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Fivetran

SaaSアプリケーション、データベース、ERP、ファイルなど、700以上のあらゆるデータソースから、クラウドDWH、データレイクなどに、ノーコードでデータを確実かつ安全に、自動で移動します。

Fivetranとは?

Fivetranは、オンプレミスのデータベースやSaaSアプリケーションなど、多種多様なデータをSnowflakeをはじめとする各種クラウドDWHやデータレイクに自動的に連携します。データの抽出からロードまでのデータパイプラインをノーコードで簡単に構築し、運用を自動化することが可能です。ELT(Extract、Load、Transform)の開発・運用コストを圧倒的に削減し、最新かつ信頼できるデータを迅速に活用できる基盤を構築することができます。
Fivetran社は2012年に設立され、全世界で非常に数多くの導入実績を持つフルマネージドのクラウドサービスを展開しています。


Fivetran ができること

1. 完全ノーコードでのデータ収集の自動化

700種類を超えるSaaSアプリケーション、データベースなどのコネクタを使って、数クリックで高速なデータ連携処理を開始することができます。複雑なプログラミングやジョブ作成を必要とすることなく、データソースで発生した差分レコードを自動的に検知して移送し、ターゲットDWHのデータを常に最新状態に保ちます。



2. メンテナンスフリーなデータパイプラインの構築・運用

Fivetranはコネクタの障害対応やAPIのバージョン変更、スキーマ変更の自動追跡など、これまで人手を介して実施する必要のあった煩雑な工程を全て自動化します。エラーやデータ不整合時にも自動修復機能を備えており、データパイプラインの障害発生におけるメンテナンス時間を最小限に抑えます。



主要機能

完全ノーコードでのデータ同期

  • 700種類以上の様々なデータソースからのデータを自動で抽出・統合し、データウェアハウスやデータレイクに転送します。
  • 複雑なデータ連携処理を作成する必要はなく、数クリックでのデータパイプラインの構築が可能です。
  • 未対応のデータソースには、By Request Programで新規データソースの開発をFivetran社にリクエストすることができます。また、Connector SDKによる独自コネクターの開発も可能です。
  • 最短1分間隔でのマイクロバッチによるデータ同期が可能で、常に鮮度の高いデータをクラウドDWHにレプリケーションすることができます。
  • 初回のみ全データを同期し、以降はCDCの仕組みを利用して増分データのみを取得することで、ソースDBへの負荷をかけず、データ統合を実現します。

高い信頼性と冪等性(べきとう性)の担保

  • 99.9%の稼働率と、障害発生時の自動復旧機能を備えています。前回のデータ同期処理の情報をチェックポイントとして保持しているため、人手を介したバックアップからの復旧等にコストを掛ける必要は必要なく、ターゲットDWHとの不整合が起きないように自動的にメンテナンスされます。

スキーマドリフトへの対応

  • データソース側でカラム追加やデータ型変更などのスキーマ変更が発生した際、自動的にターゲット側にも反映することができます(自動反映の要否は選択することが可能です)。自動的にスキーマ構造が変更されるSaaSアプリケーションにおいては特に有効な機能であり、手動でのスキーマ管理作業が不要となります。

データ変換

  • dbt(dbt Core・dbt Cloud)やCoalesceで作成したモデルを、Fivetranによるデータ同期が完了した後、自動的に起動し、データ加工を含む一連の処理を実行できます。
  • SalesforceなどのSaaSアプリケーションやS/4 HANAのコネクタ向けにQuickStart Data Modelsを提供しており、対象データを分析可能な形に変換することも可能です。

強固なセキュリティと柔軟なデプロイメントモデル

  • SOC1、SOC2、ISO27001、GDPR、HIPAAなどのセキュリティ認証を取得しており、データが安全に処理されることを保証します。
  • データは暗号化されており、ターゲットへの移送に際しても原則Fivetran社のクラウドには保存されず、データロード完了後すぐに削除されます。
  • 機密データは同期対象から除外する、またはハッシュ化して匿名化することも可能です。
  • PrivateLink・VPNトンネルなど、お客様のネットワーク要件に沿った構成を採用することが可能です。Hybrid Deployment(DockerやKubernetesでのコンテナ展開)による自社ネットワーク領域での構築も可能です。

利用料金

Fivetranは「Monthly Active Rows」(MAR:月間アクティブ行数)に対して課金します。
年間での利用予定に基づくMARを初めにご購入いただき、その後、利用分を消費していくコンサンプションモデルでのご提供となります。


料金の特徴

  • 初期同期(最初の履歴同期)は無料です。差分同期のレコード数に基づいて料金が決定されます。
  • ソースからデスティネーションへのコネクタによって、追加(Insert)または更新(Update)されたユニークなレコード数をカウントします。同じレコードが複数回Updateされても、同じ月内であれば1回のみ課金対象としてカウントされます。
  • 料金モデルは対数的にスケールし、ボリュームが増加するにつれて自動でディスカウントが適用されます。データ量が10倍に増加しても、料金は2~4倍の増加に留まります。
  • どのコネクタでも14日間は無料で使用できるため、利用開始前に対象のデータで必要なMARを算出することが可能です。

プラン

  • Standard・Enterprise・Business Criticalの3つのプランがございます。それぞれのプランで利用可能な機能、同期頻度、ネットワーク構成、セキュリティ、MARの単価等が異なります。詳しい料金体系や機能差異についてはFivetran社のサイト を参照いただくか、以下のお問い合わせフォームからご連絡ください。

お問い合わせ

Fivetranに関するご質問やお見積もりのご相談は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。



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