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事例発表 システム運用セッション Vol.1

アシストフォーラム システム運用セッション Vol.1

「企業の情報活用をアシストする」をテーマに、東京、大阪、名古屋、福岡の4会場でアシストフォーラムを開催させていただきました。その中でも、システム運用に関する事例発表をご紹介いたします。


安定運用と課題解決の継続には運用業務の見える化が不可欠だった


アシストフォーラム2014 システム運用事例 アットホーム株式会社

アットホーム株式会社
情報システム部 情報管理室 管理運用グループ インフラ設計チーム
チーム長 宮之原 秀雄 様、 當間 健太 様


不動産情報メディア、不動産業務ソリューションを提供するアットホームは、一日五千件のジョブをJP1/AJS3※1で運用監視していたが、目視によるチェックのため、その運用負荷は高く、チェック漏れによる障害放置などの課題があった。また、傾向分析や稼働実績の報告書作成にはかなり手間がかかっていた。

そこで、イベント統合管理ツールJP1/IM※2と、情報分析ツールの千里眼イベント管理 for JP1を導入したところ、イベント情報がJP1/IMに集約され、一画面で把握できるようになり、監視業務が軽減。エラー発生時もJP1/IMの自動アクション機能で復旧時間が短縮した。また、BIツールQlikViewをJP1専用にカスタマイズした千里眼に、JP1/IMに集約された情報をインポートして稼働状況を視覚化。エラー傾向の分析に活用できるようになった。これにより稼働状況の報告書作成工数は、十時間から二時間に短縮。稼働状況の可視化は運用部門と開発部門の連携をスムーズにし、エラー対策やサーバ負荷の平準化などが迅速化するというシナジー効果も生んだ。今後は、QlikViewのサーバ版を導入して、他業務への活用や利便性の向上を目指す。

  • *1 JP1/Automatic Job Management System 3
  • *2 JP1/Integrated Management


ユーザ負荷を最小限にするSAPハードリプレースの企画とその実現


株式会社イノアックコーポレーション
IT推進室 室長 久保 哲也 様
IT推進室 運用監視グループ グループマネージャー 寺戸 健 様


ウレタン発泡技術のリーディングカンパニー、イノアックコーポレーション。同社では2008年に本稼働させたERP(SAP社)のハードウェアが、老朽化により様々な課題が発生し深刻化してきた。このため、2013年5月から2014年1月の期間でハードウェアのリプレースを完了させなければならなかった。

ハードウェアはIBMのPowerプロセッサ、OSはAIXに決定。OSが変わってもSAPの稼働に影響が無いことを検証機で確認した同社では、切替リハーサルを3度実施。ユーザ負荷を抑えるためにワンタッチ切替プログラムを準備するなどして、本番当日は「本当に切り替えたのか」とユーザに言われるほどスムーズなリプレースを実現。パフォーマンスは30~50%改善され、消費電力も半減した結果、データセンター利用費も大幅に減少した。

またこの機会にJP1ジョブ監視製品をVersion8から10に更新。バックアップ処理の監視を緻密化させるとともに、ジョブの実行についてもリトライ機能が追加されるなど操作性が向上したと寺戸氏は語られた。

さらに同社では運用と業務に隔たりがあることを課題と捉えており、SAP運用者をSAP業務改善グループに統合させ、課題解決に取り組んでいる。

アシストフォーラム2014 システム運用事例 株式会社イノアックコーポレーション様

関連製品


燃え上がれ運用部門! ビジネス価値を創造する運用部門とは


アシストフォーラム2014 システム運用事例 株式会社宇部情報システム様

株式会社宇部情報システム
情報処理サービス部 コンサルタント 登根 浩 様


アシストフォーラム登壇12回目となる登根氏に、アシストの高橋がインタビューする形でお届けした。オープニングは「情熱大陸」のテーマ音楽とともにスタート。

JP1による統合監視、ジョブ運用にあたった登根氏は、2005年の運用コスト削減危機を乗り越えるため、ITIL準拠の改善と運用の見える化を決意した。翌年から親会社の宇部興産と共同で、情報部門全体のインシデント管理構築を開始。当初の新たな管理に対する現場からの抵抗には、説明会を何度も実施し、要望を聞くとともに作業負荷の軽減を約束、歩み寄りの姿勢で対応した。

2011年頃には現場にインシデント管理が定着し、現場から改善要望さえ上がるようになった。また、障害報告はリアルタイムとなり全体が見える化され、インシデント管理は継続した改善活動の軸として成功した。ただ、システム増加に伴い障害件数は減らず、再発も目立つようになったため、「問題管理」や「なぜなぜ分析」による根本原因と対策の究明に取り組んでいる。

10年以上続けている運用改善は今後も時代に合わせて変革し、自身の培った成功事例や経験を、運用エバンジェリストとして社内外を問わず全国行脚で広めたい、と登根氏は結ばれた。

関連製品


JP1 × SAP × クラウド
安定したサービス提供基盤で顧客の人事給与業務を請け負う


エイチアールワン株式会社
システムソリューション部 善光寺 満 様


業界最大手のエイチアールワンは、株主の三井住友信託銀行、パナソニック、花王、三菱商事の他、200社を超える顧客企業に主にSAPをベースとした人事給与アウトソーシング・サービスを提供している。

物理環境の老朽化を機に、いち早く全サーバの仮想化やJP1ジョブ運用管理機能を採用。システムの安定稼働とリソースの有効活用に努めてきた同社であったが、インフラ整備には成功するも運用/保守の面で改善が必要と判断。また顧客企業に対する柔軟なサービス提供に向け、システム強化策を模索していた同社は、技術支援サービスをアシストに依頼。この時のアシストの各種サポート対応を高く評価し、JP1の購入とサポート契約について、全面的にアシストに切り替えた。「これにより高品質な技術サポートが受けられるようになり、自社で抱えていた様々な問題が次々に解決できた」と善光寺氏は語る。

現在、同社のアウトソーシング・サービスはクラウドでのシステム基盤とJP1による安定した運用自動化に支えられている。今後も負荷分散、セキュリティ面でさらなる安定したサービス基盤、属人化排除や工数削減などに積極的に取り組んでいく予定だ。

アシストフォーラム2014 システム運用事例 エイチアールワン株式会社様

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データセンター/クラウド事業を支える統合監視(JP1)と運用基盤の連携事例


アシストフォーラム2014 システム運用事例 株式会社エクサ様

株式会社エクサ
基盤ソリューション本部 ICT基盤ソリューション部長 鶴巻 浩 様


日本鋼管(現、JFEスチール)の情報システム部門が独立した統合情報サービス会社、エクサ。社員の70%が技術者という強みを活かし、自社で培った数々のIT技術を最適に組み合わせ、ソリューション・サービスとして展開している。その1つ「IT基盤ソリューション」における運用統制/品質管理などの各種プロセスの一元管理と、より質の高いサービスを提供するシステム運用基盤構築が必要と考えた同社は、その中核となる統合運用管理基盤としてJP1を採用。

JP1による統合運用管理基盤構築と並行して、実運用に即した機能実装や自動化推進のために、監視制御、アクセス管理、インシデント管理、オペレータ指示という切り口で、それぞれオープンソース・ソフトウェアの利用、テンプレート開発、プログラミングによる自社開発を実施。

JP1と自社開発機能による新システム運用基盤は連携もスムーズで、運用を開始してから4年経過した現在も障害発生率ゼロという安定稼働を実現している。今後エクサでは、このシステム運用基盤をベースに、さらなるオペレーションの自動化を強化しつつ、多様化するクラウドに対応するハイブリッドな運用と、自社ソリューションを組み合わせたSaaS型のクラウド・サービスの提供などを予定している。

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全国20工場を支える基幹システムの再構築 世界最大級のジョブ数をJP1で管理


山崎製パン株式会社
計算センター 運用課 課長代理 日下部 昭彦 様


パン業界のパイオニアで業界トップを独走する山崎製パン。他社に先駆け独自の物流システムで日本全国に販売網を広げ、新鮮な商品の受注/製造/配送まで一貫体制で対応している。

同社は30年来、工場ごとにメインフレームで分散稼働していた基幹システムを刷新。国内20拠点の工場で1日400万件を超える膨大な受注情報を一元化するとともに、工場間の生産調整を容易にする発注処理や、工場と約10万店舗ある販売店を結び配分/配送を行う物流処理、またこれらをSOA基盤上でオープン化、集中処理化することになった。JP1を中心とした監視システムを自社で開発。これにより1拠点での集中運用が可能となり運用工数の大幅な削減にも成功。さらにJP1の機能を補完する様々な運用補完アプリを自社開発した。JP1のジョブ監視業務を可能な限り合理化し、性能上の課題もテストと解析の繰り返しにより最適なサイジングを導き出した結果、50万にも及ぶジョブ数にも関わらず同社の基幹システムの安定稼働が実現した。

今回のJP1に関連したシステム刷新の取り組みを振り返り「JP1は豊富なコマンドを活用することでさらに便利になる。悩んだらまずはアシストに相談を」と日下部氏は締めくくられた。

アシストフォーラム2014 システム運用事例 山崎製パン株式会社様

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株式会社アシスト アシストフォーラム2014事務局:af2014_info@ashisuto.co.jp


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