EDB(PostgreSQL)
よくあるご質問
PostgreSQLとEDBの違いを教えてください
EDBはPostgreSQLをエンジンとし、エンタープライズ用途に必要な機能を実装したデータベースです。
オープンソースであるPostgreSQLの柔軟性を活かしながら、性能、可用性、運用管理など企業のニーズを満たすために必要な機能を備えています。
EDB は、メーカーによるサポート(24時間365日)に加え、オープンソースのPostgreSQLでは対応が難しい個別パッチの提供や機能エンハンスメントリクエストも可能で、企業における安定したデータベース運用を支援します。
EDBの利点を教えてください
EDBに必要なライセンスはデータベース・サーバに割り当てた仮想CPU分のみで、サブスクリプション・ライセンス形式で提供しています。そのため、仮想環境、クラウド環境での利用において物理サーバのCPU数の影響を受けることなく、ライセンス購入が可能です。
また、パーティショニングやバックアップツール、GUI監視ツールなど商用システムで必要となる機能が標準で提供されているため、追加費用なく、要件に応じて利用することができます。
Standard Plan と Enterprise Plan の違いを教えてください
Standard Planは、オープンソースのPostgreSQLをデータベースエンジンとし、エンタープライズ環境でのPostgreSQLの開発生産性、運用保守性を向上させるための機能やツールが付属したエディションです。
Enterprise Planは、EDB社が開発・提供するEDB Postgres Advanced Serverをデータベースエンジンとしたエディションです。セキュリティ、性能障害対応などの機能がさらに強化されており、Oracle Databaseとの高い互換性を持つのも大きな特長です。
価格について教えてください
EDBは年間サブスクリプション・ライセンス(使用権+サポート)でご提供しています。課金対象は、データベース・サーバに割り当てた仮想CPU分のみのため、仮想環境、クラウド環境で使いやすく、システム拡張に合わせた段階的な投資が可能です。
Enterprise Plan ¥301,000
Standard Plan ¥209,100
●2uniCore(※1)を最小構成とし、それ以上はuniCore単位で提供します。
※1) Oracle Database Standard Edition One、Oracle Database Standard Edition からの切替え、または、Oracle Database Standard Edition 2 の検討時に限ります。それ以外の場合は4uniCoreが最小構成となります。
サポート内容について教えてください
アシストサポートセンターでは、データベースを熟知した約100名のエンジニアが24時間365日お客様からのお問合せに対応します。専用Web、メール、お電話でのお問合せが可能です。
ご利用のお客様からは90%以上の満足度を実現しています。
詳細はサポートページをご覧ください。
EDBの設計、構築、運用フェーズを標準化するガイドラインを整備したいのですが、関連サービスはありますか
これまでさまざまなお客様に実施してきた構築・導入に関するノウハウを、標準ドキュメントとレクチャーに集約した「ガイドライン・パッケージ」をご用意しています。
ガイドライン・パッケージを利用することで、EDB担当技術者の育成と独自にガイドラインを作成した場合にかかる期間とコストを大幅に短縮することができます。
詳細は支援サービスのページをご覧ください。
製品の試使用はできますか
Enterprise Plan (EDB Postgres Advanced Server)のすべての機能を60日間無償でご評価いただけます。
製品ダウンロード手順については以下ページをご覧ください。
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