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AEDAN

ルールベースAIを中核に据えた、業務自動化のためのフレームワークとソリューションです。

エンタープライズRPAとは


「エンタープライズRPA ® 」​ とは、

RPAで実現可能な単純作業の自動化のみならず、少々高度な業務エキスパートの判断を伴う作業をもAIなどの適切な要素技術を活用し、業務プロセス全体をエンタープライズレベルで高度に自動化してゆくこと。



このように、私たちは定義しています。

現在多くの企業でRPAの取り組みが加速しています。
その取り掛かりとして、RPAツールを活用したPC上の単純タスクの自動化事例が増えてきましたが、まだまだ組織には業務高度化の余地が多く残されています。

RDAとエンタープライズRPAの違い

ITを利用するユーザ部門がRPAを耳にしたとき、増加の一途をたどる単調タスクを効率化する夢のような仕組みと印象を持たれた方が多いかもしれません。これは、従来のシステム開発を伴うIT化とRPAを比較した場合、自らPC操作を記録するだけでいとも簡単に目の前の非効率な作業が自動化されるからです。

しかし、それは単純なPC操作に限定された話で、この部分のみ効率化が実現できたとしても、結局個の労働者のごくわずかな遊休時間が増えたに過ぎず、労働者の働き方や組織に及ぼす影響は非常に小さいものだと言わざるを得ません。

なぜならば、一つの業務は単一タスクの完了を以て終了するものではなく、いくつものプロセスや人の手を経て完結するもので、効率化がなされた領域はごく一部に過ぎないからです。ロボティック・デスクトップ・オートメーション(RDA)が実現するものは、プロセスの自動化ではなく局所的な「改善」です。

例えばRPAツールでダウンロードされた複数のデータは、その後職員や組織の明確なルールに基づく意思決定により加工、突合、条件分岐、チェックなどを経て、次工程で再活用されています。

RDAとエンタープライズRPAの違い

エンタープライズRPAとは?

これに対し、エンタープライズRPAは日々遂行される業務担当者の意思決定(ディシジョン)をAIで置き換え、プロセス全体を自動化することを目的としています。

特にルールベースAI は、フォームやデータベースを介して取得したデータを、業務のエキスパートと同様に情報を分類・加工、チェックするためのAIで、そのディシジョンをリポジトリで一元管理し共有、再利用する仕組みです。
オフィス業務に於いて、このようなディシジョン業務は全体の75%を占めると言われており、このディシジョンを可能な所からAIで置き換えることで、企業のデジタルシフトは急激に加速するのです。

エンタープライズRPAとは

このエンタープライズRPAアプローチは組織にコスト戦略と価値戦略の同時進行をもたらし、人が主体的に創造プロセスと定性的判断業務に向かえることを可能にするのです。

エンタープライズRPAの効果

エンタープライズRPAにより、情報の媒介業務(収集、整形、チェック、突合、入力等)は機械によって代用され、人より解放されてゆきます。

例えばバックオフィスの日常業務を例にとってみても、無数のデータ媒介タスクが日々発生しています。

例:
入金消込にAIを活用
経理でEBデータをダウンロードし、債権管理システムとのデータ突合用リストを作成し消し込む。

申請受付業務にAIを活用
事務部門では、各種申請の不備チェックをひとの代わりに実施し、後工程に繋ぐ。

請求処理にAIを活用
未回収を受けた事業部門では、その評価のため管理台帳と請求書などを突合し、誤請求の有無を確認する。

採用にAIを活用
人事では複数オンラインサイトより応募者情報をダウンロードし、応募者の分類や重複排除、1次選考を実施し、次工程を確定する。

このような「物理的なモノ」に対する判断ではなく、「デジタルデータ」に対する判断をエンタープライズRPAで置き換えてゆきます。
エンタープライズRPAは、ディシジョンをいかにAIで迅速に自動化するかがキーとなり、AIはAEDANソリューションに包括されています。

エンタープライズRPAの効果

エンタープライズRPAへの取り組みにより、今後の業務環境にも変革の波が押し寄せると考えられます。これに伴い企業や組織より淘汰される職種が出現されることは免れず、業務や組織の再設計が加速することで新たな職種が誕生し、人が本来能力を発揮すべき事業価値の創出に繋げられること。これがエンタープライズRPAの最終的な価値なのです。

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