよくできている、その仕掛けも本質を捉えていたのだと思います。社内政治的なものがあるので、コミュニケーションは「どこの環境においても複雑で面倒なもの」ですが、仕組みだけでは上手くいかなかったのではないでしょうか。この資料の背景にある従業員の不満を抑える工夫もあったら知りたいと思います。
システム運用管理/セキュリティ対策
- JP1とZabbixの組み合わせでこういったことが出来ることを初めて知った。
- 「テストの資産化」というキーワードが参考になりました。リグレッションテストでは、基本的にシステム改修等の開発行為を伴わないケースが多いため、会社の経理上、経費扱いとして整理されると思います。会社経理上の考えとしては、経費扱いでも構いませんが、ITシステム開発の現場としては、テスト内容は資産である、という考えをまずは浸透させていくことが重要と気づきました。
- 大規模ユーザー数の水準を知りたい。千ユーザーは大規模?表示不具合の発生頻度について同様製品との比較を具体的に知りたい。ホワイトリストに設定する基準、承認フローなど知りたいと思いました。貴重な情報をありがとうございました。
- わずか2名で約6000件のテストケースを試した上にテスト漏れが発生しなかったのは素晴らしい成果だと思います。テストケースを自動化するのに向き不向きなパターンがあるのだろうと思いました。
2024年も「アシストフォーラム」の開催が決まっております。ぜひ来年も、多くのお客様から先進事例をご発表いただけることを楽しみにしています。
アンケート結果
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後援企業(50音順)
アシストフォーラム2023には、28社のIT企業様にご後援いただきました。アシストは後援メーカー様との緊密なパートナーシップのもと、これからもお客様を強力にご支援して参ります。
株式会社アイオン、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社、株式会社インサイトテクノロジー、インフォサイエンス株式会社、エクスジェン・ネットワークス株式会社、NTTテクノクロス株式会社、Ericom Software Ltd.、エンタープライズDB株式会社、キヤノンITソリューションズ株式会社、Glean Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社、Zabbix JAPAN LLC、ジーティーワン株式会社、株式会社ジェニファーソフト、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社、株式会社セゾン情報システムズ、DataRobot, Inc.、テックタッチ株式会社、テナブルネットワークセキュリティジャパン株式会社、日本オラクル株式会社、Panopto, Inc.、株式会社 日立製作所、株式会社 日立ソリューションズ、富士通株式会社、プリサイスリー・ソフトウェア株式会社、Progress Software Corporation、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社、Megaport Japan株式会社