2024年1月よりアシストではHULFT Squareの取り扱いを開始しました!
本ブログではHULFT Squareの概要についてご案内します。
HULFT Squareとは?
HULFT Squareは、クラウドサービスを始めとする様々なデータをつなぐサービスです。
iPaaS(Integration Platform as a Service)と呼ばれるクラウドサービスで、
多様なサービスやシステム間のデータを連携することができる、マネージド型のサービスです。
クラウド連携における課題とHULFT Squareでの解決策
一般的なクラウドサービス連携における課題に対して、HULFT Squareを採用することで、
どのように解決できるか簡単にご説明します。
・クラウド・オンプレミスのハイブリッドシステムへの対応
従来のオンプレミスのシステムやクラウド化されたシステム、サービスなど
ハイブリッドな環境を活用されている企業様ではシステム間をつなぐ連携処理開発/運用が課題となります。
利用サービスが増減しやすい環境の中で、サービス毎に異なるインターフェースを使用して処理開発をするのは
技術力が必要な上、工数がかかります。
また各API の変更にも対応しなくてはならず、課題となるケースが多いです。
HULFT Squareではデータ連携・ファイル転送の技術を搭載し、
ハイブリッド環境のデータを「つなぐ」データ連携開発の基盤となるサービスを提供します。
・個別最適で導入後、サイロ化したクラウドサービスの連携
個別最適でクラウドを導入し、サイロ化が発生した際には、各システムとのデータ連携の検討が必要です。
HULFT SquareではAPIマネジメント機能を提供しており、各システムへのアクセスを一元管理することができます。
HULFT Squareをフロントインターフェースとし、APIの呼び出し元となる外部アプリケーションやユーザーは、
HULFT Squareへ接続することで各システムへの連携処理実行が可能となります。
・データ連携基盤の早期構築と拡張への対応
システムをスピード感をもって導入することはクラウドサービスを利用する大きなメリットです。
このスピード感にデータ連携も追随し、業務の早期立ち上げに貢献する必要があります。
HULFT Squareでは、データ連携を実行するエンジンをお客様の用途に合わせ素早く立ち上げることができるため、
スピード感をもって対応できるプラットフォームを提供可能です。
HULFT Squareの機能
HULFT Squareには主に以下のような機能があります。
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1.HULFT Integrate(データ連携):
各種データソースと連携するための処理をGUIで作成することができます。
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2.HULFT Transfer(ファイル転送):
外部のHULFTと安心・安全にファイル転送を行うことができます。
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3.APIマネジメント機能:
HULFT Integrateで作成したデータ連携処理をAPIとして公開することができます。
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4.ジョブ機能(運用):
HULFT Integrateで作成したデータ連携処理を実行するための機能です。
以上のように、HULFT Squareはシステムのクラウド化が進む状況に適したクラウドデータ連携プラットフォームとなります。
HULFT Squareを活用し、効率的なデータ連携を実現しましょう。
HULFT Squareの概要や価格構成等については下記にまとめておりますので
ご参照ください。
https://www.ashisuto.co.jp/product/category/etl/hulft-square/#tab
また、HULFT Squareについて、ご質問・ご相談をお受けしています。
下記URLよりお気軽にお問い合わせください。追って担当者より回答いたします。
https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/hulft-square.html
執筆者情報:
大藪 日登美(おおやぶ ひとみ)
株式会社アシスト
DX推進技術本部 技術統括2部 DI技術部 5課
2009年新卒でアシストへ入社後、「DataSpider」のサポート担当技術を
経て、現在はEAI/ETL製品「DataSpider」「HULFT」「Precisely Connect」の提案活動とお客様支援に従事。