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事例発表 情報活用セッション Vol.2

アシストフォーラム 情報活用セッション Vol.2

「企業の情報活用をアシストする」をテーマに、東京、大阪、名古屋、福岡の4会場でアシストフォーラムを開催させていただきました。その中から、情報活用に関する事例セッションをご紹介いたします。

目次

※社名五十音順で掲載


全社“見える化基盤”を構築
営業企画、経営管理、システム開発3部門奮闘記


糖尿病関連の医薬品で知られる医薬品メーカーの三和化学研究所。独立した主要システムのデータを一元化し、「経営視点での業務のあり方創造」をサポートする見える化基盤を構築した。

競争が激化する中、データは存在するものの、売上拡大のためにすぐに活用できないことが同社の課題だった。営業支援、基幹、実消化(卸が施設に売った時の売上高)、市場シェアなどの対外情報の四つのシステムが独立し、集計管理が煩雑だったためだ。そこで、経営管理部、営業本部、システム開発部が一致団結して、経営資源の投下状況と収益の関連を見える化し、PDCAサイクルを機能させるために、「マネジメントポータル再構築プロジェクト」を開始した。まず行ったのが、JSOL社のJ'sPATTOを基盤に、散在するデータの一元化である。各情報源からの182種類のデータ抽出にはDataSpider Servista等を、また分析データの見える化には、非定型分析用のQlikViewと定型レポート用のWebFOUCSを利用。その結果、経営管理部では経費進捗と差異の同時分析、営業本部では本部、支店、マネージャーの営業活動視点の統一などが可能になった。

今後は、SCMや生産現場にまでマネジメントポータル基盤を拡充するとともに、活用レベルの高度化を目指すと締めくくられた。

(発表会場:名古屋)

アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社三和化学研究所/株式会社JSOL

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IoTを活用した全社基盤構築による、製造プロセス可視化の取り組み


アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社島津製作所

島津製作所は142年にわたり分析・計測機器や医用機器、航空機器、産業機械など、社会の様々な分野で必要とされるサイエンステクノロジーを提供している。同社の業務システム統括部(業務とICTの一体的な改革を行うため、業務改革専門部隊とシステム構築導入部隊で構成された組織)では、IoTによる製造プロセスの可視化に着手。RFIDで収集した作業実績をQlikViewで解析し、生産性改善に活用するためだ。

島津グループでは簡単な操作でユーザーが解析できる点よりQlikViewを全社推奨BIのひとつとして、製造プロセスの可視化だけでなく、サービス実績情報管理、棚卸資産管理での利用も検討している。新たに構築したSPEC(Shimadzu Process Easy Collector)は、「どの作業者がどの製造オーダーをどの期間で作業したか」をRFIDアンテナで収集し、データをQlikViewと連携する。それにより製造実績を多角的に解析し、実工数の多い工程に注目し、その要因を調査、作業のムダ取りをすることで、工数の削減及び改善効果が確認された。

また、今後QlikViewで解析した結果を開発部門にもフィードバックし、製品の設計・製造品質の向上に活用していく。

(発表会場:大阪)

関連製品


情報システム部門からの提案!経営層と創る経営ダッシュボード


竹内製作所の代表製品であるミニショベルは、ベルリンの壁解体で活躍したエピソードを持つ世界有数の建設機械メーカーだ。製造にまつわる社内の業務システムは、受注・計画・開発設計・調達購買・生産・出荷・会計などサイロ化しており、データ連携や二重入力、手作業での運用がネックとなって、タイムリーな情報把握や情報分析に課題を抱えていた。

そこで全社最適な業務プロセスの再構築を決定し、システム間のデータ連携にDataSpider Servistaを採用。精度の高い統合データを得られる環境が整ったことを受け、情報システム部門は、以前から取り組みたかったデータの視覚化と情報活用を本格的にスタート。経営層にWebFOCUSによる経営ダッシュボードを提案し、ヒアリングや要件作成を繰り返しながら完成させた。工夫したポイントは、パッと見てわかるようにKPIの達成状況を視覚化すること。最初から全ての情報を見せるのではなく、気になった部分をドリルダウンする仕掛けにして、ユーザーそれぞれの気づきや分析ストーリー、次のアクションを促すようにした。経営層からは、数字の見方や意思決定のプロセスが変わり、今や経営判断に不可欠と評価されるダッシュボードを、実際の画面とともに紹介した。

(発表会場:東京)

アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社竹内製作所


成長戦略を支える次期バックオペレーション改革への挑戦


アシストフォーラム 情報活用事例 チューリッヒ生命

世界有数の保険グループであるチューリッヒ・インシュアランス・グループの日本支店として、生命保険事業を担うチューリッヒ生命。2013年に開始した全社変革を目指す「100日計画」により、2015年には月間新規申込件数が対前年比15倍となり、オペレーション現場は混乱を極めた。そこで、まずは業務改善で“ムリ・ムラ・ムダ”を排除した上で効率的にシステム化した結果、新契約業務の67%、保全処理業務の60%を削減し、当初の目標の50%を大幅に上回る劇的な生産性向上を実現した。

システム化にあたっては、「要件はシンプル、痒いところまでやらない」を徹底し、保全業務のうち、約2割をシステム化することで約8割の業務をカバー。アーキテクチャも、BRMSは“判断”、EAIは“つなぐ”など、各ソリューションにはひとつの役割を持たせるように単純化した。

こうして構築したシステムは、シンプルが故に部品化・サービス化が容易になり、同一のアーキテクチャ構成、同一のソリューションで複数の業務システムに再利用することも可能な作りとなった。今後は保険金支払いシステムへの展開を予定し、ますます“使い倒して”、バックオペレーションの更なる改善を積極的に進めていく構想だ。

(発表会場:東京)


グローバル在庫の見える化改革へ! ~「見せる」が改善活動につながる~


自動車のスパークプラグやセンサーの販売・製造で世界シェアNo.1を誇る日本特殊陶業。売上の約8割は海外という同社は、製造・販売・在庫のデータを取りまとめ、在庫に特化した見える化をEXCELで行い分析・報告することでグローバルでのサプライチェーンマネジメント向上に取り組んでいる。

しかし拠点によってデータフォーマットやデータの粒度が異なるため見える化までに時間を要し、容量過多による動作遅延の発生や、また決められた情報しかなく、資料が煩雑で関連性がわかりづらいなどの課題を抱えていた。

そこで、既存の見える化をBIツールによって実現するプロジェクトを発足し、QlikViewを採用。開発はSCM本部が行い、情報システムのサポートとアシストによるアドバイス支援を受けてトライ&エラーでノウハウを貯めながら開発を行い、既存の見える化のBIツール化を実現した。さらに拡張を加えた結果、「こんな見方をしたい」という要望にもユーザー部門で対応ができるようになった。

今回培ったノウハウを基に、よりスピーディーに見える化を行い、様々な仕事に携わる人たちが高度な分析ができることを目指し、サプライチェーンマネジメントの向上につなげていく。

(発表会場:名古屋)

アシストフォーラム 情報活用事例 日本特殊陶業株式会社

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サイト問い合わせ件数倍増!Webマーケティング視点のシステム連携とは?


アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社日本能率協会マネジメントセンター

「NOLTY」でおなじみの日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、人材育成支援事業、手帳事業、出版事業の三つの事業を展開。Webマーケティングで問い合わせ件数を3倍以上に伸ばしたJMAM流システム連携術についてお話しいただいた。

同社では、コーポレートサイトに加え、ソーシャルメディアなどのWebを使った情報発信や公式通販サイトを早くから展開していたが、事業部門ごとに構築されたWebサイトや個別の会員情報管理によりアップセル・クロスセルができずに機会損失が課題となっていた。

そこで2009年、複数サイトを一元管理でき、基幹や在庫管理システムとの連携が容易なNORENを採用しサイトを更改。サービス横断で商品検索が可能になった。2013年、サイトでの案件創出を目的にMAを導入したが、活用できない大量のリードが発生することになる。活用のためには、社内にある顧客情報との同期が重要だと判断し、昨年、MAを「Pardot」に入れ替え、問い合わせリードのスムーズな営業展開が可能になった。更にPardotとNORENを連携することで、ターゲット顧客の属性だけでなく、通販サイトでの購入履歴と興味関心に合わせたバナーの出し分けなどを実現。今後、クロスドメインでのサイト管理、多軸でのデータ分析によるサイト訪問者の把握などで更なる売上拡大を目指す。

(発表会場:東京)

関連製品


「売れる売場」とは何だ!?
数値+テキスト+画像を活用した店頭課題分析の「原点回帰」


あらゆる店頭課題を解決し売上を最大化する、インストアソリューションカンパニーのマックス。店頭営業活動を行うフィールドマーチャンダイザーが収集する店頭情報は宝の山であり、POSデータと掛け合わせることにより「何をすれば売れるのか?」という究極の目的に近づくことができる。そのため、店頭情報の活用支援は同社のビジネスを推進する上で重要な役割を担っている。

従来はデータ集計に追われて自由自在な分析は困難だったが、QlikViewの導入を契機にデータ分析部門とユーザー部門の共同作業により最適な分析環境を構築。直観的な操作による自在な分析が可能になり、集計時間を劇的に削減して集計中心から分析中心へシフトし、日々結果の探求が進んでいる。また、NPrintingによるレポートでは、画像情報を活用して売上・行動・状況といった異質のデータをつなげることにより、「どうやって売れたか?」の検証が、現場に行かなくても可能な状況が生まれている。同社では、QlikViewを既存のデータをつなげることにより新たな価値を生みだすものとして捉え、鍵を握るマスタ情報の鮮度維持に注力している。

今後はこれまでのノウハウを活かし、顧客向けの新しい分析プラットフォームサービスや店舗マスタの提供を推進していく。

(発表会場:東京)

アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社マックス

関連製品


ビッグデータの活用から現場/人を見る
~データ量に打ち勝つ大学病院の経営改善~


アシストフォーラム 情報活用事例 国立大学法人 琉球大学

沖縄県唯一の特定機能病院である琉球大学病院。昭和58年の開設以来、国立大学病院で唯一再整備未着手であり、現有設備で経営を維持する問題を抱えている。医療データは種類、量とも膨大でまさにビッグデータである。自ら経営分析業務を希望し、配属後、経営担当副病院長指導の下で様々な業務改革に着手した。膨大なデータを分析するためのBIツールとしてQlikViewを検討。当初、関連書籍や日本語ウェブサイトが少なかったため、英語の動画を参考にQlikViewを独学で習得し、導入した。

QlikViewの高速性により分析から問題点把握までの時間が大幅に短縮できた。但し、可視化により気づきを得ることは経営改善のプロセスの一部にすぎない。データを基に現場・関係者へのヒアリングを実施、職員の意識や組織間の調整など対策案を現場と一緒になって検討することで経営改善を実現した。

また、地図情報とオープンデータを使って県内の医療圏別件数の把握、地域医療の分析、他院とのベンチマークにはQlik Senseを活用するなど用途・目的に応じてツールを使い分けている。

BIツールは、分析手段の一つでありツールでしかない。現場・人を意識することが大切である。

(発表会場:福岡)


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