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契約書のリーガルチェックをAIで自動化し、法務業務を効率化したい

契約書のリーガルチェックを自動化し、法務業務を効率化したい

ビジネスのグローバル化やレピュテーションリスクの増大などにより、企業のリーガルリスクはこれまで以上に多様化・複雑化しています。このような状況下で企業競争に打ち勝ってゆくためには、経営にリーガルの視点が不可欠であり、リスク対応において法務部門が果たす役割は特に重要です。

企業法務業務が高度化する中、多様化・複雑化する法的問題をどのように捉え、迅速に対応するかが事故やトラブルを未然に防ぎ、今後の健全かつ持続的な企業成長の成否を決めると言っても過言ではありません。
このため現在法務部門では、経営と法務が一体となった戦略法務の実現に向け、いかに従来業務を自動化・効率化するかが重要な課題となっています。

【目次】

契約書のリーガルチェックと法務部門の問題

世の情勢が大きく変化することに伴い、契約審査や法律相談、訴訟対応など、法務部門の従来業務もそれに比例してその数は増加傾向にあります。特に「契約書のリーガルチェック」は、法務業務の中でも煩雑かつ多大な労力を要するタスクの代表例です。

自社の類型ならいざ知らず、取引先のひな型で受領した契約書を表示してみれば、各社特有の条文、条件が見られるため、担当者による内容の把握にまず多大な工数が必要なものです。また、社内の法務部門に於いて契約書のレビューを行うためには法律的な専門知識が不可欠であり、高いスキルを持ったプロフェッショナルな人材が必要ですが、いわゆる「ベテラン」と呼ばれる人や社内で弁護士資格を保有する方はそもそもそれ程多くはなく、リソースが圧倒的に不足しています。

契約書のリーガルチェックとリーガルテック

契約書のリーガルチェックとリーガルテック

契約書のリーガルチェックに纏わる問題を解決するために、「リーガルテック」の活用が考えられます。
リーガルテックとは、Legal(リーガル)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、リーガルサービスとIT技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。

つまり、ITを活用した法務関連サービスやシステムの総称で、主に法務部門業務の「プロセス改善」、
「デジタル化」、「サービス化」に寄与するもので、企業のデジタルトランスフォーメーションに繋がるものです。

しかし、リーガルテックの歴史は1970年代にまで遡れるにもかかわらず、スタートアップ企業の参入が繰り返されていますが、Fintechのように従来にはなかった革命的な新サービスが次々と産み出される状況には至っていません。

その中でも部門より依頼される契約書のリーガルチェックに焦点を当てれば、デジタル化やサービス化領域と比較してもその歴史はまだまだ浅く、プロセスを劇的に改善し、担当者の業務を劇的にフォローする汎用的なサービスやソフトウェアが存在しないのが実情です。

その理由は、契約とは様々な立場の組み合わせで成り立っており、サービスやソフトウェアの提供業者が策定した標準的な企業の契約リスク判定基準に照らし合わせてレビューを実施しても、締結する業務委託契約や秘密保持契約など、そのひな形、条項、内容は多種多様であり、また、取引慣行やその企業が重視するポイント、過去のトラブルなど、契約の背景に存在する事情を汲み取らなくてはならないためです。

契約書のリーガルチェックを効率化するルールベースAI

契約書のリーガルチェックをルールベースAIで自動化し、法務部門もデジタルトランスフォーメーション

このような背景下、契約書について改めて振り返れば、自社で作成したものか他社で作成されたもの2パターンしかないのが特徴で、手間がかかるのは取引先より受領した、定型ではない相手ひな型の契約書のリーガルチェックで、負担が大きいものです。

通常、取引先で作成された契約書のリーガルチェックは、法務担当者が相手先との関係を考慮の上、内容の把握、問題点の抽出、修正案の作成、確認のプロセスを行います。つまり、その知識は該当職員の頭の中や、部門の中に「チェックルール」として明確に存在していることもあれば、新たな判断が必要なこともあります。

この明確なチェックルールとは、受け取った契約書の法的妥当性、リスクの有無に加え、契約書自体の不備、自社にとって不利な条件などを判断するための知識です。

そこに明確なルールが存在するならば、その業務はルールベースAIでの自動化が最適です。ルールベースAIならば、自社法務部門の知識を集約したAIを短期間、低コストで構築し、契約書のリーガルチェックを効率化でき、法務部門のデジタルディシジョンオートメーションを強力に支援します。

参考記事:デジタルトランスフォーメーションとは?DXとAIによるディシジョン自動化の関係

自社法務部門の知識が集約されたAIを作る

自社法務部門の知識が集約されたAIを作る

ルールベースAIは、専門家の業務(特に審査系のチェック業務)自動化に活用されてきたIT技術で、アーキテクチャーの発表当時は「エキスパートシステム」と呼ばれていました。

Progress Corticon(プログレス コーティコン)はその商品名で、2000年より世界中の顧客で活用されているこの分野のデファクトスタンダードです。

Corticonならば、自社法務部門に蓄積された知識をそのままAIに移植し、リーガルテック活用による業務効率化を実現できます。現状のリーガルチェックノウハウ通りに、AIが契約書のリーガルチェックを代行します。



ポイント1
 人間が人間を育てるように、人間がAIを育てます。
 AIの育成に大量のビックデータ(契約書)や時間は不要です。
 自社独自の契約書リスク判定をAIに学習させ、AIはそれに合わせて契約書のリーガルチェックを実施します。

ポイント2 
 自社独自の基準に照らしたリスク判定自動化を実現します。
 独自の雛型や過去の契約内容、チェックリスト等のノウハウを活用し、自社独自のAIとして育てます。

ポイント3 
 業務の効率化やナレッジマネジメントとして、今後永続的に活用できます。
 契約書レビューの手間が大幅に削減されるとともに、ノウハウは社内に永続的に蓄積されます。 


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