グリー、RPA利用拡大に伴う運用課題をJP1で解決
～ リスク軽減や生産性向上に大きく貢献 ～
2020年3月12日
株式会社アシスト
株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、URL：https://www.ashisuto.co.jp/、以下：アシスト）が提供する「JP1/Client Process Automation」（開発元：株式会社日立製作所、以下：JP1/CPA）を、グリー株式会社（本社：東京都港区、URL：https://corp.gree.net/
、以下：グリー）が採用し、RPA
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ツールの利用拡大に伴う運用課題を解決しました。
- ※ PRA：Robotic Process Automation
モバイルゲームのメーカーとして知られるだけでなく、メディア事業や広告事業、投資事業など幅広く展開しているグリーでは、会計・経理業務の自動化や、経費精算システム、稟議システムなど様々な社内システム間のデータ連携手段として、早くからRPAツールを活用していました。しかし、利用が広がるにつれて以下の課題が顕在化しました。
- 実行や稼働確認を一つ一つ人手で行うため、実行漏れやエラー検知が遅れるリスクがあった
- シナリオ間連携時のタイムロスや、RPAツール実行完了を待っての手動業務など、作業効率が悪かった
グリーでは、人手を介さずにRPAツールを運用管理する仕組みについて検討を開始し、アシストが提案するJP1/CPAを採用しました。JP1/CPAは、デスクトップ型RPAツールの実行・スケジューリングを行う製品で、RPAメーカーが提供する管理ツールと比較しても、コストを大きく抑制できます。さらに、代表的なRPAメーカー製品との動作・連携も検証済であるため、将来的に別のRPAツールを導入しても同じ仕組みを使い続けられるといった点が、大きな決め手となりました。採用後、以下の効果が得られています。
- シナリオの実行やスケジューリング、エラー検知を自動化し、人手に起因する様々なリスクを解消できた
- シナリオ間のタイムロスが解消され、PC数台で分担していた業務を2台に集約できた
- 夜間にRPAツールの実行を完了させることで、出社後の業務時間帯を有効活用できた
さらに、長らく基幹システムのジョブ管理として利用しているJP1/Automatic Job Management System 3(以下、JP1/AJS3)とJP1/CPAを組み合わせることで、部分的に自動化していた業務の全自動化、一元管理も実現しました。今後は、数分に1回という高頻度のデータ更新や複数シナリオの連携など、RPAの活用の幅を広げ、社内の業務効率化をさらに推進していく予定です。
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システム概要図 |
▼本事例の詳細URL：
https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/information/gree_jp1_2020.html
「JP1/Client Process Automation」について
バックオフィス業務を自動化する製品「JP1/Client Process Automation」は、RPAツールが行う業務を含め、PCで行う様々な定型業務の実行やスケジューリングを制御します。例えば、Windowsへの自動ログオンやシナリオの排他設定、きめ細かなスケジューリングによってRPAツールの運用を効率化します。
URL：
https://www.ashisuto.co.jp/product/category/system-management/jp1/detail/solution/automatic-job-management.html#5
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