TIBCO^® Data Virtualization

TIBCO Data Virtualizationは、仮想的にデータを統合し、高品質でスピーディなデータ提供を実現するデータ仮想化ソリューションです。 DXの実現に向けデータ活用の取り組みが社内で推進される中で、データ提供者にとっては迅速にデータを提供する手段を、データ利用者にとっては企業のあらゆるデータを容易に取得できる手段を一元的に提供するため、企業のデータドリブンへの取り組みを促進します。

データ仮想化とは

データ活用に向けて、ユーザーの要望に応じて仮想的にデータを統合し、分析をはじめとしたデータの利活用を促進するための基盤となる技術です。
従来のデータウェアハウスやデータレイクのように、物理的にデータの複製や加工、蓄積などを行うデータ統合手法ではなく、論理的なデータレイヤーを提供します。
これにより、データ提供者にかかる設計・開発といった作業負担や手間を大幅に削減し、データ提供までのリードタイムを短縮できます。また、データのアクセスポイントを一元管理してカタログ化することで、データ利用者のデータ探索にかかる時間を短縮します。

データ仮想化利用前

データ仮想化利用後

データ仮想化で解決できる課題

DX推進担当・IT担当者の課題

課題	解決策
ユーザーからデータ要望が上がるたびにDWHを構築する必要があるが、今のウォーターフォール型のアプローチでは、開発に時間がかかる上に途中で仕様変更が起こった場合に対応するのが困難。	データ仮想化を用いて、多様なデータソースをもとにアジャイルでビューを開発することで、ユーザーへの迅速なデータ提供を実現。また、開発はGUIで行えるため、開発効率を向上。

ユーザーへデータを公開することで社内のデータ活用を促進したいが、セキュリティ設定やデータへのアクセス権の管理が煩雑化している。	データへのアクセスポイントを一元化し、きめ細かなアクセス管理機能によってセキュリティとガバナンスを担保することで、安全なデータ公開が可能。

データ活用担当者の課題

課題	解決策
実行した施策の効果測定やネクストアクションを検討するために、常に鮮度の高いデータを利用したいが、都度IT部門へ依頼しないとデータを取得することができず、場合によってはデータが手元に届くまでに数週間かかることもある。	ユーザーがリクエストしたタイミングに合わせてリアルタイムにデータを収集するため、常に最新のデータをもとに分析作業を進められる。

社内にはどんなデータがあるのか？どこにデータがあるのか？が分からず、いつも決められたデータでしか分析できていないため、新たなインサイトを得にくい。	データカタログ機能により、利用できるデータの所在を把握できるため、必要な情報を簡単に検索して取得可能。また、リネージュ機能によりデータの来歴が確認できるため、いつのタイミングで更新されたデータなのかが確認できる。

TIBCO Data Virtualization とは

TIBCO Data Virtualizationは、多様なデータソースをひとつの論理的なデータレイヤーで提供するデータ仮想化ツールです。データを物理的に複製せずに仮想的に統合し、ビジネス要求に応じた鮮度の高いビューを公開することができます。

TIBCO Data Virtualizationとは

TIBCO Data Virtualization の3つの特徴

TIBCO Data Virtualizationは、以下の特徴をもってデータ仮想化基盤を提供します。

	仮想的なデータ統合

迅速なデータ提供を実現！

多種多様なデータソースを仮想的に統合し、アジャイルでビューを開発・公開することで、時間や手間を最大限におさえてユーザーへデータを提供します。
また、一度作成したビューは複数名で共有でき、ユーザーがデータ取得をリクエストした際にも、マルチデータソースへのクエリ応答の性能を向上させる機能によって素早くデータを提供します。

	データガバナンス

ガバナンスとセキュリティを担保！

ユーザーへ公開される全てのデータは、論理的な仮想レイヤーを通して提供されるため、業務に応じた細かなアクセス権の設定と、その一元管理が可能です。
これにより、データにガバナンスを効かせながら、ユーザーが自由にデータを活用できます。

	データカタログ

データカタログ機能を搭載！

接続されたデータソースや開発したビューの全てをカタログ化することで、ユーザー自身が社内にあるデータを自由に探索できます。
また、カラム名やテーブルなどのメタデータに加え、管理者やユーザーによって付与されたタグによっても検索可能なため、社内のデータ資産を最大限に活用できます。

TIBCO Data Virtualization 適用シーン

データのサイロ化を解消し、データ提供のリードタイムを短縮！

新たなデータソースをDWHへ統合することに工数と時間が掛かり過ぎる
全てのデータをDWHへ統合できず、以下のような課題が発生している

IT担当者
ユーザーから依頼があるたびに、都度手作業でデータを準備し提供しなければならない
データ利用者
必要なデータの所在を調べるところから始まり、データを入手したあとも時間をかけてデータをマージしなければならない

データ利用者は、分析作業ではなくデータを準備するための作業に時間が取られてしまっている
分析のために必要なデータをタイムリーに取得できない
データ加工スキルのある一部のユーザーしかデータを活用できていない

既存のDWHを活用しつつ、SoEなどの新たなデータソースはTIBCO Data Virtualizationによってデータを仮想的に統合

IT担当
アジャイル開発により、に新たなデータソースを仮想的に統合
データ利用者
TIBCO Data Virtualizationにアクセスすれば欲しいデータをリアルタイムに入手

データ利用者は分析作業に集中でき、事業判断のリアルタイム性と精度が向上
全従業員のデータ活用を支援し、データドリブンな企業文化を醸成

TIBCO Data Virtualization 導入検討ステップ

導入までの流れ

どのような製品か知りたい	製品紹介デモンストレーションデモンストレーションを交えて製品の特長をご説明します。

どのような製品か知りたい

製品紹介
デモンストレーション

デモンストレーションを交えて製品の特長をご説明します。

要件の整理、具体的な相談がしたい	提案書貴社ご要件を整理し、製品を利用した課題解決イメージをお伝えします。
POC 貴社環境に製品を導入し、実際に製品の評価を実施します。
お見積り貴社ご要件やPOC結果を元にお見積りします。

要件の整理、
具体的な相談がしたい

提案書

貴社ご要件を整理し、製品を利用した課題解決イメージをお伝えします。

POC

貴社環境に製品を導入し、実際に製品の評価を実施します。

お見積り

貴社ご要件やPOC結果を元にお見積りします。