Ericom
Ericomの特長
|
Ericomは、「シンプルな構成、低コスト、柔軟な拡張性」といった製品の強みと、HTML5対応技術における「先進性と実績」といった特長があります。
アシストは、Ericom製品の国内総代理店として、Ericom社やパートナーと連携し「日本市場を強力サポート」します。
Ericomの特長
1.シンプルな構成
→管理コンソール上であらゆる設定が可能。だから導入/展開/運用が簡単
2.低コスト
→トータルコストは他製品の半額以下。プロトコルの単体購入も可能
3.柔軟な拡張性
→世界初、グリッドアーキテクチャの採用で「10万同時アクセス」を実現
4.先進性/実績
→他社より2年早く「HTML5」を製品化。圧倒的な先進性と実績
5.日本市場を強力サポート
→アシスト・パートナー・Ericom社の連携により、日本市場を強力サポート
1.管理コンソール上であらゆる設定が可能。だから導入/展開/運用が簡単
Ericomは、「簡単・シンプル」をコンセプトに開発されたクライアント仮想化製品です。クライアント仮想化に必要とされる基本機能を実装し、不要な機能は敢えて削ることでシンプルな構成を実現。お客様が必要とする機能をピンポイントに提供することができ、高い費用対効果をもたらします。
また、Ericomは、構築から運用に関わる設定をすべて、1つのWeb管理コンソール上で行います。他製品の場合、機能毎に管理コンソールが別れていることがあります。そのため、管理者が覚えるべき設定は数多く、複数のコンソールを使い分けることで誤操作を招いたり運用が煩雑化する傾向にありました。
その点、Ericomなら、アプリケーションのユーザ割り当てや、サーバのリソース状況やエラーログの確認といった複雑な運用はすべて、1つの管理コンソール上で設定可能です。管理者は利用規模を問わず、最小限の工数で効率的に導入/展開/運用ができます。システム運用の内製化を目指している企業や、多くの顧客をマルチテナントで抱える企業にとって最適なソリューションといえます。
- 短時間で導入
・標準構成なら数時間、検証環境ならわずか20分でインストールが完了します。 - 展開が簡単
・利用ユーザや配信リソース(仮想デスクトップや仮想アプリケーション)をグループ化して管理。
大規模環境であっても直感的に操作できます。
・Ericom管理サーバ1台で10万ユーザのアクセスを処理。管理サーバを2台以上で構成すれば、
シンプルな構成を維持したまま処理能力を拡張できます。 - 運用が楽
・レポートのテンプレートが数多く用意されており、トラブルシューティングや報告業務に利用できます。
・各種ログはMicrosoft SQL Server上に蓄積されており、ExcelやBIツール等での加工も可能です。
・アシストの運用担当者向けハンズオントレーニングを受講すれば、1~2日で基礎知識と基本操作が
習得できます。
2.トータルコストは他製品の半額以下。プロトコルの単体購入も可能
Ericomは、クライアント仮想化を実現する基本機能を実装しており、その他のマイナーな機能や高度な機能は、必要に応じてアドオンするよう設計されています。
だからこそ、ライセンス価格は同等の機能を有する他製品と比較して約3分の1程度。必要な機能を適正価格で使用できるため、費用対効果が実感しやすい製品といえます。
Ericom Connectご参考価格(税別)
■10指定ユーザ
※ ライセンス料:¥233,200
※ 年間サポート料:¥53,640
このように、Ericomはお客様のインフラ計画(ハードウェアのリースアップのタイミング等)に沿った導入が可能なので、高額な初期投資を必要としないといったメリットもあります。
3.世界初、グリッドアーキテクチャの採用で「10万同時アクセス」を実現
Ericomの管理サーバは、「シンプルな構成、低コスト、ユーザ利便性」といった特長を武器に、クライアント仮想化をより身近なものにしました。
2015年8月には、Ericom独自のグリッドアーキテクチャをベースとした、新製品「Ericom Connect
」をリリース。セッション情報と構成情報をメモリ上に配置するという、従来のクライアント仮想化製品が成し得なかった仕組みを実装しました。これにより、システム構成や運用が複雑化することなく、管理サーバ1台で10万ユーザのアクセスを処理できます。
他製品の場合、管理サーバ1台あたりの処理上限数は数百程度です。ユーザ数が数万を越える場合は、管理サーバだけでなく、Webインターフェースやデータベースの冗長化が必要となり、管理者の運用負荷を増大させていました。しかし、管理サーバ1台で10万ユーザを処理できるEricomなら、運用負荷を大幅に減らし、将来のユーザ数増加にも柔軟に対応できます。管理サーバを2台以上で構成すれば、数十万ユーザの規模へ拡張することも可能で、グローバル企業や大規模なサービスプロバイダーでも十分に利用できる製品となります。
4.他社より2年早く「HTML5」を製品化。圧倒的な先進性と実績
Ericom社は、「HTML5対応ブラウザ」が将来あらゆるアプリケーションの実行プラットフォームになることを早くから予見し、2011年に、HTML5ベースのリモートデスクトップクライアントを世界で初めて開発しました。これは、他社が同様の製品をリリースする2年前のことです。
HTML5ベースのリモートデスクトップクライアントにより、iPadやChromebookなど、あらゆるデバイスからWindowsデスクトップやアプリケーションへ接続できるようになり、ユーザの利便性はさらに向上しました。
従来のクライアント仮想化製品は、ユーザ端末側にエージェントの導入が必要でした。管理者は、配布や初期設定に多くの工数を割いてきましたが、HTML5ベースのリモートデスクトップクライアントならエージェントの導入/設定は一切不要です。端末に予めインストールされているHTML5対応ブラウザから専用URLにアクセスするだけで仮想環境へ接続できます。ユーザ端末のメンテナンスが不要な、究極のクライアントレス・ソリューションを実現します。
クライアント・レス アクセス(AccessNow)体験デモサイトはこちら
HTML5対応ブラウザからWindowsアプリケーションの利用体感ができるデモサイトです。
ユーザ登録不要で、HTML5対応ブラウザ(Firefox、Chromeなど)からご利用いただけます。
【デモサイト利用方法】
1.下のバナーをクリックすると、今お使いのブラウザ内に仮想デスクトップが表示されます。
2.デスクトップまたはアプリケーションのアイコンをクリックします。
3.アメリカのAWS上で稼働しているWindowsアプリケーションやデスクトップが起動します。
デモサイト
|
5.アシスト・パートナー・Ericom社の連携により、日本市場を強力サポート
「お客様の最高のために」を掲げるアシストは、2012年よりEricom製品の国内総代理店となりました。 |
|
(1)アシストの役割
●Ericom社へのエンハンスリクエスト
・日本のお客様の要望を取り入れ、Ericom社に機能拡張を要求
・Ericom社と緊密な連携により、案件対応やトラブルシューティング
●Ericom社とアシストによる2重の品質管理
・Ericom社から提供されたモジュールはアシスト内でも検証。2社による2重の製品検証を実施
・β版テスト、機能テスト、日本語テストの3段階で検証を実施。不具合はすぐにEricom社へ修正を依頼
●技術サポート
・日本語関連の検証やマニュアルの翻訳を実施
・製品評価期間中は、メールによる無償サポートが可能
・常に高い顧客満足度を誇るアシストサポートセンターの専任/常駐技術者が、高品質のサポートを提供
インシデント制ではなく年間保守制のため、何度でも問い合わせ可能
・フィールドSEとサポートSE間で技術ナレッジが共有されており、お客様のトラブルを迅速に解決
・Ericom専用の教育トレーニングやオンサイトサポートも充実
(2)パートナーについて
アシストは、Ericom製品の国内総代理店として多くのパートナー と提携しています。優れた技術力、提案力、製品力といった各分野での強みを備えたパートナーの力を集結して、Ericomパートナー・グループを結成。エンドユーザ様に対する提供価値の最大化を目指します。
SIパートナー | エンドユーザ様に対して、Ericom製品を含むシステム構築の提案、導入構築を行うパートナー様 |
---|---|
ISVパートナー | 自社取扱い製品の機能拡張のためにEricom製品を活用するパートナー様 |
ソリューションパートナー | Ericom製品と連携するソフトウェアやサービスを、パートナー・グループに提供するパートナー様 |
(3)Ericom Software社について
Ericom社は、主要な機能にフォーカスしたシンプルさで、導入や管理の負荷を抑えながらも、革新的な機能を取り入れることで、他製品よりも一歩先をゆく優れたユーザエクスペリエンスの提供を目指しています。
規模が小さい会社ながらも優秀な人材を備えており、自身も現役の技術者である会長の指示の下、スピード感をもって新機能の開発を行なっています。不具合等の問題発生時の対応も早く、サポート品質は非常に高いです。
経営者から日本市場の営業責任者に至るまで、皆が誠実です。他国の文化を理解し、短期的な利益追求よりも長期的な成長を志向するEricom社は、日本企業にとって望ましいビジネスパートナーであるといえます。
EricomSoftware社とは
Ericom社は、本社をイスラエルに置き、1993年に創業されました。
ユーザ視点で商品開発を追求した結果、イスラエル本国においてエミュレータ分野でトップシェアを獲得。新たな事業分野として参入したクライアント仮想化市場では、後発組という立場を活かして、Citrix社やVMware社とは異なるユニークな立ち位置を確立しました。2007年には他社に先駆けて、「PowerTerm WebConnect」がWindows Server 2008 のターミナルサービスソリューションとして認定されました。
Ericom社が頭角を現したのは2011年です。他社よりも2年早く、HTML5のリモートデスクトップクライアント「Ericom AccessNow」をリリースしました。これにより、iPadやChromebookなど、あらゆるデバイスからWindowsデスクトップやアプリケーションへ接続できるようになり、ユーザの利便性は一気に向上したのです。
Ericom社はこの頃から革新的な企業として世間に認知されるようになり、AccessNowを中心として、教育機関や一般企業に広く採用。数万ユーザの事例も珍しくはなくなりました。Ericom社のオープン志向による設計思想や、必要な機能から導入を始められる柔軟性、そして既存IT資産の長寿命化をサポートする製品群は、特に多様性や柔軟性が求められるクライアント仮想化分野において、大きな差別化要素として注目を集めています。
IT専門調査会社であるIDC社は、「Ericom社はクライアント仮想化市場におけるメジャープレーヤーである」と評価しています。
- 2023.8.28世界初の機能、Ericom Shield Cloudのオプション製品「Virtual Meeting Isolation」を提供開始
- 2023.6.15南相馬市、ネットワーク強靭化のリプレースに「InterSafe WebIsolation」を採用
- 2023.6.5我孫子市役所、ネットワーク強靭化のリプレースに「Ericom Shield」を採用
- 2023.5.16Web分離ソリューション「Ericom Shield Cloud」、日本国内で2拠点に拡大
- 2022.8.4アシスト提供のWeb分離ソリューション「Ericom Shield Cloud」が、内部統制に関する国際認証 SOC2(Service Organization Controls 2)Type2を取得