Insight SQL Testing

Insight SQL Testing は、現行データベースからSQLを収集し移行先データベースでのSQLの互換性を評価します。
機能
SQL収集
現行データベースに負荷を掛けずにSQLを収集します。
セキュリティ分野のデータベースアクセスログ取得製品のInsight PISOの技術を利用しSQL文だけではなく、実行したSQLに関連した情報も取得できます。
| いつ | ログイン/ログアウト日時、SQL実行開始/終了日時 |
|---|---|
| どこで | マシン名、端末名、プログラム名、プロセスID |
| だれが | OSユーザ名、DBユーザ名 |
| なにを | データベース名、テーブル名 |
| どのように | SQL文 |
| どれくらい | データ処理件数、同じSQLの累積実行回数 |
SQL実行結果評価
新データベースにSQLを実行し、その結果の評価をブラウザで確認できます。
| 実行できなかったSQL | 新データベースに複数のSQLを同時に実行した結果の成功と失敗(エラー)の割合(%)を表示 |
|---|---|
| エラーメッセージ | 失敗したSQLのエラーメッセージのランキングと割合(%)を表示 |
| エラーユーザー | 失敗したSQLを実行したユーザー名とそのランキングと割合(%)を表示 |
| エラープログラム | 失敗したSQLを実行したプログラム名とそのランキングと割合(%)を表示 |
| 遅くなったSQL | 現行環境で実行したSQLのレスポンスタイムよりも新環境のほうが遅くなったSQLを表示 |
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サマリー画面からドリルダウンしエラーになったSQLを一覧で確認できます。
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SQL編集と再実行
エラーになったSQLを編集し再度新データベースに対してSQLを実行できます。
SQLを実行するアプリケショーンがなくてもInsight SQL Testingの画面から、SQLの修正内容を確定できます。
SQLの編集時に、SQLの自動整形や修正したSQLを保存することができます。
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SQL自動変換
エラーになったSQLを、AWS Schema Conversion Tool(AWS SCT)と連携することにより移行先のデータベースと互換性のあるSQLに自動変換することができます。
自動変換後のSQLをInsight SQL Testingから再実行し評価することにより、SQLの移植率をさらに向上させSQLの移行を成功に導きます。
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システム要件
Insight SQL Testingマネージャ
| 動作基盤 | VMware ESXi 6.5以降 AWS Marketplace Microsoft Azure Oracle Cloud Infrastructure(OCI)対応予定 |
|---|---|
| CPU | 4コア以上 |
| メモリ | 8GB以上 |
| ディスク | 94GB以上 |
対応データベース
| データベース製品 | 移行元バージョン(*1) | 移行先バージョン(*2) |
|---|---|---|
| Oracle Database | 10g以上 | 11gR2以上 |
| Microsoft SQL Server | 2005以上 | 2017以上 |
| PostgreSQL | 9.3以上 | 9.4以上 |
| EDB | 9.3以上 | 9.4以上 |
| MySQL | 5.5以上 | 5.6以上 |
| クラウド製品 | Amazon Aurora(PostgreSQL互換エディション) | Amazon Aurora(PostgreSQL互換エディション) |
| Amazon Aurora(MySQL互換エディション) | Amazon Aurora(MySQL互換エディション) | |
| Amazon RDS for Oracle | Amazon RDS for Oracle | |
| Amazon RDS for PostgreSQL | Amazon RDS for PostgreSQL | |
| Amazon RDS for SQL Server | Amazon RDS for SQL Server | |
| Amazon RDS for MySQL | Amazon RDS for MySQL | |
| Amazon RDS for MariaDB |
*2 移行元と移行先のデータベース製品を変更できます。
参考価格
サブスクリプション(製品保守サポート込)での提供
1つのデータベースあたり、150万円/年
※データベースの単位は、対象データベースの種類によって異なるため、担当営業へご連絡いただくか、または「Insight SQL Testingに関するお問い合わせ」からお問合せください。












