Veeam

Veeamは、オンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド環境に対応したバックアップ/データ保護ソリューションです。ランサムウェアに備えた保護・検知機能に加え、バックアップデータの復元や移行を一元的に管理でき、セキュアな運用を支援します。
バックアップ運用におけるよくある課題
オンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド環境において、「最後の砦」であるバックアップ運用には、以下のような課題があります。
・戻せるかわからない不安
バックアップは取得しているものの復旧テストや演習ができておらず、障害時やランサムウェア攻撃を受けた
際に「本当に安全に戻せるか」確信が持てない。
・バックアップ時間の超過
増大し続けるデータ量とシステムの分散により、夜間帯など、当初予定したバックアップ時間内に処理が完了
しない。
・バックアップデータ自体への被害
バックアップデータがランサムウェアの標的となり、暗号化・削除されることで、そもそも復旧できなくなる
リスクを抱えている。
・ツール乱立と属人化
オンプレミスやクラウド、各システム毎などでバックアップツールが乱立。運用が属人化し全体像が見えない。
ハイブリッド環境のデータ保護プラットフォーム:Veeamとは
Veeamは、仮想環境、物理サーバー、クラウドワークロードを単一のコンソールで統合管理し、高速なバックアップとリストアによってRTO(復旧時間)とRPO(復旧ポイント)の短縮を実現します。
バックアップのベストプラクティスとも呼べる「3-2-1-1-0 バックアップルール ※」に基づいた、復旧不能リスクを最小限に抑えたバックアップ設計/運用が可能です。
※3-2-1-1-0 バックアップルールとは
3つ以上のコピー:本番データを含め、異なる場所にコピーを3つ以上保持
2種類以上のメディア:ディスク、テープ、クラウドなど、異なる種類のメディアに保存
1つはオフサイト:災害対策のため、1つのコピーは遠隔地やクラウドに保管
1つはイミュータブル or オフライン:ランサムウェア対策として、変更不可またはネットワーク切断状態で保管
0件のバックアップエラー:定期的な自動検証とテストリストアで、復旧不能リスクを最小限に抑える
また、バックアップ/リストア時のランサムウェアスキャン機能や、Linuxやクラウドサービスの機能と連携させたイミュータブル(書き換え不可)な保管により、ランサムウェア攻撃にも対応可能なバックアップをサポートします。「戻す」「移す」「守る」「見る」を共通基盤で提供することで、データ保護とクラウド移行・DR(災害復旧)対策を同時に推進できます。
Veeamの特長
Veeamには、下記4つの特長があります。
【戻す】高速かつ柔軟なバックアップ
イメージバックアップに加え、増分/合成フルバックアップで大容量データにも対応。重複排除と差分の再利用により、バックアップ時間とストレージへの負荷を削減します。
【移す】1つの基盤でVM移行とDR切替
バックアップと同じ仕組みで、VMware⇔Hyper-Vや、オンプレ⇔クラウド間のVM移行が可能。DRサイトへのレプリケーションにも活用できます。
【守る】ランサムウェア対策
Linuxやクラウドサービスの機能と連携させたイミュータブル(書き換え不可)な保管に加え、バックアップ時やリストア時のランサムウェアスキャン、振る舞い検知機能により、「安全に守る」状態を維持します。
【見る】監査・レポートとセキュリティの可視化
「Veeam ONE」により、24時間365日の統合監視を提供します。バックアップジョブの成功・失敗や、ランサムウェア感染の疑い(振る舞い検知)をダッシュボードで一目で把握できます。また、日々の保護状況や検知履歴をレポートとして出力し、セキュリティガイドラインや監査への対応を支援します。
Veeamの提供機能
【主な機能】
| カテゴリ | 機能・運用項目 |
|---|---|
| 基本機能 | バックアップ&リストア |
| レプリケーション | |
| セキュリティ(バックアップ時) | 簡易マルウェア検知(インライン検出) |
| イミュータブルなバックアップデータの保管 | |
| セキュリティ(リストア時) | ウイルス対策ソフトとの連携によるスキャン |
| YARAスキャン/高度なIoC | |
| 監査・分析(Veeam ONE) | 24時間365日の統合監視 |
| ランサムウェア感染アラート | |
| 運用管理(Veeam ONE) | 監査レポート作成 |
アシスト商材 × Veeam
アシストでは70を超える商材を扱っており、Veeamと組み合わせることでより強力なバックアップ基盤を構築することが可能です。
・ジョブ管理ツール × Veeam
Veeamにもバックアップの前後にスクリプトを実行する機能を備えているため、単体でも整合性を保った
バックアップ運用が可能です。
また、アシストでも豊富な導入実績を誇るジョブ管理ツール(JP1)と組み合わせることで、業務フローに
即した正確な前後制御や、他システムと一元化された統合監視が可能となり、より高度な運用自動化と
ガバナンスが実現できます。
・セキュリティ × Veeam
昨今の巧妙化するサイバー攻撃に対し、入口の対策だけでなく、侵入を前提とした「多層防御」の重要性が
高まっています。
アシストでは、最後の砦となるVeeamによる確実なデータ保護に加え、特権ID管理や脆弱性管理など、豊富なセキュリティ商材を組み合わせる、包括的なセキュリティ対策ソリューション を提供しています。
対応可能なプラットフォーム・保護対象一覧
Veeamが対応するプラットフォーム、バックアップ対象は下記の通りです。
| カテゴリ | 保護対象プラットフォーム |
|---|---|
| 仮想化基盤(ハイパーバイザー) | VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Nutanix、AHV、Proxmox VE、Red Hat、Virtualization(RHV)、Oracle Linux、KVM、Scale Computing、HyperCore |
| OS(物理、クラウド) | Windows Server、Windows Client、Linux(RHEL,Ubuntu,Debian,Rocky,Oracle等)、macOS、AIX、Solaris |
| クラウド&コンテナ | AWS(EC2,RDS,VPC等)、Microsoft Azure(VM,SQL,Files等)、Google Cloud(VM,SQL等)、Oracle Cloud、Kubernetes |
| アプリケーション データベース |
Microsoft SQL Server、Microsoft AD、Oracle Database、SAP HANA/SAP on Oracle、PostgreSQL/MySQL、MongoDB、IBM Db2 |
| NAS、ファイル | SMB(CIFS)、共有NFS、共有Windows/Linuxファイルサーバー |
- ※本リストは主要なプラットフォームを抜粋したものです。詳細な対応バージョンや最新のサポート状況については、弊社担当までお問い合わせください。
Veeam に関するお問い合わせ
Veeamに関する詳細説明やお見積もりなど、お気軽にアシストまでお問い合わせください。
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(お問い合わせ例) |
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