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事例発表 情報活用セッション Vol.1

アシストフォーラム 情報活用セッション Vol.1

「企業の情報活用をアシストする」をテーマに、東京、大阪、名古屋、福岡の4会場でアシストフォーラムを開催させていただきました。その中から、情報活用に関する事例セッションをご紹介いたします。

目次

※社名五十音順で掲載


IoTデータ活用!顧客への新サービスをAWSで実現した次世代衛生管理とは


イカリ消毒の衛生管理事業は業界トップシェアを誇り、顧客は工場や商業施設、病院、飲食店などあらゆる業界にわたる。

商品開発部オンラインチームは、顧客がWebサイトから施設の衛生状況を把握できる業界初のシステムをリリースしていたが、Web上の画面操作やオンプレ環境の限界から全面リニューアルを決定。新たなBIプラットフォームとして採用したのがWebFOCUS EVOだ。

異物混入や虫の発生は、顧客にとって大損失につながりかねない。そのため施設に設置したセンサー機器から虫や鼠の捕獲データや温湿度データをリアルタイムに監視し、原因や傾向を特定し分析できるデータ活用基盤として、WebFOCUS EVOは最適解だった。顧客は直感的な操作で施設全体の状況を把握できるようになり、提供側としてもAWS環境でのクラウドネイティブなアプリケーション開発と運用も両立。将来的には1万社の利用を見込んでいるため、ユーザー数フリーのライセンスも大きく評価した。

IoTをIkari Of Technologyと表現して会場を沸かせた講演では、最新テクノロジーを活用した情報活用の実例が共有された。

(発表会場:大阪、名古屋、東京)

アシストフォーラム 情報活用事例 イカリ消毒株式会社


調達からアフターサービスまで、環境創造企業を支えるBI基盤とは?


アシストフォーラム 情報活用事例 エスペック株式会社

最先端技術の発展を支える「環境試験器」の世界トップメーカーであるエスペックは、世界43カ国を網羅する海外販売ネットワークを通して高品質の製品やサービスを提供している。2010年、子会社との合併によるシステム統合の一環として購買システムの刷新に着手し、分析ツールとしてQlikViewを導入。購買実績を集計し納期遅延などを管理する「調達管理ツール」や、在庫量を適正化するための「在庫部品管理ツール」をQlikViewで作成した。また「部品発注支援ツール」を作成し、日々の作業量を3分の2に削減。2016年にはNPrintingも導入した。

同社の製品には標準品とカスタム品があり、標準品は汎用性は高いが差別化が難しく、カスタム品は特定顧客向けだが、差別化と囲い込みが可能で収益もより確保できるため、国内製造はカスタム品などの個別受注へとシフトしていた。ところが、カスタム製品の増加により増収減益であることが判明。そこで、QlikViewとNPrintingを活用し、進捗率が閾値を越えた物件を各担当者にメールで連絡し、予算残高を表示して「あとどれだけお金と工数を使えるか」を一目でわかるようにした。こうして、各担当者に原価進捗状況を意識させるという仕組みが出来上ったことで、カスタム品の収益性改善に期待が高まっている。

(発表会場:大阪)


膨大な管理会計データの連携処理を再構築!ETLツールで簡単・安価に開発!


エヌ・ティ・ティ・コムウェアは、電気通信事業を中心とした主要8社及び様々な業種業態のグループ各社で構成されるNTTグループの情報戦略を支え、「グループCIO補佐」としての役割を担っている。

管理会計システムの更改を機に最適なシステム再構築方法を検討し、将来的な拡張性の高さを評価してSyncsort DMExpress(以下、DMExpress)が採用された。対象のシステムは毎月約3千万件の管理会計明細レコードを加工・連携する、情報ゲートウェイとして重要な大規模システムである。コストの抑制、品質の確保、短期間での開発を重視し、当初はDMExpressの適用範囲を限定していたが、使い勝手の良さから適用範囲を拡大して開発は進行。プロジェクトメンバーは全てDMExpressの未経験者であり、プログラミング経験の浅いメンバーも含まれていたが、DMExpress独自の「スマートETLオプティマイザ」が大きな効果を発揮した結果、製造バグは一切発生せず、高性能・高品質なETL処理が実装された。優秀なエンジニアが不足し、経験の浅いメンバーがプロジェクトの多数を占めざるを得ない昨今、「スマートETLオプティマイザ」の採用は検討に十分値すると高く評価された。

今後はレガシーシステムの更改や、クラウドサービスとの連携システムへの適用も視野に入れている。

(発表会場:東京)

アシストフォーラム 情報活用事例 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

関連製品


データ活用による企業競争力への貢献 ~製造業におけるデータ活用~


アシストフォーラム 情報活用事例 OFFICE ARIYOSHI

元本田技研工業 IT本部の有吉氏より、グローバル展開や企業競争力向上に際しての同社におけるデータ活用の取り組みについてお話しいただいた。

Hondaフィロソフィーの三現主義(現場、現物、現実)は同社の強みだが、グローバル化や競争力強化においては、地域ごとに自立・独立した仕組みは地域連携の阻害要因となる。そこで情報精度を高め、地域間、拠点間の情報流を確立する取り組みが急務に。IT技術の進化やグローバル化/デジタル化に対応するための「攻め」の役割が求められたIT本部は、情報と技術を駆使してビジネスイノベーションを創出。企業情報活用をグローバルでリードする情報プロセス管理を目指すことで企業競争力を高め、Hondaの持ち味である現場力“考動力”はそのままにグローバル全体の「ガバナンス」を強化。トライ&エラー可能なクラウド環境でのデジタル分析により情報の可視化と分析をリアルタイムに行い、競争優位に導こうとしている。

現場と現場、経営と現場がリアルタイムに話ができなければグローバル化は難しい。ビジネスを加速するデータ分析ソリューションに期待していると有吉氏。製造業では現場の分析力が重要だ。データ管理による情報流を描き、ビジネスモデルの工程を管理、標準化し、データの関連性とデータ精度を向上させることが今後のIT部門の重要な役割と締めくくった。

(発表会場:名古屋)


データ連携によるIT変革
基幹業務からクラウド、グループウェアまで多様な連携を実現!


住宅および産業用分電盤やブレーカー、高圧受電設備等の生産・販売を行う河村電器産業では、ITの進化による文書の電子化と伝達方法の変遷に直面していた。営業現場ではグループウェア、SFA、データベースで情報を共有し、効率的に管理する仕組みができ上がっていたが、顧客から電子メールで受けた発注リストはこの流れから取り残されていた。

そこで同社はメールで受信した顧客からの受注データをDataSpiderを使いSFAに登録する仕組みを構築。そこからさらにDataSpiderを使って受注管理システムにつなげることで、営業マンの作業効率が大幅に改善された。

同社の工場では需要予測と営業担当が入手した顧客の発注予定情報をもとに計画生産を行っていた。ここでも、DataSpiderを使い、発注予定情報をタイムリーにSFAに登録することで短納期対応が可能になり、計画生産による在庫数の適正化につながった。

DataSpiderの利点はその開発スピードの速さにより、現場のモチベーションを途切れさせない提案ができることだと木村氏。システム化することで属人化を排除して業務効率化を実現し、今後さらに知識移譲を推進して情報システムのあるべき姿へ導いていきたいと語った。

(発表会場:福岡)

アシストフォーラム 情報活用事例 河村電器産業株式会社

関連製品


電力小売全面自由化における新たなパッケージビジネスへの挑戦


アシストフォーラム 情報活用事例 関電システムソリューションズ株式会社

関電システムソリューションズは関西電力の電気料金計算業務を主に行う会社として創業。現在は490の業務システムを構築・保守・運用し、1300万口の顧客を擁する関西電力をシステムの面から強力にサポートしている。

安定供給の確保、電気料金の最大限の抑制、需要家の選択肢や事業者の事業機会の拡大を目的に2016年4月より全ての需要家が自由化の対象となり、現在400社を超える小売電気事業者が登録され、今なお増え続けている。同社はこの小売事業者向けに長年の電力システムの開発・運用で培ったノウハウを生かした顧客情報管理システム「NISHIKI」を開発し、パッケージ・ビジネスに参入した。そのNISHIKIを導入する際に、顧客の多様なシステム連携ニーズやアドオン開発にDataSpider Servistaを活用。またNISHIKIと社外システムとのデータ連携や、既存の顧客情報システムとの連携にも活用している。これにより低コスト・短納期を実現し、自社開発のパッケージ製品という新たなビジネスモデルを確立した。今年7月には高圧需要家向特有の契約管理・料金計算の機能を搭載した新バージョンをリリース。エネルギー事業者向けソリューションとしてNISHIKIを息長く充実させていく予定だ。

(発表会場:大阪)

関連製品


ビジネスの変化に即座に対応できる高速システム開発のススメ


日本を代表するインターネット企業の一つであり、ビジネスの変化が激しく、スピードを重視しているグリー。同社の情報システム部では、コスト削減よりも企業の差別化要因を構築する「事業に貢献する業務システム」を目指して、内製開発の基盤整備を積極的に推進している。

事業のスピードに追従するために、可視性・開発効率・柔軟性に優れたBRMSの導入を決定し、特に開発の容易性を重視してProgress Corticonを採用。点在するデータソースとはDataSpider Servistaで連携する配置とした。

配信・契約形態が多様化し、既存システムでは対応が難しい新規ゲームの経理月次決算プロセスを自動化。業務と開発の担当者が一体となって開発することで、仕様決定からシステム反映までのスピードを格段に向上させた。作業工数を約70%削減しただけでなく、手作業を無くすことで計算ミスをゼロにするなど、業務の効率化と品質の向上に寄与。この実績を受け、人事マスタデータの連携の自動化など、様々な領域への展開が加速している。

BRMSの採用をきっかけに、開発プロセス自体を見直し、働き方や価値の出し方を変革することができたと藤咲氏は結ばれた。

(発表会場:東京)

アシストフォーラム 情報活用事例 グリー株式会社


全社的なデータ利活用の基盤を構築! ~スピード開発、スキル標準化を実現~


アシストフォーラム 情報活用事例 株式会社ゲオホールディングス

レンタルビデオ、リユースショップなどを全国に展開するゲオホールディングス。システム要員の異動やクラウド移行を経験する中、現場からのデータ要求の急増にどう対応したかについて発表された。

要員の減少により開発から運用保守まで一人当たりの負荷は3倍に押し上げられ、また開発標準が無くコーディングの属人化は当たり前、さらにクラウド移行に伴いプラットフォームの把握に工数が膨らむ中、現場が望むスピードには到底対応できない状況だった。そこで検討されたのがETLツールの導入である。多数のツールの中で、コストパフォーマンス、特定のデータベースベンダーに寄らない中立性、日本製、およびサポート体制を重視してDataSpider Servistaを選択。ノンコーディングでGUIで開発できるため要員育成が早く、開発管理のフレームワークが用意されているため属人化せず、何よりもクラウドサービス用の接続アダプターが豊富に用意されているためスピード実装が可能となった。これでビジネス部門の要求に応える機動力を手に入れたという。

ただ注意点として、ノンコーディングとはいえ、プログラムフロー設計の経験がある程度は必要と付け加えられた。「ツールは魔法じゃない。ツール導入だけで満足してはいけない」と強調された。

(発表会場:名古屋、東京)

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