LDAP Manager
LDAP Managerは国産のID管理ツールとして、日本のお客様の要望を元に開発されました。日本企業に本当に必要な機能、設定をシンプルに実装しているため、低価格で無駄のないID管理環境が構築できます。
ID管理における課題
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ID/パスワード管理が煩雑
組織内の複数のシステムごとに、ユーザのIDが個別に管理されている状況が往々にしてあります。極端に言えば、一人のユーザに対して、システムが100システムある場合、そのユーザのIDは100個存在しており、それぞれ別々に管理されています。この状況は、管理者に多大な業務負荷を掛けるだけでなく、ヒューマンエラーを誘発する可能性が高い為、セキュリティが脆弱になります。一元的に管理出来ていないからこそ、IDの管理は煩雑になり易いのです。
また、ユーザIDが個別に管理されている場合、利用者自身のパスワード管理も杜撰になりがちです。利用者は多数のID/パスワードを記憶できずに付箋やメモなどに記載してしまうなど、リスクを増大させ管理者を悩ませる要因となってしまいます。
情報漏えいのリスク
管理が煩雑になっていると、あってはならないIDがシステム内に存在することがあります。例えば、既に退職しているユーザのIDが残っていたり、申請のないIDが存在していたりする状況です。そのような状況下では、残存しているIDを不正に利用され、情報漏えいに発展させてしまうリスクを抱えています。
ユーザの利便性を阻害
IDをそれぞれのシステムで管理している場合、システムを利用するユーザは、システムごとに都度ログインをしなければなりません。また、パスワードもシステムごとに異なる為、パスワードを記憶する負荷を掛けてしまいます。ID管理はユーザの利便性にも影響してくるのです。
LDAP Managerとは
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- 日本企業のために開発された統合ID管理ツール
LDAP Managerは、企業内にあるシステムのユーザ情報を一元管理する統合ID管理ツールです。LDAPサーバをメタディレクトリ*1として配置し、そこに集約されたユーザ情報を企業内の様々なシステムへ配布する自動連携を主要機能とした製品です。
メタディレクトリであるLDAPサーバに対しては、CSVファイルからの一括メンテナンス機能や、利用者および管理者それぞれ専用GUIからのリアルタイム・メンテナンス機能を通じてユーザ情報を登録することができます。
これらに加え、パスワード期限切れ警告メール送信等の定期メンテナンス・ツールなど、日本のユーザからの要望を基に、ユーザ情報の統合管理のために必要な機能を実装しています。
管理が煩雑になることや管理者・利用者への業務負荷、セキュリティの脆弱性などのID管理が抱える課題をLDAP Managerは解決します。
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*1
複数存在するシステムにあるそれぞれのID情報をとりまとめ、1つに集約したディレクトリを指します。
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LDAP Managerの特長
LDAP Managerは各システムと連携する際に、連携用モジュール「プラグイン」を使用します。プラグインを使用することで、開発不要、設定のみの連携が可能になります。OSはもちろん、Active Directoryやディレクトリサーバ、RDBMS、グループウェア(Notes、desknet's、ガルーン)などに専用プラグインが用意されています。 |
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プラグインの使用により、開発ではなく設定によりID管理が実現できます。設定方法もコンソール画面から行う為、利用者にとってわかりやすく操作性に優れています。導入、設定が簡単であるからこそ、短期構築が可能です。また、構築初期は連携対象を必要最低限に絞り、後々連携対象を増やすことも可能です。 |
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LDAP Managerの開発元であるエクスジェン・ネットワークス社は、国内メーカです。定期的なバージョンアップを実施しており、お客様の要望を敏感に取り入れ機能拡張をしています。また、他のID管理製品と比べ低価格であり、コストパフォーマンスに優れた製品です。 |
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LDAPManager+ID棚卸キットでID棚卸し作業を自動化
LDAP Managerのライセンスの考え方について
LDAP Manager の基本パッケージ、プラグイン、ライセンスなどの価格につきましては、お問い合わせください。
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