アシストフォーラム2025 開催報告
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御礼
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「アシストフォーラム2025」は、7月7日から7月31日まで25日間の会期で開催され、総勢3,400名ものお客様にお申し込みをいただきました。当イベントが皆様にとりまして、少しでもお役に立てる内容となれば幸いです。
今年もアシストフォーラムを開催できましたのは、多数のご発表者様やご後援企業様による多大なるご支援のおかげです。この場を借りて深く御礼申し上げます。目まぐるしい変化の中、どのように環境が変化しようとも、アシストは変わらずお客様と伴走していける会社であることを目指して参ります。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社アシスト 代表取締役社長 大塚 辰男
特別セッション
常勝軍団ソフトバンクホークスを5度の日本一に導いた名将、工藤公康氏を迎え、巧みなリーダーシップの極意について伺いました。工藤氏の著書『プロ野球の監督は中間管理職である』を基に、ビジネスの場にも通じる組織マネジメント力、「勝たせ続ける」ことの意味、野球やビジネスにおけるデータ分析の課題などをテーマにアシスト社長の大塚辰男と対談しました。
● 監督の仕事とは、チームを「勝たせ続ける」こと
● プロ野球の監督は「中間管理職」である
● 「決める」ではなく「準備する」のが監督の仕事
● 勝ちから慢心が生まれる
● 「循環型」の組織をつくる
● 考える選手を育てる
● 「常勝」で生まれるデメリット
● データを分析するだけで試合に勝てるだろうか
● 最後に
福岡ソフトバンクホークス元監督 工藤公康氏
株式会社アシスト 代表取締役社長 大塚辰男
講演概要
特設ページ「アシストフォーラム2025 特別セッション講演録 」をご覧ください。
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視聴者の感想
- 「君が必要だよ」と言い続けることが大切との言葉が印象に残りました。多能工、多くのことが出来る人が重宝されがちですが、組織運営側としては、1つのことにかけては誰にも負けない、任せておける人の存在価値を認めてほめる、伸ばすことで組織力向上につながり得ると改めて感じました。
- 企業では各個人の能力を客観的に測ることが難しく、一定の基準で測定したパフォーマンスや潜在能力を可視化してフォローができると人材育成がしやすいと感じました。また、その内容を評価に繋げることもできるので客観的データで評価するのも良いと思いました。関係が無さそうなデータも含め、AIなども利用して分析し、人材育成に繋げることは今後の企業の課題だと思います。
- 現在のプロ野球においてもデータの利活用が必須であることを、実際に実行していた方からお聞きしたことで、より重要性を認識しました。また、プロ野球においても、役割・責任の分散が進んでおり、メジャーリーグと同様、GMが球団の指南をしているとのこと。企業でもデータの利活用や役割・責任の分散が進んでいますが、やはりそれを活用・実現する人が少ないことが課題です。
事例セッション
今年は、23の活用事例をご発表いただきました。
株式会社 赤ちゃん本舗
アクアクララ株式会社
アルティウスリンク株式会社
株式会社エターナルホスピタリティグループ
株式会社 荏原製作所
株式会社オープンアップITエンジニア
関西電力株式会社
九州電力株式会社
公立阿伎留医療センター
株式会社JR東日本情報システム
住友重機械工業株式会社
株式会社セガ
大同火災海上保険株式会社
株式会社中電シーティーアイ
株式会社テプコシステムズ
ナガセ情報開発株式会社
日新火災海上保険株式会社
阪急阪神不動産株式会社
株式会社 肥後銀行
北電情報システムサービス株式会社
三菱電機エンジニアリング株式会社
株式会社村田製作所
メディケア生命保険株式会社
発表内容は、以下4つのカテゴリーに分類されました。それぞれのカテゴリーの事例を視聴された皆様の感想をご紹介します。
テーマ | セッション数 |
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システム運用/セキュリティ | 9 |
DX/データ活用 | 6 |
データベース基盤/クラウド基盤 | 5 |
生成AI/ナレッジ活用 | 3 |
視聴者の感想
システム運用/セキュリティ
- 製品の効果や機能をご紹介いただいただけでなく、組織の体制や対応方針基準についてどのような意図があるのか解説されていて、理解しやすく大変勉強になりました。
- 運用自動化による負荷軽減などは私の支援先でも取り組んでおり、一定の効果が得られました。一方アラート通知の抑制やインシデントチケットの起票は現場でも課題と認識していたため、検討のヒントをいただけました。
- 良いお話をありがとうございます。当たり前のことを当たり前に取り組めることの大事さを実感しました。PJマネージャ、リーダが優秀なのが伺えました。
DX/データ活用
- 大変興味深く拝見しました。プロジェクトを進めていくにあたってその道筋と考え方を丁寧に整理されていたこと、指摘を受けてBIツール導入の目的について練り直したこと、いずれもとても重要かつ似たような立場にある企業にとって同じ道を通る可能性の高いポイントで、わが身に捉え直す際に非常に役立つ内容だったと考えます。
- システムの製品内容に特化したものではなく、業務の進め方を詳しく、分かりやすく説明した内容でとても参考になった。周りの意識を変えるには、小さな事例を作った点に共感した。
- 規模の大きな組織でBIツールのマイグレーションをしていく際のステップを知ることができ、有意義だった。お話の中のレポート数などで想像はついたが、ツールのアクティブユーザー数や、移行を主導したチームの体制なども知れるとさらに学びを得られたように思う。
データベース基盤/クラウド基盤
- 単純な脱メインフレームだけではなくクラウド化まで実行された点に驚いた。役員のリーダーシップという評価点があったが、まさにこういった点はトップが指針を示すことが重要に思う。
- 日本のコミュニティが開発した性能管理ツールについて、利用環境の整備やコンサルティングサービスを提供することで、開発者誰でもが活用できる仕組みを整備された点が興味深かったです。安定稼働している間は使わない、いざ使うとなったら使える人がいない、陳腐化するという流れになりがちなので、参考にしたいと思います。
- データベースの性能改善にむけた積極的な取り組みは参考になりました。
生成AI/ナレッジ活用
- 社内情報検索はどの会社も時間がかかっておられることと思うが、そのことだけにツールをつかっても十分元が取れるということがわかり、勇気を持つことができた。
- 人材派遣から人材成長支援への変化の説明は大変響きました。各個人が主体性を持ち取り組めば大きな成果(企業の成長)につながり実践されている点、大変参考になりました。
- 費用対効果の算出に具体的かつ明確なロジックがあって、大変参考になりました。
2026年も「アシストフォーラム」の開催が決まっております。ぜひ来年も、多くのお客様から先進事例をご発表いただけることを楽しみにしています。
アンケート結果
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後援企業(50音順)
アシストフォーラム2025には、27社のIT企業様にご後援いただきました。アシストは後援メーカー様との緊密なパートナーシップのもと、これからもお客様を強力にご支援して参ります。
株式会社アイオン、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社、株式会社インサイトテクノロジー、インフォサイエンス株式会社、エクスジェン・ネットワークス株式会社、NTTテクノクロス株式会社、Ericsson、エンタープライズDB株式会社、OpenTextグループ、Glean Technologies, Inc.、ク リ ッ ク テ ッ ク・ジ ャ パ ン 株 式 会 社 、Zabbix JAPAN LLC、株 式 会 社 CXJ/シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社、ジーティーワン株 式 会 社、株式会社ジェニファーソフト、Snowflake Inc.、株式会社セゾンテクノロジー、DataRobot Japan株式会社、テックタッチ株式会社、テナブルネットワークセキュリティジャパン株式会社、Delphix Software合同会社、日本オラクル株式会社、Panopto, Inc. 、株式会社 日立製作所、株式会社 日立ソリューションズ、プリサイスリー・ソフトウェア株式会社、Progress Software Corporation