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夢の実現 ~努力は裏切らない~

アシストフォーラム2018 特別講演 宇津木 妙子氏

Guest Speaker

元全日本女子ソフトボール代表監督
東京国際大学女子ソフトボール部総監督
ビックカメラ女子ソフトボール高崎シニアアドバイザー
宇津木 妙子 氏


1953年埼玉県生まれ。川島中学校1年時からソフトボールを始める。星野女子高等学校を経てリーグ1部のユニチカ垂井に所属し、1974年世界選手権出場。1985年に現役引退後、ジュニア日本代表コーチを経て日立高崎の監督に就任。当時3部だったチームを1部で優勝するまでのチームに育て上げた。1997年に日本代表監督に就任、2000年シドニー五輪銀メダル。2004年アテネ五輪銅メダル。2004年9月、日本代表監督を退任。その功績が讃えられ、日本人初、指導者としてのISF(国際ソフトボール連盟)の殿堂入りを果たした。2011年にNPO法人ソフトボール・ドリームを設立。現在は、後進の育成や競技の普及に尽力している。


自分の一番を探して

中学校時代に出会ったソフトボール。社会人までプレーヤーとして活躍した後、指導者の道を歩んできた宇津木氏よりお話しいただいた。

厳しかった母親に褒めてもらいたくて運動を頑張った小学校時代。中学校でソフトボールの顧問をしていた先生から「元気一等賞でもいいから一番を目指せ」と言われてソフトボールを始めた。高校卒業後、13年間実業団選手としてユニチカで活躍した後、日立高崎ソフトボール部で監督を務め、日本リーグで3回優勝。選手一人一人の「一番」を探し、それを引き出すために、技術、体力、メンタル面から家族構成までを記した個人カードを作り、指導を行った。

夢の実現には猛練習しかない

ソフトボールが正式種目になったアトランタ五輪ではコーチとして参加し、4位入賞。その後、シドニー五輪ではチームを銀メダルに導いたが、その次のアテネ五輪では銅メダルで終わり、全て自分の責任だと猛省した。解説者として同行した北京五輪でチームは悲願の金メダルを取ることができた。

65歳になった今でも毎日腹筋・背筋500回を欠かさず行い、自ら鍛え続けているのも、夢を実現するには猛練習しかないということを実感しているから。指導者や周囲からの言葉かけを大切にする宇津木氏は、2020年の東京五輪に向けてソフトボールをメジャーにするための活動を続けていくと熱く語った。


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