事例発表 データベースセッション
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「企業の情報活用をアシストする」をテーマに、東京、大阪、名古屋、福岡の4会場でアシストフォーラムを開催させていただきました。その中から、データベースに関する事例セッションをご紹介いたします。
目次
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IHI基幹システム統合DB基盤を支えるExadata事例
株式会社IHI
財務部 業務変革推進グループ 課長 人見 陽二郎 様
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意思決定の透明性を高める!カブドットコム証券のデータ分析基盤とは
カブドットコム証券株式会社
イノベーション推進部 フロント事業グループ長 伊藤 充淳 様
システム技術部 基盤技術グループ 阿部 浩二 様
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クラウド活用とテスト自動化で工数削減と品質向上を同時に実現
関西電力株式会社
IT戦略室 情報通信センター 電力流通システムグループ 村上 富彦 様
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ODAによる基幹系システムと分析用DWHの「ニキビケア」3ステップ術
ザ・プロアクティブカンパニー株式会社
システム部 オペレーションズマネージャー 持田 健治 様
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生協宅配事業「コープデリ」の在庫管理システムをEDB Postgresで再構築
コープデリ生活協同組合連合会
情報システム第1システム部
黒須 喜則 様
企画担当 飯島 悦雄 様
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アベノミクス第3の矢を支えるVertica 国民皆保険制度を、子の代、孫の代まで存続させるために
株式会社データホライゾン
開発部 部長 波多野 伸幸 様
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Oracle Database 12c Release 2 最新情報とアップグレード成功のポイント
日本オラクル株式会社
クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud Platformビジネス推進本部
ビジネス推進第2部 部長 桑内 崇志 様
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ODAによる基盤刷新 ~人事クラウド+BPOを支えるインフラ~
ラクラス株式会社
常務取締役 村田 一 様
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OSSを最大活用し、可用性担保とパフォーマンス向上を実現 ~PostgreSQLレプリケーションを用いた冗長化~
ローム株式会社
次世代生産技術部 杉本 健 様
※社名五十音順で掲載
IHI基幹システム統合DB基盤を支えるExadata事例
日本を代表する総合重工業であるIHIは、航空エンジン、プラント、ターボチャージャーなど多種多様な製品を提供している。 |
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意思決定の透明性を高める!カブドットコム証券のデータ分析基盤とは
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大手ネット証券では唯一「システム内製化」を実現し、かつ「メガバンクグループ」に所属するカブドットコム証券。顧客の投資成績向上を実現するため、蓄積された膨大なデータの分析、活用が求められていた。しかし、データ分析基盤に本番データがロードされるのが翌日であり、帰宅前に分析を開始し翌日結果を確認するなど分析速度も遅かったため、取引中の異常値をすぐに分析するなどのリアルタイムな分析や、コールセンターの問い合わせ分析や投資信託コストの可視化などの様々な分析の試行が困難だった。 |
関連製品
クラウド活用とテスト自動化で工数削減と品質向上を同時に実現
関西を中心として電気事業を展開している関西電力は、電力やガスの自由化を受け、近年、ガス小売りや東京エリアでの電気小売りにも参入している。同社は、Oracle CloudとOracle RAT ※ を利用することで、DBサーバのリプレースやバージョンアップ時に必要となるテスト工程において、大幅な期間短縮と精度向上に成功した。 |
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- ※Oracle Real Application Testing
ODAによる基幹系システムと分析用DWHの「ニキビケア」3ステップ術
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ニキビケア化粧品のトップブランド「プロアクティブ+」を展開するザ・プロアクティブカンパニー(以下、TPC)では、基幹(受発注)システムにOracle Database 10gとDWH専用データベースを使用していたが、昨年8月に基幹の受発注システムの安定稼働と処理の高速化、および高度な情報分析用基盤としてOracle Database Appliance(以下、ODA)を採用。 |
生協宅配事業「コープデリ」の在庫管理システムをEDB Postgresで再構築
1都7県121箇所の配送センターから約6,000台のトラックで約5,500品目の商品を組合員の自宅に届ける生協宅配事業コープデリ。2010年のITロードマップ作成において、セキュリティ、開発手法の検討、運用標準の策定とともにITコスト削減が中長期的課題に。その解決策の一つがミドルウェアの中で最も高価なDBMSでのOSS活用である。 |
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関連製品
アベノミクス第3の矢を支えるVertica
国民皆保険制度を、子の代、孫の代まで存続させるために
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医療情報に特化した情報処理を事業とするデータホライゾンは、高齢化や医療技術の高度化によって年々医療費が増え続ける中、日本の医療を支える国民皆保険制度の維持、存続をデータ活用の面で支援している。 |
関連製品
Oracle Database 12c Release 2 最新情報とアップグレード成功のポイント
米Oracle社は毎年1,000億円を投じDB製品に関する新技術の開発や改善を行っている。最新版のOracle Database 12c Release 2では、300種類以上の新機能を追加。その中から、主要な三つの技術を中心にお話しいただいた。 |
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関連製品
ODAによる基盤刷新 ~人事クラウド+BPOを支えるインフラ~
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“All Cloud, All Digital”をコンセプトに革新的な人事BPO(Business Process Outsourcing)サービスを提供するラクラス。インソースを消費しないビジネスモデルを徹底的に追及し、顧客の社内経営資源消費を最小限まで削減。コアビジネスへの集中に大きく貢献している。 |
OSSを最大活用し、可用性担保とパフォーマンス向上を実現
~PostgreSQLレプリケーションを用いた冗長化~
「われわれは、つねに品質を第一とする」を企業目的に掲げる大手半導体・電子部品メーカーのローム。素材製造から製品組立、さらにはシステム開発までをできる限り自社で行うことで、徹底したトレーサビリティによる高品質を追及している。スモールスタートで品質データ管理システムを自社開発した同社。年々そのシステムの重要度が高まるにつれ、システムダウンが生産品質に深刻な影響を与える懸念も膨らみ、可用性の確保が急務となった。システムの冗長化に向けて、専用ハードウェアや仮想化ソフト、PostgreSQLの機能を用いた冗長化について調査を開始。比較検討した結果、PostgreSQLのレプリケーション機能を用いることで、商用DBに匹敵する高い可用性を持つシステムの構築ができると判断した。専用ハードに比べると、PostgreSQLはOSSであることから大幅にコストを抑えられるが、最も大きな決め手となったのは、長年に渡って自社内で培ったPostgreSQLの運用経験だったという。 |
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関連製品
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