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JP1 V12.6リリース

JP1の最新バージョン、JP1 V12.6リリース!

JP1 Version 12.6リリース

2022年1月24日、JP1の最新バージョン「JP1 Version 12.6」がリリースされました。

今回のバージョンアップでは、システムごとにサイロ化した運用オペレーション業務の統制・統合を実現する新たなSaaSプラットフォーム、JP1 Cloud Service/Operations Integration(以下、Ops I)を提供します。

そのほか、マルチクラウド・ハイブリッドクラウド管理の強化やコンテナ・マイクロサービス化への対応など、JP1はシステムを取り巻く環境の変化にあわせた機能拡張を続けています。

運用オペレーションの統制・統合を実現するプラットフォーム、Ops I

既存システム運用保守の属人化・ブラックボックス化が足かせとなり、DX推進の体制が組めないことを問題視する企業は少なくありません。

サービスデスク業務の共通化や、一部のオペレーションの自動化は進んでいますが、システムごとの運用オペレーション(履歴管理やバックアップなど)の標準化・共通化は多くの時間・労力がかかるため個別最適が進み、属人化・ブラックボックス化が解消されていません。

そこでJP1は、システムごとにサイロ化した運用オペレーションの統制・統合を実現するプラットフォーム、Ops I(オプスアイ)を提供します。

Ops IはGoogleが提唱するシステム運用の方法論であるSRE*(Site Reliability Engineering)に基づいて開発されています。具体的には、運用オペレーションをコードで行う「Operation as Code」の実現で、属人化の排除と運用統制を両立させ、エンタープライズSREを目指します。

Ops Iイメージ

SREとは

Google社が提唱・実践しているシステム運用の方法論です。システムが高い信頼性と拡張性を保てるよう、IT運用の様々な問題をソフトウェア活用によって解決します。
海外の大企業の多くが、SREを採用。国内でもクラウド・ネイティブ企業などを中心にSREを取り入れ始めています。

Azure Blob Storage・Azure Logic Apps連携ジョブの提供

システムのクラウドリフト・シフトに伴い、クラウドベンダーが提供するスケジューラやジョブ管理機能を利用するケースもあります。しかし、複数のクラウドやオンプレミスなど環境が混在していると、管理がプラットフォームごとで分かれてしまい、運用業務が煩雑になるうえ、障害発生時の原因特定も困難です。

今回のバージョンアップではMicrosoft Azureとの連携も可能になり、ストレージサービスAzure Blob StorageとワークフローサービスAzure Logic AppsのプログラムをJP1で実行・管理できるようになりました。既にJP1 V12.5で実現していた、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)のファイル監視やAWS Step Functionsのステートマシン実行とも組み合わせることで、より一層マルチクラウドにリフト・シフトした業務の一元管理が可能になります。

ストレージサービスAzure Blob StorageとワークフローサービスAzure Logic AppsのプログラムをJP1で実行・管理


クラウドサービスやコンテナなどJP1稼働環境の拡大

JP1は、アマゾン ウェブ サービスやMicrosoft Azureなどのクラウドサービス環境上での稼働が可能です。JP1 V12.6からAmazon Linux2や、Redhat Openshift、Amazon ECS/EKSなどのコンテナ環境にも順次対応していきます。

対応環境

OS種別 OS クラスタ 仮想環境 クラウドサービス
1
Windows ・Windows Server 2012以降
・Windows 7以降(View製品)
WSF
・CLUSTERPRO X
・ClusterPerfect
・ApplicationHA
・Lifekeeper
・VMware ESXi6以降
・Hyper-V
・日立サーバ論理分割機構
・KVM
・AHV
・Amazon EC2
・Microsoft Azure
・Hitachi Cloud
・Oracle Cloud
・Google Cloud
Linux ・RHEL 6, 7, 8
・SLES12, 15
・Oracle Linux 6, 7, 8
・CentOS 6, 7, 8
・Amazon Linux 2(Agent製品*2)
・CLUSTERPRO X
・LifeKeeper
・HAモニタ
・VERITAS Cluster Server
・PRIMECLUSTER
・Red Hat HA add-on
・SLES HA
・ApplicationHA
・ClusterPerfect
・VMware ESXi6以降
・KVM
・日立サーバ論理分割機構
・Hyper-V
・Docker
・Oracle VM for x86
・AHV*3
・Amazon EC2
・Microsoft Azure
・Hitachi Cloud
・Oracle Cloud
・Google Cloud
AIX ・AIX 7 ・PowerHA
・HAモニタ
・PowerVM
・DLPAR
Solaris
HP-UX
・Solaris 11
・HP-UX 11iV3
・Solaris Cluster
・VERITAS Cluster Server
・PRIMECLUSTER
・HP ServiceGuard
・HAモニタ
・ClusterPerfect
・Oracle VMfor SPARC
・Solaris Container
・HP I-VM&vPars
  • *1
    クラウドプラットフォームを構成するOSが標準環境(実マシン上のOS環境)と互換性があり、なおかつJP1各製品がサポートするOSをご利用いただく事を前提に上記以外のクラウドプラットフォームにも対応可能です。
  • *2 対応については個別にご相談ください。
  • *3 AHV(Linux)のサポートはV12.6リリース時点ではなく、V12.6からV13までの間で対応予定です。

JP1最新バージョンにも対応!お見積りは概算から詳細までお気軽に

JP1 Version 12.6を含め、JP1のライセンス見積もりをご希望の方はこちらからお問い合わせください。製品ライセンスだけのお見積りから、バージョンアップ支援サービスのお見積りまで、「とりあえず概算を知りたい」お客様から、「バージョンアップを検討している」お客様まで、 お気軽にお問い合わせ ください。

注意事項

・Ops Iの提供開始時期は別途ご案内します。
・記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
・記載内容は2022年1月24日時点のものです。

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