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Dataiku

Dataiku(データイク)は、データの準備・分析・機械学習・運用・ガバナンスといったデータ活用に必要なすべてのプロセスを1つのプラットフォームで実現するサービスです。社内のあらゆる立場・様々なスキルをもった人たちでコラボレーションしながらデータ分析できる「データ活用基盤」としてご利用いただけます。現場の担当者から経営層まで、誰もが自分でデータ分析できるため、業務課題の早期発見、改善ポイントの特定、そして迅速な経営判断が可能です。 アシストでは、Dataikuと併せてお客様が目指すデータドリブンを実現するための伴走型支援もご提供しています。

Dataikuとは?企業のAI活用を支えるユニバーサルAIプラットフォーム

Dataikuは、データの準備、分析、機械学習モデルの構築、そしてAIソリューションの業務適用に至るまで、すべてのプロセスをノーコード/ローコードで統合管理し、企業のデータ活用・AI導入を包括的に支援するユニバーサルAIプラットフォームです。

データサイエンティストとビジネスユーザーの連携によるAIプロジェクト推進を実現する『全社的なデータ活用基盤』として、多くの企業に選ばれています。

Dataikuとは?イメージ

Dataikuが解決する、企業のAI導入を阻む「5つの壁」

企業がAI活用やデータ活用を進める中で直面するのが「技術の壁」「ツールの壁」「組織の壁」「人材の壁」「ガバナンスの壁」です。Dataikuはこれらの課題に対し、統合されたソリューションを提供します。


技術の壁

急速に進化するAI技術に追随するには、高度な専門知識とインフラ設計が不可欠です。最新技術の導入には専門的な知識が求められ、既存システムとの統合も一筋縄ではいかないため、多くの企業が足踏みしています。

また、PoCから本番移行に失敗するケースが多発しています。特にアルゴリズム選択からインフラ構築の段階でプロジェクトが停滞する傾向があり、これは高度なAI技術の実装・運用の複雑さに起因しています。

Dataikuならば、AutoMLやテンプレートを活用したシンプルな構築・運用フローにより、技術的障壁を大幅に軽減できます。


ツールの壁

データ分析、機械学習、生成AIなど、用途ごとに異なるツールが導入されるケースが多く見られますが、その結果ツール同士の連携が取れず、現場では情報が分断され、全体最適からは遠ざかってしまう“カオス状態”が各所で発生しています。

ある調査では、現在、平均8.3種類の分断されたツールが利用されていると言われています。このようにデータ収集・前処理・モデル開発・デプロイまでの各工程で異なるツールが使用されている状況では、ツール間の連携にかかるコストや、組織全体の生産性の低下が無視できない課題となっています。

Dataikuは、データ準備からモデル開発・デプロイ・監視までを単一のプラットフォームで完結させ、このようなツールのサイロ化を解消します。


組織の壁

ビジネス部門とIT部門の連携が不足していると、現場からうまれたアイデアやニーズを実行に移すことが難しくなります。

特に、データサイエンティストが用いる専門用語と現場の業務ニーズが噛み合わないことで生じる、部門間のコミュニケーションロスは、デジタル活用のスピードを大きく鈍らせる要因となります。

Dataikuは、共同作業を前提としたインターフェースを提供することで、このような部門の壁を超えたコラボレーションを促進します。


人材の壁

高度な数学的素養とプログラミングスキルを併せ持つ人材の獲得競争は激化しており、限られた専門家への依存がボトルネックとなり、組織全体のAI活用を遅らせる要因となっています。

また、AIを使いこなすには専門知識だけでなく、現場での実践的なリテラシーの両方が求められますが、多くの企業ではこうしたスキルを持つ人材が限られているため、一部の専門家に頼らざるを得ず、業務の属人化が進んでいます。この属人化が、組織的なデータリテラシーの育成を妨げ、AIの活用を一部署に限定させてしまうため、全社的な展開が進みにくくなっているのです。

Dataikuは、ノーコード/ローコードによって非専門家の現場ユーザーでもAIを活用できる環境を提供し、人材の裾野を広げます。


ガバナンスの壁

AIプロジェクトは、PoC(概念実証)までは進んでも、本番運用の段階で止まってしまうケースが少なくありません。その最大の原因の一つが「ガバナンスの壁」です。

従来の統制やリスク管理、コンプライアンスの確保といった基本的な要件に加え、近年ではAIエージェントのような自律的技術の登場により、ルール整備や責任の所在が一層複雑になっています。こうした状況下において、 AIを「安心して使える状態」にするための仕組み作りが、今まさに問われています。

Dataikuは、ガバナンス機能を標準で装備しており、PoCからスムーズな本番展開へのスムーズな展開を支援します。


Everyday AI Dataikuで実現するAIが「特別」でなくなる世界

企業全体でAIの価値を引き出すには、技術・ツール・組織・人材・ガバナンスといった「5つの壁」を乗り越えなくてはなりませんが、この壁を突破し、組織内の誰もがAIを使いこなせる未来を目指せるのがDataikuです。

その根底には「Everyday AI(エブリデイAI)」というビジョンがあります。これは、AIが一部の専門家だけのものではなく、誰もが日常業務の中で自然に使える世界の実現を目指すものです。

Dataiku ユニバーサルAIプラットフォームとして、単一のプラットフォームで全ての工程をカバーしています。これは、「5つの壁」を同時に突破する思想で設計されており、プロセス全体を統合的に最適化するアプローチで企業全体のAI活用の価値を引き出せます。


AI活用を全社に広げる鍵は、ハブ&スポークモデル

企業全体でAI活用を推進する鍵は、現場の創造性を阻害することなく、中央の組織が安心安全なAIの利用を促進する「ハブ&スポークモデル」と呼ばれる組織モデルの採用が重要です。
このモデルでは中央に位置するAI専門チーム(ハブ)が、基盤の整備やガバナンスを担いながら、各現場のビジネス部門(スポーク)が、現場の知見を生かしてAIソリューションを開発・運用していく構造です。

このモデルを支えるために、Dataikuには以下の2つの機能が備わっています。

データ&インフラ基盤層 データの収集・クレンジング・共有・セキュリティを一元管理し、
信頼性の高いデータ活用を実現する基盤
AI開発・
運用オーケストレーション層
モデルの設計から生成AI・AIエージェントの開発、運用、モニタリング、再学習に至るまで、
ライフサイクル全体を統合的に管理(オーケストレーション)

Dataikuは、この2つの機能にて中央集権的な管理と部門の自立性を実現しています。


Dataikuの主な機能と特徴

​様々なニーズに応えるDataiku ユニバーサルAIプラットフォームは、多様なツールやシステムが混在するエンタープライズ環境においても、データ準備からAIアセットの構築、そして業務への統合まで、全プロセスをシンプルかつ統合的に実現します。

開発機能

  • 生成AI・エージェント開発をエンタープライズ対応で実現
  • ガイド付きAutoMLによる精度の高いモデル構築
  • 結果の根拠まで追跡できる、信頼性の高いデータ分析機能
  • データ準備からモデル展開までを、単一環境でワンストップ実行

運用機能

  • AIプロジェクト全体を横断する、一元的なガバナンス管理
  • モデル、データパイプライン、AIエージェントの安定した本番運用機能
  • クラウド/オンプレミス環境を問わない柔軟なインフラ連携で、ベンダーロックインを回避

DataikuではじめるEveryday AI

Dataikuは、複雑になりがちなAI導入のプロセスを、シンプルかつ安全に進めるための、エンタープライズ向けAIプラットフォームです。データサイエンティストのような専門家から現場の業務担当者まで、すべての関係者が連携してAIを活用できる環境を提供し、企業のAI活用を次のステージへと導きます。


お問い合わせ

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