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JP1 Version 12.1リリース

JP1の新バージョン、JP1 version 12.1リリース!

JP1 Version 12.1 リリース

2020年1月23日、JP1の最新バージョン、「JP1 Version 12.1」がリリースされました。

2019年1月にJP1 Version 12がリリースされてから1年が経ちましたが、JP1はビジネスやテクノロジー、働き方などあらゆる変化に対応しながら、システムの安定稼働を強力に支えます。
今回のバージョンアップでは、システム全体の統合や更なる安定稼働、RPA管理強化など多くの機能拡張を実現しています。
本ページでは、JP1 Version 12.1で拡張された主な機能の詳細をご紹介します。

システム全体の統合と障害を未然に防ぐ運用を実現

システムで発生するイベントおよび、さまざまなデータとその関連性を統合管理。業務異常の事前検知やITインフラ情報と連携による障害の影響範囲特定で、担当者の運用対応負荷の軽減や対応の迅速化を実現します。

ジョブ実行性能の低下を自動検知

ジョブ実行環境のリソースなどに起因するジョブ実行性能の低下を検知し、運用停止につながる重大な障害を防ぎます。例えば、キューイング中のジョブが急増した場合、JP1/Integrated Management 2(以下、JP1/IM2)にアラームが通知されると同時に、ジョブの実行性能低下に関わるインフラの様々な要因(ディスク、CPU、ネットワーク性能、メモリ使用量)も併せてJP1/IM2に表示することができるため、インフラのリソース状況から要因の切り分けが容易です。

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Zabbix監視イベントの統合管理

Zabbixの監視イベントをJP1/IM2に連携できるようになりました。イベントバースト時のアラート通知抑止や一時的な監視抑止など、運用現場では高いニーズがありながらもZabbixが苦手とする部分をJP1/IM2が解決します。

コンテナ監視への対応

仮想環境やクラウドに集約されたインフラストラクチャーの管理・運用を効率化するJP1/Operations Analytics(以下、JP1/OA)ですが、コンテナ環境(Kubernetes/Docker)監視に対応しました。また監視データをJP1/IM2へ連携して一元管理も可能です。

業務の運用性向上とRPA運用の強化

基幹系システムの機能強化で運用性を向上するとともに、JP1はバックオフィス業務にも管理の範囲を広げ、RPAの運用課題も解決します。

障害発生時に影響を受ける業務や範囲を素早く特定し、ビジネスへの影響を抑える

業務システム全体のインフラ情報をJP1/IM2に集約し、関連性を可視化することで、障害が起きた際に影響が出る業務や影響範囲を素早く確認できます。
これまでJP1/IM2と連携していたジョブ管理製品JP1/Automatic Job Management System 3(以下、JP1/AJS3)や稼働性能管理製品JP1/Performance Management(以下、JP1/PFM)の連携機能強化に加え、ネットワーク管理製品JP1/Network Node Manager i(以下、JP1/NNMi)およびインフラストラクチャー管理製品JP1/OAまで連携の幅を拡大しました。

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運用を止めずにバックアップ

運用を止めることなく、JP1/AJS3データベースがバックアップできるようになりました。また、これまで運用担当者が手動、もしくはジョブ実行で行っていたJP1/AJS3のデータベースメンテナンスですが、毎日指定された時間に自己メンテナンスを行い、メンテナンス開始と終了はログで通知されます。

RPAツールの管理強化で運用課題を解消

RPAツールを導入したものの、スケジューリングやエラー検知、トラブル究明などRPAツールの運用管理に関する課題が顕在化しているケースも多いようです。JP1は、RPAツールの運用管理に関する課題を解消し、RPAツール混在環境への対応や基幹ジョブと組み合わせた業務自動化で、さらなる効率化を実現します。

RPAツールはデスクトップ型とサーバ型に分類されますが、JP1はそれぞれのタイプに合わせた実行統制の機能を提供します。デスクトップ型RPAは、JP1/Client Process Automation(JP1/CPA)の多彩なスケジュール機能(企業カレンダーに沿った実行や特定日の実行、休業日振替など)と実行順序の制御で、デスクトップ型RPAツールの運用を徹底的に自動化します。サーバ型RPAは従来のジョブ管理と同様、JP1/AJS3で管理します。また、サーバ型RPAやデスクトップ型RPAを基幹業務のジョブと連携し、まとめて自動化することもできます。

JP1が管理可能なRPAツール

UiPath/WinActor/BizRobo!/Automation Anywhere/WinDirector/xoBlosなど

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複雑なシステム環境での運用強化

Windows 10の利用増加やクラウド混在環境など、クライアント端末やシステムインフラの変化にもJP1は即座に対応し、お客様の運用管理を支えます。

Windows 10 更新プログラムの配布負荷を軽減

Windows 10の更新プログラムはこれまで管理者が1つずつ調査・ダウンロードパッケージングする地道な作業が必要でしたが、JP1/IT Desktop Management 2は、更新プログラムの調査からパッケージング、配布までワンタッチでできます。

Oracle Cloud Infrastructureに対応

JP1は主要なクラウドサービス環境に対応しており、AWS、Azure上でクラスター構成ももちろん対応しています。クラウド・オンプレミス問わず、信頼性の高いシステムを構築します。


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  • 記載内容は2020年2月13日時点のものです。

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