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サポセン!ナレッジセミナー2020 開催報告

2020年9月17~18日の2日間にわたり、アシストと保守契約を結んでいただいているお客様限定で「サポセン!ナレッジセミナー2020」を開催しました。3回目の開催となる今年はコロナ禍の影響もあり初のウェビナー開催となりました。

※この記事は 約5分 で読めます。

サポセン!ナレッジセミナーとは


サポセン!ナレッジセミナーとは、『サポートエンジニアによる、保守ユーザー様の為の、ナレッジ共有セミナー』です。(無料!

サポートセンターでは年間40,000件以上のお問い合わせをいただいており、それらはサポートセンターを支える貴重なナレッジ、いわば宝の山です。その宝の山から「お客様のお役に立つ情報を還元する」というコンセプトのもと、毎年本セミナーが開催されています。

受講すると、どんないいコトがあるの?

  • サポートセンターへの年間40,000件以上のお問い合わせの中から導き出された、お役立ち情報を得られる!
  • つまずきやすいポイントやよくあるエラーの対応方法、障害を発生させないために知っておくと便利なTipsを学べる!
  • 現役サポートエンジニアが講師!お問い合わせ対応中の小ネタやココだけの話など、リアルな現場の声を聴ける!

開催報告


本セミナーは例年オフラインで開催しており、普段お客様とはWebや電話での関わりが多いサポートエンジニアにとって、直接お客様とお話できる貴重な機会であり、毎年開催を楽しみにしていました。

しかし、今年は新型コロナの影響で残念ながらオンラインでの開催となり、直接お客様とお会いすることは叶いませんでしたが、普段は遠方のためご参加が難しかったお客様にもご出席いただけたという点では、非常に良い機会になったのではと思っています。

お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

以下、各セッション概要と担当講師からのコメントを紹介します。

Qlik製品:サポートエンジニアYoutuber直伝!チャート数式作成の3ポイントを解説


▼概要

希望の集計によっては、複数の関数を組み合わせて数式を作成する必要があります。複数の関数を使用すると一気に数式を作成するのが難しく感じられますが、実はおさえるべき3つのポイントに注意すると、各段に作成の難易度が下がります。本セミナーではパレート図の作成を例に、3つのポイント中心に数式を作成する方法をご紹介しました。

▼講演のポイント

サポート担当者が数式の調査時に活用している、以下のポイントについて解説しました。
・数式はテーブルチャート(ストレートテーブル)で確認すること
・言葉の式から徐々に数式にしていく
・数式は内側から順に処理される

▼講師よりひとこと(Qlik製品担当:大山 葵)

Qlik製品では集計のための関数がたくさん用意されていますが、数式作成・確認方法のコツを知らないことで、ご希望のチャートが完成せずお困りのお客様が多いのではないかと心配していました。サポート対応の中ではなかなかコツをお伝えするのが難しいため、セミナーの場を借りてお伝えさせていただきました。セミナーの内容が、お客様の業務に少しでもお役に立ちますと幸いです。

初心者の方向けにロードスクリプトを解説するBI学校という動画コンテンツもご用意しています。AWSCからアクセス可能ですので、ぜひご視聴ください!


WebFOCUS:1,500コンテンツ超え!AWSC活用による問題解決のスピードアップ術


▼概要

今回のセミナーでは、AWSC(Ashisuto Web Support Center)に登録されているコンテンツの種類や内容をお伝えし、ご利用フェーズに合わせた活用方法について具体的な場面とともに解説しました。

▼講演のポイント

ただ資料の内容をご紹介するだけではなく、実際にお問い合わせいただいた内容をベースに説明を行いました。ぜひ活用場面についてイメージをもっていただき、実際の問題発生時にお役立ていただければと思います。

▼講師よりひとこと(WebFOCUS担当 :藤田 彩)

AWSCにはマニュアルだけではなく、サポートセンターのメンバーが作成した資料も登録されており、この情報を知ることで問題解決へのスピードが向上するのではと、ご紹介させていただきました。本セミナーがお客様の課題解決に少しでも貢献できれば幸いです!


JP1:年間5,500件以上のサポート実績から厳選!アイデア満載でおくるジョブの組み方レパートリー


▼概要

今回のセミナーでは、標準的な機能なのにあまり知られていない便利な機能(リリース機能)や、基本的な使い方しか知られておらず、応用すればより便利に活用できる機能(引継ぎ情報設定ジョブ、待ち合わせ条件)等を使用したジョブの組み方例をご紹介しました。お客様自身でジョブを作成する際のヒントになれば嬉しいです。

▼講演のポイント

過去2回のセミナーアンケート結果から、お客様の興味のある分野が、JP1の中でも最もお問い合わせの多いJP1/AJS3だとわかったので、今回のナレッジセミナーではJP1/AJS3に絞った内容でお届けしました。

▼講師よりひとこと(JP1担当:居城 美紀、木村 拓海、岩井 美由紀)

JP1/AJS3はJP1/AJS2の頃から見た目の面でも機能の面でも大きく変化はありません。だからこそ長い間お客様に使い続けていただけている製品だと思っています。ですが、あまり変化していないように見えるJP1/AJS3も実はバージョンアップを繰り返す中で、お客様のご要望をもとに数多くの機能追加が行われています。長く使用しているからこそ、今までの使い方に留まっているお客様も多いと思いますが、今回のセミナーを機会にぜひJP1/AJS3の機能をフル活用いただければと思っています。

また、サポートセンターではこのようなテクニック情報をナレッジとして多く持っていますので、ジョブの組み方でお困りの際にはぜひお問い合わせください!


Oracle Database:サポートエンジニアが解説!パフォーマンス劣化の最初の一歩!


▼概要

今回は「サポートエンジニアが解説!パフォーマンス劣化の最初の一歩!」と題して、以下をお伝えさせていただきました。

・パフォーマンス劣化にはどのような種類があるのか
・パフォーマンス劣化が発生した場合の問題の切り分け方(対応フロー)
・パフォーマンス劣化の主な対処方法
・実際の事例を基にしたケーススタディ
・ご提供いただきたい情報と確認点のご紹介
・サポートセンターあるある話

▼講演のポイント

パフォーマンス劣化にはレスポンスが遅くなる「遅延」、レスポンスが返ってこなくなる「ハング」があります。発生した事象によって確認すべき情報が変わってくる可能性があるため、どのような観点で問題の切り分けを行い、遅延箇所の特定を行うかが重要です。また特定した遅延箇所の妥当性が判断できないため、正常時の情報取得も非常に重要です。

▼講師よりひとこと(Oracle担当:大村 将崇)

問題の切り分け方やご取得いただきたい情報を事前にご存知かどうかだけで、初動スピードが変わってきます。本セミナーがお客様の課題解決に少しでもお役に立てれば幸いです。ご参加いただき、誠にありがとうございました。


お客様の声


ご参加いただいたお客様にアンケートのご協力をお願いさせていただきました。ご回答、ありがとうございました!参考までに、集計結果を一部ご紹介します。

「大変役に立った/役に立った」のご回答が90%という高い数値をいただきました。本セミナーのコンセプトでもある「日々いただくお問い合わせの中から、お客様のお役に立つ情報を還元する」という点にも通じる嬉しい評価となりました。ありがとうございます。

また、嬉しいお言葉もたくさん頂戴しました。

いただいたアンケートコメントをもとに、良い点は継続できるように、そして改善すべき点は改善し、更にお客様のお役に立てるセミナーやコンテンツ提供を目指してサポートセンター一同精進して参ります。


また来年度も引き続き本セミナーを開催する予定です。開催形式も状況に合わせて柔軟に対応していきたいと考えています。今後とも弊社サポートセンターをよろしくお願いいたします!



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