Operations Orchestration
Operations Orchestrationは、運用担当者のオペレーションを自動化する製品です。8,000を超えるテンプレートと使いやすいGUIで容易に自動化フローを作成することができます。
機能
Operations Orchestrationは、フロー実行環境「Operations Orchestration-Central」とフロー作成環境「Operations Orchestration-Studio」の2つのモジュールで構成されています。
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フローの実行、各種の実行の監視、レポートの生成などに使用します。Web ベースのUI と一連のAPI があり、管理者、エンドユーザー、インテグレーターがこれらにアクセスできます。 |
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GUIでの直感的な操作で、簡単かつスピーディーにフローの設計、デバッグ、パッケージ化ができます。また、ソースコントロール管理ソフトウェアへの統合や、プロジェクトの分割、マルチオーサリングなど、コード機能による自動化が提供されています。 |
デモンストレーション動画
大量のADアカウント作成自動化フローの作り方
この動画では、ADアカウント作成に関する課題「膨大な作業時間、作業人員の確保、転記ミスによる工数の増大」を想定し、
ADアカウント作成時間の比較
を通して、課題解決の方法をご紹介します。
※本動画は、音声ありでご視聴ください。
スピード重視の障害対応業務自動化フローの作り方
この動画では、
障害対応業務
に関する課題「膨大な作業工数、業務属人化、頻発する人的ミス」を想定し、Operations Orchestrationを適用することによる課題解決の方法をご紹介します。
※本動画は、音声ありでご視聴ください。
システム要件
システム構成
Operations Orchestrationの実行環境であるOperations Orchestration-Centralとデータベースをマネージャサーバに導入します。管理者はOperations Orchestration-Studioを使って作成し、オペレータ、エンドユーザはWebブラウザ経由でアクセスします。また、作成権限を保持したSEもOperations Orchestration-Studioを使ってフローを作成することができます。
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対応環境
Operations Orchestration-Central/RAS/SSX
カテゴリ | 対応 |
---|---|
OS |
・Microsoft Windows Server 2012 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2012 R2 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2016 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2019 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2022 (64 bit)
・RedHat Enterprise Linux 7.9(64ビット)
・RedHat Enterprise Linux 8.3(64ビット)
・RedHat Enterprise Linux 8.4(64ビット)
・RedHat Enterprise Linux 8.6(64ビット)
・RedHat Enterprise Linux 9.0(64ビット)
・SUSE Enterprize Linux 12.x(64ビット)
・SUSE Enterprize Linux 15.x(64ビット)
・Rocky Linux 9.3(64ビット)
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データベース |
・Oracle 19c
・PostgreSQL 12
・PostgreSQL 13
・PostgreSQL 14
・PostgreSQL 15
・Microsoft SQL Server 2016
・Microsoft SQL Server 2017
・Microsoft SQL Server 2019
・Microsoft SQL Server 2022
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Webブラウザ |
・Edge Chromium: 89.x
・Mozilla FireFox: 91.5.1 ESR 、95.x 以降
・Google Chrome: 96.x 以降
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Operations Orchestration-Studio
カテゴリ | 対応 |
---|---|
OS |
・Microsoft Windows 10 (64 bit)
・Microsoft Windows 11 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2012 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2012 R2 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2016 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2019 (64 bit)
・Microsoft Windows Server 2022 (64 bit)
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ハードウェア要件
モジュール名 | 要件 |
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Operations Orchestration-Central |
・CPU:1コア以上 推奨:4コア
(別にデータベースに2コア以上)
・メモリ:2GB以上 推奨:4GB
(別にデータベースに4GB以上)
・ディスク:4GB以上
(別にデータベースに50GB以上)
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Operations Orchestration-Studio |
・CPU:1コア以上
・メモリ:2GB以上
・ディスク:4GB以上
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Operations Orchestration-RAS |
・CPU:1コア以上 推奨:4コア
・メモリ:1GB以上
・ディスク:2GB以上
|
Operations Orchestration-SSX |
・CPU:1コア以上 推奨:4コア
(別にデータベースに2コア以上)
・メモリ:2GB以上 推奨:4GB
(別にデータベースに4GB以上)
・ディスク:2GB以上
(別にデータベースに20GB以上)
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- ※ディスク容量・メモリ量について、各モジュールやDBを同一マシンに導入する場合は推奨値を合算してください。
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