
徳島県を訪問する機会に恵まれました。家庭菜園の師匠からお誘いいただき、伝統的農業を営む剣山周辺地域の世界農業遺産認定を目指した活動をされている林博章先生の案内で、「持続可能な農業システム」を見学できることになったのです。
野菜の収穫は毎年種類によって出来、不出来がありますが今年は特にナスが豊作で、いつもより大きな美味しい実をつけました。これから秋ナスも沢山できそうな気配です。豊作の理由の一つは「オルガランド」という土壌改良剤かもしれません。
梅雨の雨の恵みのおかげで、菜園の野菜たちは大きく成長し、またそれ以外の草たちも負けずにぐんぐん背をのばしています。6月は楽しみが増えた月でもありました。養蜂のお師匠さんである志賀さんが、なめことひらたけの原木を届けてくださったのです。
日本各地でニホンミツバチが弱ってコロニーが減っている、という報告がなされたのは2010年頃だったそうです。私がニホンミツバチの飼育を始めたのは2011年で、幸いにも2013年までは京都ではニホンミツバチが飛び交い、我が家の庭で分蜂も行われました。
ゴールデンウィークは、私にとっては菜園ウィークでした。夏野菜の苗が畝に並び、ようやく畑らしくなった菜園にお客様を迎えました。1982年に名古屋で一番最初に発足した『アシスト・サロン』のメンバーです。『アシスト・サロン』の始まりは、ある企業の情報システム部長の一言でした。
京都市内を南北に流れる鴨川。その景色は「山紫水明」、季節ごとに美しい姿をみせてくれます。4月には河川敷に植えられた桜が満開となって桜のトンネルのようになります。
家庭菜園を始めた当初、不耕起、無肥料、無農薬、無除草で水もやらない自然農法に憧れました。ところが実際は、自然に任せればすべてうまくいく、というような甘いものではありませんでした。試行錯誤の中で先輩方から学んだのは土づくりの大切さです。
温暖化かエルニーニョの影響か、どちらにしてもこの冬は例年になく暖かい日が続いています。虫食いだらけですが我が家の白菜はそれでもしっかり育っています。冬の間、葉ものは菜園から台所に直行で、新鮮な野菜をいつも味わうことができます。