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サポセン!ナレッジセミナー2021 開催報告


今回の記事では、9/15~9/17にかけて行われた、「サポセン!ナレッジセミナー2021」の様子をご紹介します。

保守ユーザ―様限定の無料セミナーとして開催している「サポセン!ナレッジセミナー2021」ですが、毎年大変な好評をいただき今年で4回目の開催となります。昨年に引き続き、今年もコロナ禍のためウェビナーでのお届けとなりましたが、新たにDataSpiderとOracle Database Applianceのセッションも加わり、過去最高人数のお客様に情報をお届けすることができました。

「サポートセンターが日々いただくお問い合わせから得られたナレッジを、お客様に還元する!」というコンセプトでお送りしている本セミナーですが、今年はどんな内容をお届けしたのでしょうか。

Qlik:Qlikナレッジセミナーへ行こう!~今年は障害初動とデータ取り込みTipsの豪華2本立て~

▼概要


今回は2部構成で実施しました。

<前半>
特に発生頻度が高い事例(タスクが失敗する、Qlik Senseにアクセスできない)をベースに、Qlik Sense on Windowsで障害が発生した際の対応フローや初動で確認すべきポイントについてご紹介しました。

<後半>
Qlik Sense、QlikView共通のスクリプトとQlik Web Connectorsの活用に関する内容について、「複数のExcelファイルを一括で取り込みたい」「タスクの実行結果をメールで通知したい」などのテクニックをご紹介しました。

▼講演のポイント


<前半>
障害が発生した際に、何を実施すれば良いか分からず、慌ててしまったことはないでしょうか?
障害が発生した時のことを想定し、対応フローや切り分けポイントを押させておくことが早期解決につながります。
そのポイントについて解説しました。

<後半>
各Tipsで以下のポイントをお伝えしました。

●複数ファイルの一括取り込みについてのポイント
・for each next 構文やドル記号展開を利用してループ処理させる
・ワイルドカードを指定する
 ※シートやフォルダでもループ処理で対応できます。

●Qlik Web Connectorsの活用についてのポイント
・Qlik Web Connectorsで生成したスクリプトを Qlik Senseおよび
 QlikViewのスクリプトに組み込むことで、Webベースのデータを取得できます。
・Qlik Web Connectorsに含まれる、Qlik SMTP Connectorではタスク失敗を
 メールで通知することができます。

▼講師よりひとこと(担当:金丸 光、池原 夏菜子)


<前半担当:金丸>
Qlik Senseの管理を担当されている皆様が、障害発生時にどのように対応すべきかをイメージでき、今後のお役に立ちましたら嬉しいです!

<後半担当:池原>
スクリプトを記述できるようになると、より製品を使いこなせるようになります。初学者の方でも、構造やルールを理解すれば様々な処理を実行することができますので、まずは実際にスクリプトを書いてみてください。
スクリプトの記述やQlik Web Connectorsの利用方法など、わからないことがあれば Qlik hotspot、FAQサイト、ブログなどを参照いただけますと幸いです。

WebFOCUS:障害時に焦らない!障害発生時の初動対応のポイントと対応策について

▼概要


WebFOCUSをご利用いただく中で、メモリの増加やディスク圧迫によってサーバに負荷がかかり、急な障害が発生することがあります。

本セッションでは、障害が発生した際に、運用に支障がないように復旧するための確認のポイントや障害を未然に防止するための方法を、よくお問い合わせいただく内容を踏まえて説明しています。

▼講演のポイント


障害が発生した際にまず何をすればいいのか、どこで事象が発生しているのか、その初動と復旧するための応急処置の方法をお伝えし、根本原因を特定するために、どのような内容をサポートセンターに問い合わせれば良いのかをご紹介しました。

▼講師よりひとこと(担当:児島 清吾)


WebFOCUSの障害によりエラーが発生した際に、それがサポートの時間外だったり、急を要することもありますので、これだけは知っておいてほしいという内容をお伝えしました。
お困りごとがございましたら、サポートセンターをぜひご活用ください!

JP1:JP1使いこなしテクニック教えます!サポートエンジニア厳選 JP1ナレッジ大公開

▼概要


今回のセッションでは、JP1/AJS3とJP1/IMの便利機能や、よくご質問のあるトラブルの対応方法をデモンストレーションを交えて6点ご紹介しました。

例えば、JP1/AJS3では最もお問い合わせが寄せられるのは、JP1からだとスクリプトが動かないという内容です、その二つの要因について解説しました。またJP1/IMでは、トラブルの未然防止にもつながるフィルター機能をご紹介しました。

▼講演のポイント


昨年好評だったため、今年もTips系の内容に絞った模擬的なお問い合わせを例にナレッジをご紹介しました。さらに今年はJP1/AJS3(ジョブ)のお問い合わせだけでなく、JP1/IM(統合監視)のTipsも2点ご紹介しました。

▼講師よりひとこと(担当:居城 美紀)


今後のジョブ開発でのトラブル未然防止や、監視設定のヒントとなる情報をお届けいたしました。ぜひ参考としていただければ幸いです。

DataSpider:デースパお役立ち情報を一挙公開!~課題解決の時短術からトラブルの回避まで~

▼概要


本セッションでは、弊社FAQ参照数ランキングの上位より、DataSpiderの「メモリ」と「バージョンアップ」、「外部アプリケーション起動」に関する製品知識、トラブルを予防するアクションにもつながるログ確認の方法など、DataSpider製品のお役立ち情報をお伝えしました。

▼講演のポイント


本セッションでは、以下六つのポイントを解説しました。

・FAQサイトの活用
・FAQランキング
・ログを確認するときのコツ
・サンプルスクリプトの効率的な探し方
・バージョンアップ計画のススメ
・技術情報配信で最新情報をキャッチアップ

▼講師よりひとこと(担当:佐々木 啓、甲斐 祐子)


本セッションでお伝えした内容は、弊社DataSpiderサポートセンターへのお問い合わせの中から、よくあるご質問を厳選して情報をまとめたものです。豊富なアダプタの使い方などのノウハウもFAQに掲載しておりますので、ぜひこちらもご活用ください。

Oracle Database Appliance:今さら聞けないODAのメリット/デメリット from サポートセンター

▼概要


クラウド化の波の中でもオンプレシステムのニーズはまだまだあると思います。Oracle Database Appliance(以降、ODA)の販売台数はアシストが世界一位を達成しており、あわせて多数のODA環境をサポートさせていただいています。そんなアシストサポートセンターから見たODAのメリット/デメリットについて、以下の項目をお伝えしました。

・ODAの構成
・ODAのツール
・ODAのサポート事情
・部品交換方法

▼講演のポイント


ODAのツールの利用方法や共有ディスクの部品交換の実際の様子を、動画でお伝えしました!


▼講師よりひとこと(担当:井上 咲都香)


管理やサポートなど、運用面でODAがどのように優れているのかをお伝えしました。本セッションの内容が、少しでも今後の基盤システム運用のお役に立てますと幸いです。

Oracle Database:マルチテナントで管理のポイントはどう変わる?~最新21cの常識に備えよう~

▼概要


12cから複数データベースを管理するための手法としてマルチテナントという新しいデータベース構成が登場しました。今回は新しくリリースされている21cに備えて、マルチテナントについて以下をご紹介しました。

・マルチテナントの概要について
・従来型との管理ポイントの違いについて(構造、ビュー、AWRなど)
・マルチテナント環境にて発生した障害対応ケースについて

▼講演のポイント


今回のセッションでは、従来型とマルチテナントでの管理ポイントの違いを、サポートセンターならではのナレッジやケーススタディも踏まえてご紹介しました。


▼講師よりひとこと(担当:高木 麻衣)


Oracle Database 21cからはマルチテナントが標準構成となるため、バージョンアップを計画している場合、次の移行先がマルチテナント構成である可能性が非常に高くなります。

本セッションを通して、少しでもお客様にマルチテナントについて知っていただき、今後の運用のお役に立てますと幸いです。


お客様の声

参加されたお客様のアンケート結果の一部をご紹介します。

いただいたアンケートコメントを励みに、改善すべき点は改善し、更にお客様のお役に立てるようサポートセンター一同精進してまいります。

最後に


「サポセン!ナレッジセミナー2021」、いかがでしたでしょうか。ぜひ皆様の日々の業務にお役立ていただければ幸いです。

「見逃したので再配信してほしい」、「他社員にも見せたい」というお声も多くいただいておりますので、後日弊社ナレッジシステム内(保守ユーザ―様限定)での公開も検討しております。
また今回ご案内したものの他にも、各製品サポート担当が、有益なナレッジをFAQとして、弊社ナレッジシステムにたくさん登録しております!ぜひこちらもご活用ください。

今後ともアシストサポートセンターをよろしくお願いいたします。

関連情報

◎アシストのナレッジ活用について

◎アシストサポートセンターについて

◎サポセン!ナレッジセミナー2019開催報告

◎サポセン!ナレッジセミナー2020開催報告

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