サポート終了を迎えるIE11を仮想化で延命
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ガートナーレポート「クイック・アンサー:IEサポート終了に向けて何をすべきか」 (Harutoshi Katayama, 2 Aug 2021)にアシストが言及されました。
◎このページの目次
IE11サポート終了により企業が直面する「アプリケーション改修」の課題
Internet Explorer 11のサポートは2022年6月14日に終了へ
2021年5月19日、MicrosoftはInternet Explorer 11(以下、IE11)のサポート終了日程が2022年6月14日であることを発表しました。これにより、多くの企業で使用されているWindows 10端末上のIE11は事実上使用できなくなります。
また、Windows 10のバージョンによってはすでにサポート終了となっているものも存在します。
Windows 10 バージョン | IE11サポート終了日 |
---|---|
Windows 10 Version 1507~1909 | すでにサポート終了 |
Windows 10 Version 2004 | 2021/12/14 |
Windows 10 Version 20H2 | 2022/06/14 |
Windows 10 Version 20H1 | 2022/06/14 |
企業が直面する「アプリケーション改修」の課題
IE11のサポート終了により、IE11を動作環境としたWebアプリケーションを有する多くの企業が影響を受けることになります。
サポートが終了したIE11は、セキュリティ更新プログラム・サポートオプション・オンラインテクニカルコンテンツが提供されません。つまり、インターネット接続を行う環境でIE11を利用し続けると、様々なセキュリティリスクにさらされ、重大なセキュリティインシデントを引き起こす恐れがあります。そのためMicrosoftは、性能向上やセキュリティの観点から、IEの後継ブラウザであるMicrosoft Edgeを最新の状態で利用するよう呼びかけています。
バージョンアップができない場合の回避策として、Microsoft Edgeの「IEモード」が挙げられます。
IE11で利用されているレンダリングエンジンに切り替えて使用可能なため、IE11でしか動作しないWebアプリケーションを継続して利用できます。しかし、この機能は万能ではなく、前提条件やサポートされない機能が存在します。
- ●アプリケーション改修にあたって検討すべき項目(例)
1. 改修計画
・改修項目と業務タスクの洗い出し
・改修にかかる期間とコストの算出
・リリース時期の決定
・利用者含めた社内調整
2.アプリケーション改修
・修正点の確認
・修正コードの洗い出しとその修正
3.改修テスト
・改修後の動作テストとデバッグ
4.他システムとの連携
・システムテスト
・統合テストとデバッグ
近年、情報漏洩や不正アクセス、ウィルス感染といったセキュリティの脆弱性を狙われた攻撃が多発しています。
サポート切れのIEを業務で利用すれば、ゼロデイ攻撃などのリスクを抱えることになるのは言うまでもありません。
そこで、サポート終了後も安全にIE11対応サイトやシステムを利用する方法として、アプリケーション仮想化技術を使った「IE11の延命」と「セキュリティ対策」をご紹介します。
サポート終了を迎えるIEを「アプリケーション仮想化」で延命
アプリケーションを改修せず「IE11延命」と「セキュリティ対策」を両立できる理由
ユーザ端末は最新バージョンのMicrosoft Edge、仮想サーバはIE11を利用する場合
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ユーザ端末のMicrosoft Edgeは、常に最新バージョンを利用することで安全にインターネットへ接続します。 Webアプリケーションへ接続するために必要な旧バージョンのIE11は、仮想サーバ上へインストールします。
この仮想サーバはインターネットへ接続できないイントラネット内に配置することで、セキュリティリスクから保護します。 |
アプリケーション仮想化の利用イメージ
アプリケーション仮想化を利用した場合のユーザ画面(イメージ)はこのようになります。
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以上、「サポート終了を迎えるIEを仮想化で延命する方法」について説明しました。
本ページに関するお問い合わせや、「IEの延命」に関する詳細説明やデモンストレーション、お見積りなど、お気軽にご相談ください。
アシストが取り扱うアプリケーション仮想化製品
アシストは、アプリケーション仮想化を実現する製品を取り扱っています。
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Ericom Connect
第3のクライアント仮想化製品として、2012年6月から発売を開始。
「Ericom Connect」は2015年8月にリリースされました。
アシストが国内総代理店を務めています。
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Citrix XenApp
クライアント仮想化製品のデファクトスタンダード製品。
アシストは、最上位のCitrix認定販売パートナー「Platinum Solution Advisor」として、
2001年からの取り扱い実績があります。
製品によって、システム構成や利用イメージは異なります。 |
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