HULFT
HULFT(ハルフト)はファイル連携、データ連携ツールです。企業の情報システム内に混在するWindows、Linux、UNIXのほか、AWSやAzureなどのクラウド上のシステムで生成されるログデータやCSVファイルなどのあらゆるデータを、ファイル単位で安全、確実に転送します。
安全・確実なファイル連携
HULFTのファイル連携の基本は、1対1のホスト同士で行います。このファイル連携の要求発行は、配信側、集信側のどちらからでも行うことができます。また、1つのファイルを同時に複数拠点に転送する同報配信、ネットワーク資源を占有しない圧縮転送、間欠転送機能、転送中に異常が発生して配信が失敗した場合に、異常箇所から再度転送するチェックポイント機能など、数多くの機能を提供しています。 |
|
ネットワークの負荷軽減
間欠転送
転送データの1ブロックごとの転送間隔を配信管理情報に指定できるので、ネットワークを占有することなくファイル転送を行えます。
|
データ圧縮転送
転送データをHULFT 固有の方法で圧縮し、効率のよいファイル転送を行います。圧縮する/圧縮しないはファイル単位で配信管理情報にて選択できます。
|
運用の自動化
ファイルトリガ機能
特定のファイルへの更新(作成、削除、変更)をトリガに、ファイル転送処理、バックアップといった様々なジョブを自動起動することができます。
|
複数個所への同報配信
複数のホストへ同一の配信ファイルを一度の要求発行で配信することができます。
ホストは最大で1,000箇所まで登録できます。
|
複数ファイルを一括転送
一度の転送処理で複数のファイルを転送できます。
|
複数個所から同一集信
複数相手先ホストから同一種類のデータを同一ファイルIDで集信し、1つのファイルに追加書きすることができます。
|
集信ファイルの世代管理
前回集信したファイルを保存しておきたい場合、世代管理ファイルとしてデータを集信することができます。世代管理数は最大9,999まで指定できます。
|
データ転送異常時のリカバリ
チェックポイントからの再配信
データ転送に異常が起きた後に、再配信要求により転送は異常箇所から再開します。
|
受信可能通知
集信側の設定により、受信可能状態になったことを相手ホストに通知できます。
|
再配信・再送要求
転送上の問題が発生した場合に限り、ネットワーク復旧後、自動的に再配信処理を実行できます。また、集信側ホストが何らかの異常によりファイルを受信できなかった場合も、再送要求を発行して再度、相手先ホストの配信処理を起動することができます。
|
業務処理とのスムーズな連携
集配信前後のジョブ起動
配信前と配信後に登録されたジョブを起動できます。
|
メッセージを送信
ファイル転送の際に、ファイルの内容とは別にメッセージを付加できます。メッセージは集信ファイルのファイル名や後続ジョブの値として使用できます。
|
リモートジョブ実行
他のホストのジョブをリモートで実行できます。この機能により、分散環境における定型ジョブの集中コントロールが可能となります。
|
共有ファイルサーバ上のデータ直接集配信
ネットワークファイル対応
NAS(Network Attached Storage)サーバやWindowsファイルサーバに蓄積されたデータを直接集配信できます。
|
高度なセキュリティ
標準で暗号化機能を搭載
HULFTは、お客様のデータを安全に転送するために、標準で暗号化通信を実装。暗号方式は、HULFT暗号・AES(オプション製品)・C4S(オプション製品)の3種類から選択可能です。
|
転送データの盗聴、漏洩、欠落、改ざんを防止
秘密キー方式の独自暗号を採用
![]() |
---|
転送データは、ファイルIDごとに160ビットレベルの秘密キー方式の暗号化を行うことができます。また、ネットワーク上では独自プロトコルによる転送を行います。さらなるセキュリティ向上策として、アメリカ合衆国国立標準技術研究所(NIST)が認定したAES暗号化方式や、安全で処理速度の高いセキュリティ環境を、マルチプラットフォームで実現できるC4S暗号化方式に対応。
データ検証の精度が向上
転送データからハッシュ値を作成しデータ検証を行うことで、ファイルの転送で受信したデータと配信時に送られたデータとの整合性を検証。データの欠落や改ざんを検知します。
|
不正アクセスや操作ミスの特定、防止
詳細な操作履歴を自動管理
HULFTはファイルアクセスログやコマンド実行ログを自動管理。
「誰が・いつ・何をしたか」という詳細な操作履歴を記録できます
|
データセキュリティや、アクセス権限制御を強化
ネットワーク上のデータ漏洩対策をより強固にするために、内部データ通信のセキュリティを強化。HULFTのアクセス権設定をOSの権限設定と連動させ、厳密なアクセス制御が可能です。
|
ジョブ実行要求の受付を制御
要求受付側のホストの設定によって、ホスト単位でのジョブ要求やファイル転送を制御できます。
|
HULFTManager(HULFTの管理)
全部で10種類、主に集配信処理に必要なシステム情報を管理しています。設定内容は、HULFT管理画面もしくはパラメータファイルを使用したバッチ処理にて登録できます。
システム管理情報のID一覧、ID関連図、登録内容一覧表などが出力可能です。
また、集配信履歴や要求受付履歴、ジョブ実行履歴などを表示/ファイル出力ができるため、集配信業務の管理・運用が可能です。
HULFT Managerを利用した一括管理
|
システム要件
HULFTの詳細なシステム要件については、メーカーサイトにてご確認ください。
情報活用に関するその他の課題
- SAP S/4HANAのデータ活用基盤を短期間で構築する手法とは?
- SaaSをまるっと生成AIで検索!100超のSaaSアプリも瞬時に横断検索して、回答生成できる最強の使い方とは
- データパイプラインとは?用途に応じて最速の手法を
- Boxをまるっと生成AIで検索!Boxとあわせて100超のSaaSアプリも瞬時に横断検索して、回答生成できる最強の使い方とは
- Zoom会議の録画「後」をもっと簡単に!| Panoptoの新しい解決策
- DXや人材育成に欠かせないリスキリングとは? 動画コンテンツが早期育成のカギ
- Zoom会議の録画方法|ミーティングを録画したら保存や共有はどうする?
- YouTubeは企業の動画活用に最適なのか?
- 非定型に強い!!AI OCRで紙の帳票をデジタル化し、DXを推進する方法
- ローコード開発のススメ!ローコード開発ツールやリーンキャンバスについてわかりやすく解説
- 医療現場の情報活用、その具体的な取り組み方法とは
- 契約書のリーガルチェックをAIで自動化し、法務業務を効率化したい
- RPAも、人と同様にミスをする。
- データマネタイズによる競争力強化とは
- 申込や申請時に多い不備を削減し、受付業務を効率化したい
- 軽減税率対応の今だからこそ、全社共通の税率計算エンジンを
- 入金消込を自動化・効率化し、経理部の生産性を向上させたい
- バックオフィス業務を自動化して生産性を向上したい
- 生命保険 引受業務を最大限に効率化する BRMS
- AIで履歴書やエントリーシートを自動チェックし、採用活動のさらなる迅速化と正当化を実現
- RPA?DXを見据えて業務を自動化し、組織の生産性を高めるために必要なこと
- 資産運用での法令や社内規定の遵守を徹底したい
- コンフィグレータで正確な製品構成を作成
- 料金誤請求リスクをルールベースAIが撲滅
- セルフサービスBIの導入
- BIシステムのリプレース
- 超Excel分析ツールの活用
- RPA+AI連携(インテリジェントオートメーション)で、業務をシームレスに自動化
- セルフサービス型BIツールとビッグデータを組み合わせて情報活用をさらに加速させたい
- 高速でコストパフォーマンスの高いBI基盤を構築
- 業務レポート作成のスピードアップと脱「属人化」
- Excel(エクセル)とデータベース(db)の連携を完全自動化!
- CRMへのデータ連携
- レガシーシステム~マイグレーションにおける処理性能の維持~
- サイトリニューアルの要件定義の流れは? RFP(提案依頼書)に盛り込む内容を解説
- サイトリニューアルの手順を解説! リニューアルのタイミングや注意点とは
- Salesforceとのデータ連携がよくわかる!
- AWSとのデータ連携がよくわかる!
- SAPとのデータ連携がよくわかる!
- バッチ処理の高速化
- kintoneと他システムのデータ連携(API連携)
- バッチ処理のパフォーマンス改善
- Lotus Notesデータの二次利用
- DB内で実装したバッチ処理の遅延
- ActiveDirectoryと各システムのユーザID統合
- ビッグデータ・プラットフォームに簡単に接続したい
- IoTにおけるデータ連携
- Salesforceにリアルタイムにアクセスしてデータを活用したい
- BRMSツールによるシステム開発で保守性と品質を高める
- デジタルトランスフォーメーションとは?AIによる業務判断の自動化とDXの関係
- 【CMS】Webサイトの改善/課題解決
- 2024.10.1
アシスト、HULFTの24時間365日サポートサービスを提供開始
- 2024.6.3
アシスト、「2023 Saison Technology Partner Award」において「Best Partner of the Year」を受賞!
- 2024.5.14
アシスト、独自の「HULFT Square接続検証サービス」を無償で提供開始
- 2024.1.10
アシスト、日本発のiPaaS「HULFT Square」を提供・サポート開始
- 2023.6.16
アシスト、「2022 HULFT Partner Award」において「Best Sales Award」と「Best Technical Support Award」をダブル受賞!