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Ericomでワークスタイル変革を実現!簡単にマルチデバイス化する方法

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アシストは、2001年にクライアント仮想化製品の取り扱いを開始。以来、仮想化市場の成長を最前線で見守ってきたのが、本コラムの執筆者である斎藤です。
前回のコラム では、アシストのクライアント仮想化導入事例をご紹介しました。今回は、日本でワークスタイル変革が進まない原因についての考察と、それを打破するためにアシストが採用した「Ericom AccessNow」の導入効果をご紹介します。ワークスタイル変革の実例とも言えるので、マルチデバイスやシンクライアント、業務アプリケーションのWeb化等をご検討中の方、ぜひ本コラムをお役立てください。


本コラムの執筆者

斎藤

15年前のクライアント仮想化の草創期から一貫してこの分野に関わり続けてきたクライアント仮想化の第一人者。現在はエバンジェリスト、コンサルタントとして主に活動。年間20件近いセミナー講演も行っている。
週中はフィットネスクラブ通い、週末は愛車のBMWでのドライブが趣味のアクティブな50代。

1.日本のワークスタイルは5~10年前と変わっていない

こんにちは。アシストで仮想化エバンジェリストをやっております斎藤です。
今回は、あらゆるデバイスを業務で利用するデスクトップへと変える「Ericom AccessNow」についてお話しします。

ITテクノロジーの変化

ところで皆さん、スマホはお持ちですよね?
2万円で買える格安スマホでも、2000年当時は数億円したスーパーコンピューターと同等の処理能力があるそうです。つまり私たちは普段、スーパーコンピューターを持ち歩き、そこから高速な無線ネットワークでインターネットへと繋がれています。今では持ち主の行動パターンを学習して、次に何をするのか知らせてくれるような機能さえ出てきました。
スマホ1台あれば、電話やメールだけでなく、調べ物、買い物、SNS等、日常生活に必要な大抵のことができる時代となったのです。

一転して企業のIT活用に目を向けてみると、5年前、10年前と比べてワークスタイルに大きな変化はあったでしょうか?会社携帯がガラケーからスマホへ変わり、ノートPCからタブレットに変わりつつありますが、やっていることは大して変わっていないのではないでしょうか。つまり、私たちのライフスタイルに変革をもたらしたテクノロジーを、ワークスタイルに活用しきれていないのが現状です。

それは一体なぜでしょうか。私は2つの要因に着目しました。


2.日本が新しいテクノロジーを利活用できない2つの理由

日本が最新テクノロジーを利活用できない理由として、「セキュリティと利便性との両立アプリケーションのレガシー化」という点が挙げられると思います。

まず「セキュリティ」面。企業には、顧客情報や機密データなどの情報資産を守る責任があるので、業務デバイスは、私用のものと比べてより高度なセキュリティが求められます。しかし、セキュリティを強固にするということは、VPN接続や二要素認証、パスワード入力、持ち出し制御など、往々にしてユーザの利便性を低下させてしまいます。そのため、管理者は業務で使えるデバイスを限定せざるを得ないのです。

さらに「レガシーアプリケーション」の存在。歴史ある企業ほど、10年以上も前からの業務アプリケーションを基幹システムとして利用し続けているケースが多いです。機能を拡張し続けた結果、Webアプリケーションへの移行はおろか、既製のクラウドアプリケーションへの移行も難しくなっているのではないでしょうか。

このような事情から、多くの日本企業が守りに入り、最新テクノロジーの利活用から遠ざかっているのだと思います


3.日本の労働生産性はOECD諸国の平均以下!ワークスタイル変革が急務

ところで、日本企業における女性管理職の割合はご存知ですか?答えはたったの1割。4割以上が女性の管理職というアメリカとは大差がついています。さらに、従業員1人あたりの労働生産性はOECD(経済協力開発機構)の平均を下回っています(経済が破綻しかけたギリシャにも負けているのはショックです!)。

企業の成長

文化や社会構造の違いはあれど、勤勉な日本人が低い生産性に甘んじているのは、やり方を誤っているからだと解釈するのが自然ではないでしょうか。
本来、日本人は新しいテクノロジーを使うのが得意なはずです。私たちのライフスタイルを変えたテクノロジーを企業でも取り入れて、いつでも、どこでも、どんなデバイスからでもオフィスにいる時と同じように仕事ができる環境が整えば、従業員の生産性が高まるだけでなく、子育てや介護に携わる社員も働き続けることができますし、通勤や移動が困難な人たちも就労できます
その結果、日本企業の競争力強化へも繋がるのではないでしょうか。

ちなみに、私が所属する部署では既にこのような環境が整っています。
ここから先は、アシストがいつでも、どこでも、どんなデバイスからでも業務ができる環境を実現した仕組みについてご紹介します。キーワードは「Ericom AccessNow」です。


4.仮想化製品「Ericom AccessNow」がもたらす5つの効果

アシストがクライアント仮想化製品「Ericom AccessNow 」を採用したことで、ワークスタイルがどう変わり、どのような効果が受けられたのかご紹介します。

私が所属するシステムソフトウェア事業部の営業職と、仮想化推進室の全メンバーの業務環境はすべて「仮想化」されています。デスクトップ環境は仮想デスクトップ(VDI)としてサーバに集約されているため、業務は仮想デスクトップ上で行います。アクセスするために必要なのはWebブラウザのみ。HTML5対応しているWebブラウザであれば何でも良いので、WindowsPCに限らず、Chromebook、Mac、iPadからでもアクセスできます。前回のコラム では、私はChromebookを業務端末として利用しているとお伝えしましたね。

Webブラウザからアクセスする仮想デスクトップ(最近ではLinuxにも一部対応しました)には、「AccessNow」というソフトウェアをインストールします。AccessNowは、Webサーバとしてブラウザからのアクセス要求を受け付けつつ、仮想デスクトップ上で操作されたアプリケーションの実行画面を、HTML5形式で利用者のWebブラウザへ転送して表示します。所謂、「画面転送技術」が使われています。この仕組みのお陰で、私たちはいつでも、どこでも、どんなデバイスからでも業務ができるようになりました。

具体的なメリットは以下の通り。大きく「マルチデバイス対応」と「シンプルな運用」の2つに大別できます。


マルチデバイス

BCP対策として有効
災害などで出社できなくても、自宅のPCやタブレット、スマートフォン(画面が小さくて使いづらいですが緊急時には役立ちます)からいつでも仮想デスクトップへアクセスできます。

部内の共有デバイスや、他人のデバイスを借りられる
業務データはすべて仮想デスクトップ側にあり、端末上には何も保存されません。そのため、他人のデバイスであっても仕事ができます。万が一端末が壊れてもデータ移行は不要。代わりの端末があればすぐに業務が再開できます。

重たいPCを持ち歩かなくて良い
業務端末はあくまで仮想環境へ接続するためのディスプレイに過ぎません。外出や会議などで自席から離れる際は、ChromebookやiPadなどのタブレットを持ち歩きます。実際に、株式会社ジェイアール東日本マネジメントサービス様 では、AccessNowを活用して会議のペーパーレス化を実現されました。


シンプルな運用

業務端末をシンクライアント化できる
端末がファットクライアントの場合、OSやアプリケーション(Java、Flash、PDFなど)のアップデート、パッチ適用、パターンファイルの更新などのメンテナンスが必要ですが、端末がブラウザしか使えないシンクライアントの場合、これらの管理・運用負荷が大きく軽減されます。

C/Sシステムや、古いWebアプリケーションを延命できる
Windows10など新しいOSへ対応する際は、一般的には広範囲な動作テストが必要で、場合によってはアプリケーション改修が必要です。ですがAccessNowを経由すれば、クライアントOSの違いはブラウザに吸収されますので、改修は不要。動作テストにかける工数も最小限に留めながら、C/SシステムやWebアプリケーションを安全に利用し続けることができます。



シンプルな仕組みでありながら、導入効果の高い「Ericom AccessNow」。
私たちはEricom AccessNowを活用することで、いつでも、どこでも、どんなデバイスからでもオフィスに居る時と変わらない仕事環境を手に入れました。
アシストの事例が、貴社のワークスタイル変革実現のモデルケースになれば幸いです。

また、AccessNowは豊富な実績があります。標的型攻撃などのサイバー攻撃から狙われやすいオンラインバンキングなどのWebサービスを提供した事例や、企業向けのパッケージソフトウェアをWeb化し、クラウドサービスとして提供した実績(DaaS、SAP Business One、会計パッケージ、業種特化アプリケーションなど)があります。詳細な情報が知りたい方は、弊社までお問い合わせ ください。


Ericom AccessNowの体験デモサイト

Ericom AccessNowのユーザ利用イメージを、今すぐ体験していただけます。
下のバナーをクリックすると、今お使いのブラウザ内に仮想デスクトップが表示され、 AWS上で稼働しているMS OfficeやIE、SAPなどの仮想アプリケーションと、仮想デスクトップをご利用いただけます。
※ChromebookやFireFoxなどのHTML5対応ブラウザのみご利用になれます


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