運用自動化でオペレーションミスを劇的に削減
もう放置できない。オペレーションミスが発生する現場の実態
システム運用における日々の業務では、決められた操作や手順を実施するだけではなく、業務処理によって発生した結果の確認、社内外の関係者への連絡、定期的に実施するメンテナンス、障害が発生した際のトラブル対応等、様々な業務が存在します。ビジネス環境の変化により新しいシステムがリリースされれば、確認、連絡、メンテナンス等の作業も増加することになります。
作業量が増加すると、作業を行う実担当者のみならず、作業をチェックする担当者の作業量も増加します。そして、一人一人の負担が増加すると「うっかりデータを削除した」「手順を間違えた」などのオペレーションミスを招くことになります。オペレーションミスによって業務遅延やサービスの不具合が発生してしまったら、IT運用に求められる「コスト削減」という命題から遠ざかることも否めません。
ジョブ実行や死活監視などのツールを利用することで運用業務の効率化を図る企業は多いですが、人によるオペレーションは依然として残っているのが現状ではないでしょうか。
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負のスパイラルと、オペレーションミスが減らない原因
人が作業する以上、ミスは起こり得るものですが、1つのミスが大きな損害をもたらしたり、責任問題に発展する恐れもあります。ミスを減らすために実担当者はさらに厳密なチェック体制が必要になります。チェック項目が増え、チェックする作業時間が増えると、実担当者のモチベーションにまで影響を及ぼしかねません。そのような状況の中で、またミスが発生すると、まさに「負のスパイラル」に陥ってしまいます。
作業プロセスを手順化したり、マニュアル化や標準化を行ったとしても、人が作業を行う限りオペレーションミスが大幅に削減されるわけではありません。オペレーションミスを削減するためには「作業はできるだけ機械化」し、「人は判断するだけ」という仕組みが必要です。
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オペレーションミスをなくす実践的な防止策。人に依存しない仕組みを
オペレーションミスの削減手段の一つとして、ランブック自動化(RBA*)ツールの導入が有効です。人が作業する部分(コマンド実行やファイル操作等)を予め1つのオペレーションフローとして登録しておくことで、作業者はボタンクリックだけで作業が可能になります。
また作業前に確認メッセージを表示したり、確認作業の完了後に、メール送信フォーマットが表示され、ボタン一つでメール送信といったことまで実現できます。
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Run Book Automationの略。運用管理に関する操作手順書に記載されている定型の操作を自動実行する技術のこと。
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このように、人が作業する部分をRBAツールに任せるだけでも、オペレーションミスは大幅に削減できます。それだけでなく、単純作業に担当者の時間を多く費やす必要もなくなるため、単純作業からの解放によるモチベーションの維持や業務の改善/新しいIT施策への取り込みなど、有効に時間を活用でき、結果として生産性向上にもつながっていきます。
もう後回しにしない!テンプレートを使ってすぐに始める運用自動化
アシストが取り扱うRBAツール「Operations Orchestration」は運用業務で発生する良くある処理を5,000種類のテンプレートとして用意しています。それらを1つのフローとして組み合わせるだけで、自動化を始められます。加えて、アシストでは、オリジナルテンプレートを提供しており、日々のオペレーションの自動化へすぐにお役立て頂けます。
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自動化までの工数を大幅に削減する、アシストオリジナルテンプレートとは
製品が提供する5,000種類のテンプレートをあらかじめフローとして組み合わせたものです。一からフローを作成する必要が無く、導入後すぐに自動化を開始できます。
Operations Orchestrationの詳細が知りたい方へ、資料プレゼント中!
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関連製品/サービス
Operations Orchestration
Operations Orchestrationは、運用担当者のオペレーションを自動化する製品です。8,000を超えるテンプレートと使いやすいGUIで容易に自動化フローを作成することができます。
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