JENNIFER
JENNIFERはWebアプリケーションサーバのモニタリングのための、アプリケーション性能管理(APM)ツールです。ログ解析を必要とせず、アプリケーションの内部処理をダイレクトにモニタリングすることで問題の原因を劇的なスピードで切り分けます。
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Webアプリケーションの開発/運用における課題
多くの企業が基幹システムなど業務遂行に必要不可欠なシステムをC/SからWebへと移行しています。Webシステムは、Webサーバ/アプリケーションサーバ/データベースサーバの3層構成が多く、レスポンス遅延など性能に関する問題が起きた際、原因の切り分け/特定に時間がかかります。また、Webシステム開発時のテスト不足が、運用後に思わぬ性能低下を引き起こす可能性があります。
<具体的な課題>
■運用面
・ユーザからの問い合わせで初めてレスポンス遅延が発覚して対応が後手になっている
・OSリソース、アプリケーションログ、データベースログなど様々なデータを
突き合わせながら調査するため、非常に時間がかかる
・システムが複雑で、それらに精通した技術者しか対応できない
■開発面
・Webシステム開発時に、全てのアプリケーションで性能テストが実施できていないため、
運用後にレスポンス遅延が起きてしまう
・負荷テストを実施すると、レスポンス遅延することが分かったが、原因の切り分けに
時間がかかる
問題箇所の特定・品質向上には、アプリケーション性能管理(APM)が有効
これらの課題を解決するための方法として、アプリケーション性能管理(APM) という分野が注目されるようになりました。APMとは、サービス/アプリケーションのパフォーマンスを定量的に把握、コントロールし、ユーザに対し適切なサービスを提供できているかどうかを確認、監視する手法です。一般的な監視対象は、ユーザレスポンス、アプリケーションサーバのリソース情報とアプリケーションの内部情報( トランザクションと SQL 応答時間、エラー情報 ) などがあります。
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例えば、アプリケーション運用段階で応答時間に問題がある場合には、内部情報をもとに原因を迅速に特定します。また、蓄積した監視データから、アクセス数やリソースの傾向分析も可能なため、サーバ増強やリソースのプロビジョニング計画などの運用計画づくりに活かせます。さらに、アプリケーション開発段階では、結合テストにおいてAPM ツールを利用すれば、単体テストでは発生しない性能遅延を発見できるようになります。遅延しているアプリケーションや SQL を改修してリリースする、という統一した品質基準を設けることで、運用後の性能低下の発生を抑えることが可能となります。このようにアプリケーションパフォーマンス管理により、「ビジネスの視点によるサービスレベルの担保」、「障害対応の効率化」、「無駄のないキャパシティプランニング」を期待できます。
アプリケーション性能管理ツール「JENNIFER」とは
JENNIFERの3つの強み
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JENNIFERの導入実績
国内外あわせて約900社にのぼり、業務システムから大規模ECサイトまで多くの実績があります。
アシストは2010年からJENNIFERの取り扱いを始め、国内代理店の中での導入社数実績はNo.1です。(2015年8月現在)
<お客様の声>
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JENNIFERのデモンストレーション動画
<JENNIFERでシステムの全トランザクションをリアルタイム監視>
システムの全トランザクションをリアルタイムに監視し、遅延トランザクションのSQL実行時間を数クリックで特定します。遅延が発生した際の問題の切り分けを迅速に行えます。
<JENNIFERで過去トランザクションを追跡>
過去のTPS(トランザクション/秒)や応答時間、リソース使用状況をブラウザから参照可能です。
蓄積されたデータを活用し、問題発生時のすばやい対応を実現します。
JENNIFERについて、さらに詳しく知りたいお客様へ
次世代型ITサービスマネジメント変革ソリューション、ENISHI
「ENISHI」は、JENNIFERだけでなく、運用管理全般の課題解決に役立つアシストのオリジナルソリューションです。アシストが積み重ねてきた経験や実績からの工夫やナレッジを取り込み、知識体系やガイドラインだけでない現場発想型の効果的な改善アプローチを可能にしています。 |
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