TOP>セミナー/イベント>開催報告>JP1ユーザー会2022開催報告 初のオンライン情報交換会他

JP1ユーザー会2022開催報告 初のオンライン情報交換会他

2022年、アシストではITサービスマネジメント分野のプロダクトをお使いいただくお客様同士のコミュニティとして「ENISHI(えにし)ユーザー会」を立ち上げることになりました。

5月26日、ENISHIユーザー会の第一弾として、「JP1ユーザー会」「DevOpsユーザー会」が同日開催されました。今回は、JP1技術者ブログ 執筆担当より、「JP1ユーザー会」の模様をご紹介いたします!

ユーザー会のアジェンダ


2022年第1回のJP1ユーザー会は、以下の内容でお送りしました。

 <アシストセッション>
  ◆トラブル事例をもとにしたJP1安定稼働のノウハウ
  ◆サイロ化する運用現場を変革する運用業務ポータル「Ops I(オプスアイ)」とは。

 <お客様交流会>
  ◆テーマ別情報交換会


Session1:トラブル事例をもとにしたJP1安定稼働のノウハウ


JP1ユーザー会では最初に「トラブル事例をもとにしたJP1安定稼働のノウハウ」と題して、アシストの技術担当がお客様先で遭遇したトラブルやサポートによくお問い合わせ頂くトラブル事例と対処方法をご紹介しました。


実際に発生した具体的なトラブルの紹介だったため、お客様から自社で発生する可能性があるのかどうかについてのご質問が出る等、実運用に活用いただけるセッションでした。

<ご紹介したトラブル一覧>

(クリックで拡大します)


Session2:サイロ化する運用現場を変革する運用業務ポータル
     「Ops I(オプスアイ)」とは。


次に、今後リリース予定のSaaS型運用統合プラットフォーム「JP1 Cloud Service/Operations Integration(Ops I)」について、今回特別に開発中の画面をお見せしつつ製品のコンセプトや適用システムについてご紹介しました。


自社に適用した場合に運用がどのように変わるのか、お客様の興味も高かったように感じました。活用シーン(ユースケース)では証跡保管の自動化という、書類などで管理しているだけは、作業遅延や漏れが発生していた業務の自動化について紹介があり、運用スケジュールの確認からワークフローを経て実行、証跡の確認までのオペレーションが具体的にイメージすることができました。


Session3:情報交換会


最後に、お客様同士の情報交換、交流を目的とした情報交換会を実施しました。
意見交換会は、お客様とアシストおよび、日立製作所の方にも参加していただき、各部屋で活発な意見交換が行われました。


テーマ

 ・ システム障害をいかに防ぐか、予兆検知を実現するには?
 ・ アラート対応や作業依頼など、インシデントを効率的に対応するには?
 ・ みんなで話そうJP1の改善要望


● ルーム1

(クリックで拡大します)

JP1/IM2で実装された「統合オペレーションビューアー」を使用することで業務の影響範囲の把握ができるようになりました。障害/予兆の業務インパクトを「統合オペレーションビューアー」で可視化、迅速な復旧や未然予防に繋げることもできます。また、自動化は前のセッションで紹介のあった「Ops I」の分野でもあるため、今後のリリースでお客様の運用業務の負荷軽減が進むことを期待したいと思います。

<JP1/IM2統合オペレーションビューアー>



● ルーム2

(クリックで拡大します)

JP1/IM(JP1/IM2)はバージョンが上がるごとに、フィルター機能が充実してきているので、バージョンアップすることでお客様の運用に適した機能がご提案できそうです。また、重大度の変更等の視認性向上、管理者の対応の改善につながる機能もJP1/IM2では多く実装されています。
チャット連携は、JP1/TELstaffからチャットツールに通知する新機能 もお勧めです。

<JP1/IM2統合監視View>




● ルーム3

(クリックで拡大します)

リソースを分散して実行する場合、スケジューラーサービスの追加は効果的ですが、サービス停止が必要なので運用中に気軽には行えません。オンラインで気軽に追加/削除ができるようになると、運用効率があがりそうです!また、バックアップについては、V12.1でJP1/AJS3 組み込みデータベースのオンラインバックアップ機能が実装はされましたが、各種JP1製品をインストールしている場合にすべての製品のオンラインバックアップが簡単に取得できると、複雑なバックアップ運用を考える必要がなくなると思いました。


● ルーム4

(クリックで拡大します)

JP1/IMのフィルタリングやメール通知機能、メッセージ変換機能等、JP1の様々な機能をお客様が使いこなされていると感じました。JP1ではあまり利用されていない便利な機能が数多くありますので、ユーザー会を通じて便利な機能の活用が広まると嬉しく思います。

<IJP1/IM>

<JP1/Navigation Platform(NP)>


参加されたお客様から

  • 他社様の課題や運用ノウハウを聞くことができ、有益であった。
  • JP1製品に関する質問などを他社や日立製作所の担当者と話すことができた。
  • トラブル時の対応/対策等、ノウハウの共有や他社の方のご意見を聞くことができてよかった。

日立製作所様から

JP1ユーザー会2022に参加させていただき誠にありがとうございました。

JP1をご利用いただいているお客様との情報交換会では、厳しくも温かい数多くのご意見をいただき、JP1開発元として非常に参考になりました。

この貴重なご意見をしっかり受け止めて、お客様にとっての「めんどくさい」をなくすJP1をアシスト様と一緒に提供させていただきますので引き続き何卒宜しくお願いいたします。

株式会社 日立製作所


まとめ


今回はアシストの「JP1ユーザー会」潜入レポートをお送りしました。

JP1ユーザー会では、お客様が実際にJP1を使用されているからこそ生まれる、運用に関する課題、製品への期待や提言といった生の声を多数お聞きすることができました。これらのご意見を弊社のサービスおよび製品の機能拡張へと繋げていく活動をオールアシストで取り組んでまいります。


ご案内


JP1ユーザー会はお客様同士の活発な情報交流の場となっています。
ご興味がございましたら、是非弊社のJP1ユーザー会へのご参加をご検討ください。


    (JP1ユーザー会ページへ)




ページの先頭へ戻る