Oracle Exadata
Oracle Exadata は、オンプレミス・パブリック/プライベートクラウドのいずれでも、Oracle Databaseを稼働させる上で最上位のパフォーマンスを最小限のコストで実現する選択肢です。
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Oracle Exadataとは
Oracle Exadata(エクサデータ)はOracle Databaseに最適化された“エンジニアド・システム”です。
Oracle Databaseの最高性能を引き出すよう、最適なソフトウェアとハードウェアを組み合わせたデータベース基盤として提供されています。
なぜOracle Exadataなのか?Oracle Exadataが企業にもたらすメリットは大きく以下の2点に集約されます。
- Oracle Databaseに最適化された唯一のプラットフォーム。処理速度の向上、運用負担の軽減、そしてTCO削減を実現
- パフォーマンス×コスト最適化。企業の成長を支えるデータベース基盤
クラウドでもオンプレミスでも利用できるよう、様々なラインナップが提供されています。
Oracle Exadataが提供するラインナップ
Oracle Exadataは、オンプレミスだけでなくクラウド環境でも利用可能です。 企業のニーズに合わせ、パブリッククラウド・プライベートクラウド・オンプレミスの選択肢が用意されており、 ワークロードや運用方針に応じて最適な環境を選ぶことができます。
提供形態 | 製品・サービス名 | 略称 | 特長 |
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パブリッククラウド | Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure | ExaDB-XS | 高性能・パブリック型 |
Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure | ExaDB-D | 専用環境で最適化 | |
プライベートクラウド | Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer | ExaDB-C@C | プライベート環境対応 |
オンプレミス | Oracle Exadata Database Machine |
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お客様のニーズに合わせて選べるラインナップ
Oracle Exadataは、運用形態に応じて柔軟に選択できます。パブリッククラウドならクラウドの利便性を活かし、プライベートクラウドなら専用環境でパフォーマンスを最適化。オンプレミスなら従来の運用を維持しつつ、Exadataの性能を最大限に活用できます。
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- オンプレミスもクラウドも同等の機能
- フルマネージドのOracle Autonomous Databaseで自動化を推進
- OLTP、分析、AI Vector Search、統合データベースのワークロードの高速化に最適な構成
Oracle Exadataの基本的な機能
Oracle Exadataは、クラウドもオンプレミスも共通して以下のような機能を持っています。
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● 高パフォーマンスなデータ処理専用ハードウェアと最適化されたOracle Databaseソフトウェアの組み合わせにより、大量データの高速処理を実現します。
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● 専用ストレージソフトウェアによるI/O効率化ストレージサーバーに搭載された専用ソフトウェア(例:Smart Scan機能やストレージインデックス)で、I/Oボトルネックを軽減し効率的なデータアクセスを可能にします。
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● 統合アプライアンスとしての一体構成ハードウェア(データベースサーバー、ストレージサーバー、ネットワークスイッチなど)とソフトウェアが事前に統合・構成されており、導入・運用をシンプルにしています。
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● スケーラブルな拡張性業務の成長に合わせ、データベースサーバーやストレージサーバーを柔軟に追加できるため、システム全体の拡張が容易です。
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● 高可用性と冗長性RAC(Real Application Clusters)や自動障害復旧機能を備え、システム全体の安定運用と継続的なサービス提供が可能です。
Oracle Exadataの特長
Oracle Exadataは以下のような特長を持っています。

キャッシュ機構
ファブリック

Oracle Exadataがビジネスの柔軟性を高め、IT戦略の迅速な実現を可能にします。
つまり、現在の運用を維持しながらクラウド移行が可能であり、クラウド移行にかかる時間とコストを最小化することができます。

※一旦アクティブにしたコアを非アクティブに戻すことはできませんのでご留意ください。
Oracle Exadata導入のメリット
Oracle Exadataを導入すると何か変わるのか?主に以下のようなメリットが得られます。
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1. パフォーマンスの向上ハードウェアとソフトウェアが高度に統合されているため、高速なデータ処理が可能になります。例えば、大規模データベースや分析クエリの応答時間が大幅に短縮されます。
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2. 運用効率の改善Oracle Exadataは事前に構成/検証済みのアプライアンスであるため、導入・設定の手間が削減されると同時に、本番稼働後の運用管理も簡易化されます。また、統合された監視・管理ツールの活用により、システム障害への迅速な対応も可能です。
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3. スケーラビリティの確保小規模のラック構成からフルラックまで、必要に応じて柔軟に拡張できる構成を選べるため、ビジネスの成長に合わせたシステムの拡張が容易です。
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4. コスト削減高効率なデータ処理と運用管理により、ハードウェアやソフトウェアにかかる総所有コスト(TCO)が削減されます。さらに、高可用性によりダウンタイムが最小化され、間接的な損失も防ぐことができます。当社の導入企業では、運用コストが最大75%削減、既存の15ラック相当のシステムを1ラックに統合し、スペースとコストを最適化したなどの例もあります。
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5. 高可用性と信頼性RAC(Real Application Clusters)や自動復旧機能を備えた設計により、システムの安定性が向上し、業務継続性が維持されます。
事例から見る導入効果
当社が導入のお手伝いをしたOracle Exadata導入のお客様事例では、実際に以下のような効果が得られています。
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Oracle Exadataを詳しく知りたいお客様へ
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ExaDB-XS | ||||||
ExaDB-D | |||||||
ExaC@C |
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Database Machine |
Oracle Autonomous Database
Oracle Autonomous Databaseは、Exadataを基盤に開発されたクラウドサービスです。
DBA業務の自律化を実現するサービスで、人的労働・人的ミスを排除し、手動でのチューニングを伴わない自動化を可能にする画期的な機械学習技術を利用することにより、コストを大幅に抑えつつ、比類のない可用性、高性能、セキュリティが手に入ります。
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アシストでは、Oracle Autonomous Databaseの活用もご支援します。ご興味のある方はぜひご相談ください。
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