Progress Corticon
人工知能(AI)研究から派生した、ひと(エキスパート)の知能を擬似的に実現させるシステムです。
国内事例
KDDI株式会社
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KDDIでは、法人向けビジネスセグメントの契約事務処理の効率化と生産性向上を目指し、ルールベースAIのProgress Corticon(以下、Corticon)を導入。契約に伴う膨大で複雑なルールを精緻化して実装し、従来人手に頼っていた申し込み内容の精査やシステムへの登録、エリア判定などの判断業務を自動化しました。大幅な工数とコスト削減のみならず、処理ミスの撲滅や担当者の心理的な負荷軽減も実現。今後はさらに適用範囲を広げて部門全体のDXを目指しています。
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SB C&S株式会社
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“「変化」を「進化」に。”をテーマにデジタル化による業務改革を推進するSB C&S。 個別に最適化された財務・経理システムがもたらすロジックの肥大化や属人化の課題を解消すべく、Progress Corticon(以下、Corticon)とDataSpider Servista(以下、DataSpider)を採用し、新たな業務基盤として新会計ERPシステムを構築。業務改革とシステムのスリム化を実現するだけではなく、ニューノーマルに向けたペーパーレス化を推進しています。 |
KDDI株式会社
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通信を中心としたサービスで、顧客の日常やビジネスを豊かにすることを目指すKDDI。法人向けネットワークの開通に関する事務処理では、以前からRPAツールによる効率化を図ってきましたが、紙の申込書類も多く、業務の一部のみの自動化にとどまっていました。そこで業務上の高度な判断も自動化できる「AEDAN」と組み合わせることで、RPAの領域を拡大し効果を格段に高めることができました。 |
株式会社アシスト
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マルチベンダーのソフトウェアを販売・サポートしているアシストでは、コンフィグレーションルールが複雑な製品の見積作成タスクが営業部門の労働生産性を下げる要因となっていました。そこで、AEDAN for コンフィグレータ を用いて、基幹システムのサブシステムとして見積支援システムを約3ヵ月間で構築。速く正確な見積もりが作成できるだけでなく、見積作成時間を最大78%削減することに成功しました。 |
日新火災海上保険株式会社
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日新火災海上保険株式会社では、保険商品の開発から市場投入までの期間を短縮するため、開発効率/保守効率の高いシステム構築が求められており、その対策としてBRMS(ビジネスルール管理システム) を導入。複雑なビジネスロジックを持つ「労働災害総合保険」の保険料見積りシステムの開発期間を、従来型開発に比べて約30%短縮することに成功しました。 |
チューリッヒ生命
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チューリッヒ生命(チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)では、バックオフィスの業務改善が喫緊の課題でしたが、全社変革を目指す「100日計画」の一環として、新契約システムを刷新。業務の効率化、システムの柔軟性、コスト削減を実現しました。システム化構想の基本方針である、情報や判断の「セントラライズ」とデータの「清流化」を支えたのは、アシストが提供するProgress CorticonとDataSpider Servistaでした。 |
株式会社UCS
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ユニーグループの総合金融サービス会社として、クレジットカード事業をはじめとする金融サービスを幅広く展開しているUCS。同社では、法改正による審査基準の変更について迅速かつ柔軟に対応できる入会審査システムを構築するため、「Progress Corticon」を採用。1ケタであった自動審査率を実質70~80%に向上させるとともに、システム変更時の開発期間とコストの大幅削減を実現しています。 |
海外事例
Unum <保険/アメリカ>
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査定や支払などのさまざまな主要業務における
頻繁なビジネスルールの変更にかかるコストを大幅に削減
障害給付などを提供するUnumは、顧客が簡単にUnumの商品やサービスの利用申請ができるポータル「Simply Unum」を構築しました。しかし多岐に渡る商品を持ち、ビジネスルールは頻繁に変わるため、ルールの管理ができておらず、ツールの追加や変更に大幅な工数がかかっていました。システム化できず、人手による対応をせざるを得ないこともあり、業務工数も増加していきました。様々な方法を試したUnumがたどり着いたのが、Progress Corticonでした。業務担当者でも、3日間の基本トレーニングを受講すればすぐにルール作成に取り掛かれるという圧倒的な使いやすさによって、Unumの様々な業務に展開され、企業全体として業務効率化を実現しています。
ペンシルバニア州社会福祉局(DHS)
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- 社会福祉サービス適格決定システムの自動化による 生産性と市民サービスの向上
ペンシルバニア州社会福祉局(DHS)は、州市民により良いサービスを提供するため、旧来の電子顧客情報システム(eCIS)の性能を最適化する大規模な技術改革計画を実施し、統合適格システム内の適格決定プロセスの裏側のルールとロジックを自動化するため、ビジネスルール管理システム(BRMS) Progress Corticonを採用しました。導入前はどんなルール変更を行う場合もIT技術者に依存し、完了するのに数週間から数ヶ月を要することもありましたが、Progress Corticonによって数時間から数日でルールを変更が可能になりました。生産性、敏捷性の改善により、法律の変更にも、より迅速に対応することが可能になり、市民サービスを向上することができました。
California Association of Realtors(カリフォルニア不動産協会/C.A.R.)
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- 複雑で変化する不動産取引フォームの正しい選択の自動化を実現
カリフォルニア不動産協会(C.A.R.)では、加盟している不動産仲介業者に対し、取引毎に異なる正しい不動産取引フォームの組合せをアドバイスするサービスを法務担当職員が年間で約6万件提供していました。このため、ウェブベースのアドバイスサービスを、Progress Corticonを採用して約5ヶ月間で構築し、20万近いユーザに公開。取引フォームの間違いから発生する不動産仲介業者の訴訟リスクの低減、開発生産性の向上、維持/変更管理の高速化や簡易化を実現しました。
BROCACEF <医薬品/オランダ>
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- たった2ヵ月で手に入れた保険会社への完全自動請求プロセス
Brocacef グループは、オランダに本社を置く大手医薬品流通業者であり、オランダ全域に薬局チェーンの「BENU Apotheek(ベヌ・アポテーク)」を展開しています。同社では1年に1,000万回以上の価格計算を伴う複雑な医療保険償還システムを管理するために、ルールベースAI Progress Corticonを2ヵ月間で実装しました。Progress Corticonにより、ルール変更の実装にかかる時間を1.5週間から1.5時間に削減。現在、ベヌ・アポテークでは、医薬品の仕入価格や個々の保険会社の償還ルールなど4,000の異なる要素に基づき、迅速かつ正確に請求書を作成してします。コストとエラーを削減しながら、利益性と顧客満足度の向上を実現しました。
COLUMBUS STAINLESS <鉄鋼/南アフリカ>
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- ビジネス部門とIT部門の協調で生まれた俊敏性のある生産計画システム
COLUMBUS STAINLESSは、1966 年に設立された南アフリカ共和国のステンレスメーカーです。ステンレス鋼は生産計画システムに俊敏性があれば大きな利益を産みますが、残念なことに老朽化していました。そこで、鉄鋼生産計画管理システムの一部として、迅速に対応でき費用対効果の高いビジネスルール管理のためにProgress Corticonを採用。原材料レベルから発注量を算出して発注処理対応を効率化するなど、ステンレス鋼生産における俊敏性を確保し、加速する市場環境で高い利益率を維持できるようになりました。
D-REIZEN <旅行/オランダ>
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- 競争力を維持するためにビジネスマネージャがルール変更をシステムに反映
オランダ最大の独立系の旅行会社である D-reizenでは、旅行業の市場で競争力を保つため、例えばウェブサイトの支払ルールが変更になった場合に、システムに新たなレベルのスピードに対応できるくらいの柔軟性を必要としていました。そこで、ビジネスルールとコードを分離し、バックエンドアプリケーションやウェブサイトのコードを修正することなく、技術者ではないビジネスマネージャがルールを変更できる、ルールベースAI Progress Corticonを導入することにより解決することができました。その結果、新しい支払ルールを市場に投入までの時間を、従来の5日間から2、3時間に短縮することが可能になりました。
VITAL BOX <ヘルスケア/ブラジル>
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- 医療危機に立ち向かうビジネスの障壁を壊したProgress Corticon
ブラジルで公衆衛生に取り組むソーシャルビジネス企業であるVITAL BOXは、既存のパーソナル・ヘルス・プラットフォームを拡張し、急速なビジネス成長を可能にするためにProgress Corticonを使用しています。Corticonは、オープンソースを含む競合ソリューションを抑えて選択されました。その理由は、使いやすさ、拡張性、IT部門でないユーザのアクセスしやすさなどがあります。また、Progress社が長期的な成功を確実にするためにVITAL BOX社との提携に熱心に取り組んだという理由もありました。VITAL BOXはProgress Corticonにより、以前は6時間かかっていた新しいルールの開発、展開を10分以内に行うことができ、市場投入までの時間を大幅に削減できました。VITAL BOXでは、開発、維持サイクルを90%削減することを期待しており、さらに、わずか数ヶ月の間にユーザ数を16,000人から60万人に 拡大することを計画しています。
DBS<金融/シンガポール>
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- 大手銀行に正確で柔軟な信用評価プロセスを実現させたProgress Corticon
シンガポールを拠点とするDBSは、アジアにおける大手金融サービスグループであり、シンガポールと香港においては100万社以上の小売顧客を含む400万人以上の顧客が利用する大手消費者銀行です。DBS銀行では、消費者ローンと商業融資の両方の活動を支援するための、信頼性が高く、正確で柔軟な信用評価プロセスを提供するためProgress Corticonを採用しました。CorticonはDBS銀行の主要マーケットで競争力ある融資事業において、手作業に代わってスピーディにクレジット・レポートを提供し、さらに意思決定のための信頼性の高いプラットフォームを提供しつつ、市況やデータ変更に伴うルールの適用を可能にしました。
Macintosh Retail Group
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- クロスチャネルでのシームレスな顧客体験を実現 <服飾小売/オランダ>
今日の小売業者にとって、クロスチャネル統合は、競争する上で不可欠なものとなりつつあります。Webとモバイル技術の急速な普及により、いつ、どこで、どのように購入するかに関して、顧客はこれまで以上に支配力を持っています。顧客がオンラインとオフラインのチャネルを簡単に行き来することができるような、スムーズな体験を提供できる小売業者は、勝ち組となることでしょう。
マッキントッシュ・リテール・グループ(MRG)はこの事実を早い時期に認識し、顧客に可能な限り最良の買い物体験を提供することに着目し、クロスチャネルビジネスと技術戦略を展開させています。MRGは、ベネルクスやUK地域に1,000以上の店舗や数々のオンラインショップを持ち、販売力とBrantano、Dolcis、Jones Bootmaker、Manfield、Invito、Scapino、PRO 0031、Steve MaddenやIntreza を含む製品ブランドを誇ります。
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- バックオフィス業務を自動化して生産性を向上したい
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- RPA?DXを見据えて業務を自動化し、組織の生産性を高めるために必要なこと
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- 料金誤請求リスクをルールベースAIが撲滅
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- 超Excel分析ツールの活用
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